静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

農林水産省研修生報告会第3回

2018年10月18日 09時50分12秒 | 授業・講演

Youtubeの学園チャンネルに新しい動画をアップしました。
https://www.youtube.com/channel/UCsItlPZhzc98RK7zhYqUOow
マグロ漁船の水揚げです。
迫力あるマグロの水揚げをご覧ください。
火せんの着火訓練と海上での救命筏の膨張と乗り込み訓練もどうぞ!
全国放映された、こちらも必見!
https://www.youtube.com/watch?v=5EnPWBobwLM

今年の農林水産省研修生報告会の3回目。
今回は男性二人。
Sさんは学園の他、浜名湖のカキ養殖、静岡市用宗のシラス漁を体験。
シラスは天候の良い時期に恵まれ、船酔いしなくて良かったみたいです。


もう一人のYさんは学園の他、浜松のアカムツ漁、西伊豆のイカ漁の体験。
イカ漁は天候が悪くて出漁できず、漁協直営食堂を手伝ったそうです。


研修先の漁業者も来てくれました。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
11月下旬からは、遠洋航海実習で生徒が不在となります。
生徒の様子を見学したい方は、11月中旬までの平日にご来園ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
今年の研修もお終い・・・じゃないんです。
今月末からミクロネシアから研修生4名が来ることになっています。
実はこの人たち、日本語はもちろん、日本のことをほとんど知らないそうです。
漁業の経験だってありません。
通訳はつくのですが、果たしてどうなるか???
研修内容はカツオ一本釣りに関する実習に限られます。

遠洋漁船には多くの外国人船員がいます。
そのほとんどは、キリバス、インドネシアの人たち。
来日前に日本語を勉強しています。
日本の生活習慣も知っています。

学園の研修後は遠洋カツオ一本釣り漁船への就職を想定します。
日本人とのコミュニーケーションはもちろん必要です。
その上、いっしょに働くのはインドネシア、キリバスの人たち。
彼らとうまく付き合えないと、たちまち孤立です。
人のメンタル【精神状態】なんて、孤立(こりつ)すると、簡単(かんたん)に壊(こわ)れます。
だからこそ、学園では1年かけて集団生活でやっていく術(すべ)を身につけるんです。
ミクロネシア人のことは分かりませんが、これはどんな国、人種でも同じはず。
まずは、学園の実習で適合(てきごう)できるかが最初の関門になりそうです。

コメント
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