漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
学園のYouTubeチャンネルに乗船実習で撮影した新作をアップしました。
乗船実習の記録3_大カツオ一本釣り
https://www.youtube.com/watch?v=3WBoUJeNj3U
乗船実習の記録2_双眼鏡で魚群探索
https://www.youtube.com/watch?v=dSXawVMtDUE
乗船実習の記録1 餌イワシの積込み(バケツリレー)
https://www.youtube.com/watch?v=_3yU_2mHGn4
さて、今年最後のブログになりました。
生徒は冬休み期間中。
詳しくお伝えできなかった乗船実習の様子を、引率した職員が撮り貯めた写真を使って紹介しています。
鹿児島市内見学を終え、実習船やいづは出航。
ひとまず湾奥に進み、餌となる生きたイワシを積み込みます。
積み込みの様子はYouTubeも見てくださいね。
餌を積んだらマリアナ海域をめざします。
鹿児島湾を出るときには「薩摩富士」とも呼ばれる開聞岳が見送ってくれます。
移動中にカツオを釣る準備をしていきます。
生徒が自作した疑似餌(バケ)を取り付けたり、ヘルメットに顔を守る金網をつけたり。
退船訓練も行いました。
さらに鹿児島に上陸した影響が、船のゆれに慣れた体がリセットされてしまいました。
船酔いだけを考えると、ずっと船に乗りっぱなしが良いんですけどね。
続きは来年、1月4日です。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
みなさん、良いお年をお迎えください!
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
1月は見学会を行わない予定です。いつでも見学OK!ご希望の日をご相談ください。
園長のつぶやき
今年最後のブログなりました。
48期生定員割れ!と言う、私にとっては波乱のスタートになった年でした。
入学後も脱落した生徒が数名。
それでも、残った生徒は入学時よりはるかに成長してくれたと思っています。
先日、私の母校である高校(私学の中高一貫校)から生徒募集の案内が来ました。
私は、その学校の第5期生。
1学年は144人でした。
1クラス48人だったので、学園がいかに贅沢な環境か分かります。
でも、現在の募集は120人。しかも、今年の卒業生は65人。
今の私学は、ほとんどが定員割れで経営が大変な状況です。
生徒にとって魅力ある学校にするには、大学進学で有利なこと、あるいは際だった特色が必要です。
私の母校も、その特色が出せずに苦労している様子。
最近はテレビコマーシャルまで流しています。
ただ我々のような学校と違い、知名度を上げたところで特色がなければ、あえて私学を選ぶでしょうか?
その点、学園は恵まれています。
学園も10年前に定員を現在の20人に削減しました。
それでも、定員割れが続いていましたが前園長のときに2年続けて定員を満たしました。
テレビで取り上げられたと言う幸運もあったのですが、やはり学園が唯一無二の学校だからだと思います。
漁師になる。それも技術的にハイレベルの大型漁船で、幹部をめざす。
こんな学校は他にありません。水産高校とも違い、実学(実際に役立つ)だけを学ぶところです。30歳までの方はどなたでも歓迎。お待ちしています。