海難事故にあった時、大きな頼りになるものが救命用の筏(いかだ)です。
救命筏は、非常食、医薬品、レーダーの反射材、発煙筒などを備えています。
午前中は、これらの機材の説明を受けました。
午後からは、焼津漁港内の小川漁協市場前に移動して、まずは信号紅炎(発煙筒)の使い方実習です。
昼間でもかなりの光量あり、煙もかなり出ます。
また、水中でも火が消えることがなく、使うことが出来ます。
広い海洋で事故に遭ったとき、筏をいち早く見つけてもらうためのアイテムとして、信号は有効です。
次に、ロープのついた救命浮環を使った救助訓練をしました。
風向きや浮環の種類などによっては、思った場所にうまく投げられません。
こういうことも、知識として知っておくと、いざという時に役に立ちます。
最後に、救命筏を海上に浮かべ、それに乗り込むことと落水者救助の訓練です。
もしもの時にあわてないよう真剣に取組みました。
使用した筏は洗浄し、講習会は無事に終了しました。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
「Zoom」による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。