静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

小川港さば祭りに参加 2

2017年10月31日 13時39分58秒 | イベント

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
見学会は漁師.jpでもお知らせしています。
www.ryoushi.jp

さば祭りの続きです。
午前でロープ教室を終了し、昼食はみんなでバーベキューを行いました。
今年は雨の心配があったので、ロースターを事前に用意。
駐車場で行いました。

用宗のシラス漁師になった、昨年の卒業生Sくんが来てくれたました。
タチウオとスズキのお土産を持ってきてくれました。

生徒諸君も楽しいひとときだったと思います。



学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
昨日のブログで書いたように、さば祭りへの参加は生徒からの要望がきっかけでした。
そこで、昨年は企画立案から生徒にやってもらおうとしました。
でも、ぜんぜん話がまとまりません。

そこで、私の独断でロープ教室をすることにしました。
なぜか?
漁師(あるいは船乗り)の代表的な技術がロープワーク。
漁師の誇る技術です。
でも、自慢する漁師はいません。それは漁師にとっては当たり前だから。
これは、学園の生徒も同じです。できて当然。

私は、前から漁師のロープワークはすごいと思っていました。
漁師じゃないから、漁師のすごさが分かるんですよ。

だから、学園生のかっこよさをロープ教室で一般の人に知って欲しいと思ったんです。
そして、すべての学園生が自分の技術を見せることができました。
これは誇れて、かっこいいことですよね。

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小川港さば祭りに参加 1

2017年10月30日 13時44分23秒 | イベント

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
11月の見学会は漁師.jpでもお知らせしています。
www.ryoushi.jp

さて、台風22号が接近するなか、小川港さば祭りが開催されました。
台風の影響で、幼稚園などの催しものが中止になりました。
その影響で、お客さんも少なかったようです。

このため、開会セレモニーは、ちょっとさみしい状況になりました。
学園ブースの前だったので、生徒たちは盛り上げるために最前列に並びましたよ。

でも、天気はときどき小雨が降る程度。
風もそれほどありません。しかも、今年は学園は市場の下でやらせていただきました。
満員御礼!!


常に人がいっぱいでした。

ブースに入りきれず、外側でもやっちゃいました。


生徒たちは私の期待以上に積極的に対応してくれました。
人と話すのが苦手な生徒も、ものおじせず、来場者にロープを教えていましたよ。
やって良かったと思いました...!!

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
さば祭りの参加は今年で2年目。
きっかけは、昨年の生徒から
「授業以外で、みんなで一つのことをやりたい」
と言われたことです。
そこで焼津でもっとも大きなイベント、さば祭りに参加することになりました。
上で書いたことの他に、もう一つ、うれしかったことがあります。
準備や片付けで私が荷物を運んでいると、生徒から
「自分がやります!」
と言って、私の荷物を運んでくれました。
漁船に乗って、先輩漁師に「自分がやる」と言えば、きっと喜んでもらえます。
生徒が漁師になるために成長をしていることを実感です。

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県庁職員の講義 静岡県の水産業について

2017年10月27日 10時16分41秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

11月の見学会は18,19日です。詳しくはホームページをご覧ください。
ご来園をお待ちしています。

来月に迫った乗船実習に向けて、生徒への説明を行いました。
生徒も期待に(心配も)胸が高まっていると思います。


そして、外部講師のお話をお願いしている水産技術の授業です。
今回は県庁水産振興課水産振興班のT技師が来てくれました。
今年3年目の若い水産技師です。好青年です!独身です!
漁業就業支援フェアではお手伝いをしてくれました。


今回はT技師が静岡県の水産業の全般について話しをしてくれました。
水産業とは何か?から始まり、各漁業の特徴などが説明されました。


最後にT技師から生徒に「どんな漁業に就きたいか」を一人一人に質問。
生徒は希望の漁業と、その志望理由を答えました。
志望理由で多かったのは「かっこいいから」。
...そうだよね。
君たちもカッコイイ漁師になってくれよ!


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電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
いよいよ明日は小川港さば祭りです。
小川漁協さんに所属するサバ船には、学園の卒業生もたくさん就職しています。
そして、1万食の焼きサバがふるまわれる焼津最大のイベントです。
学園では昨年ご好評をいただいた生徒によるロープ教室を開催しますよ。
場所は市場の一番端(サバを焼いている場所から一番遠い場所です)です。
ロープやヒモを使うことは日常生活でもたくさんあります。
かんたんな結び方でも、知っていれば役に立ちますよ。
さば祭りにご来場される方は、ぜひお寄りください。

これは昨年の様子です。
去年も雨だったし、天気が心配です...

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カツオの釣り込み練習始まる

2017年10月26日 09時42分05秒 | 実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
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11月の見学会は18,19日です。詳しくはホームページをご覧ください。
ご来園をお待ちしています。

そして焼津市近郊の方に!
今年も小川港さば祭りロープ教室をやりますよ!
無料の焼いたサバを食べたあとは、市場の一番奥にある学園のコーナーに来てくださいね。

カツオの釣込み練習始まりました。
乗船実習が近づいたことを実感です。

まずはカッパの準備から。
実習船でカッパをつり下げるために、えりの部分にヒモをつました。
学園ではロッカーにたたんで入れてありますからね。
乗船感を感じますね。

それから学園裏の川岸に移動。
先生から基本的な動作の説明を受けます。


そして2キロほどの軽い疑似(ぎじ)カツオを使って釣りあげて、抱えてとる練習です。
まだ疑似カツオが軽いの楽勝ですね。
このあと10kg以上の特大カツオまで練習します。
みんな音をあげないようにね!


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
県外の方から、学園の資料請求のお電話がありました。
お相手は中学三年生の息子を持つお父さん。
学園に興味を持たれたお父さんですが、息子さんが「漁師になる気持ちがあるかどうか聞いていない」とのこと。
しかも釣りが好き、魚が好き..と言うわけでもなさそう。

以前は、こんな感じで受験する生徒がいたんですよ。
それじゃあ、長続きしませんよ。
このお父さんにも、まず息子さん本人の意志を確認して欲しいとお伝えしました。

学園は保護者の方にとって、良い点がたくさんあります。
 入学金、授業料が無料。
 全寮制で子どもを預かってくれる。
 150万円の国からの給付がある。
 卒業後は確実に仕事がある。
などなど。
これらは大事なことだと思います。

ただし、漁師は安易にできる仕事ではありません
給料が良いと言っても、それと引き替えにがまんしなくてはいけないこともあります。
学園に在学中も海技士試験の勉強があります。
漁師は魚を捕る喜びがなければ続けることがむずかしいと思います。
好きだからやる!です。

それでも漁師になりたい!と言うお子さんは、学園で大事に育てますよ。

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農林水産省研修生報告会2

2017年10月25日 14時42分23秒 | 学園行事

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

11月の見学会は18,19日です。
ご来園をお待ちしています。

学園は台風の実害がありませんでしたが、県内各地の水産施設はたくさんの被害がありました。
老朽化しているところが多いですからね。
被害のあった皆様にはお見舞い申し上げます。

さて、昨年度から始まった農林水産省若手研修生の受け入れ。
入省2年目の新人さんが対象です。
今年の研修生は3人。うち二人の女性が9月25日から10月6日までの2週間、学園に滞在。
その後、別の研修を経て、このたび一ヶ月の全研修日程を終えました。
そして、恒例の報告会がです。

まずは総合職のOさん。
学園では、食事のスピードにまず驚いたそうです。
実践的な授業が多く、学園で覚えたロープワークは、学園のあとの研修で役に立ったそうです。


そして、水産技官のKさん。
焼津漁港での水揚げを見て、同じカツオでも海まきと一本釣りで質が違うことを知ったそうです。
生徒には積極的に話しかけてもらえたのが良かったっと言ってました。

私としては、漁業の担い手が渇望されている現在、
学園の生徒についてもう少し踏み込んだ意見が聞きたかったので、
ちょっと残念でした。


お二人とも研修ご苦労様でした。
農林水産省での活躍を期待しています。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
漁業の世界で女性が活躍していると言えば海女さんです。
実際には、沿岸漁業の世界では漁師の奥さんが水揚げ作業の主力のこともあり、重要な役割を担っていることが少なくありません。
しかし、漁船に乗っている女性というと、本当に少なくなります。
家族経営の沿岸漁業では、まれにあります。
沖合、遠洋となると、まず見当たりません。
実際の遠洋漁船を考えると、居住区、生活スペースが問題になります。
今回の研修生受け入れでも、寮の余裕があって、生徒と別の風呂や、トイレ、洗濯機などを用意できたことから可能になりました。

実際の漁船の居住区はギリギリのスペースなので、これが一番きびしい問題になるかな。
でも、深刻な人手不足が続く漁業ですから、将来、女性だけの漁船も登場するかもしれません。
そのとき、学園はどうなっているでしょう。女性生徒がいっぱい?

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