静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

さばをおろす練習

2018年10月25日 09時59分56秒 | 実習

さばをおろす練習をしました。
今回は「鮮魚を冷凍し解凍した、さば」なので、鮮度はイマイチ。
この魚は釣り実習のエサにするので、鮮度が悪いことは問題ないです。
ただし、身が軟らかくなっているので、キレイに切るのは難しかったようです。
これも、練習としては良かったかな?

いつものように、実習の先生がお手本。


あとは各生徒が1人3尾くらいづつ切っていきます。


今回は釣りエサ用なので、半身を半分の薄さに切り、さらに短冊状に仕上げます。
これをラップに包み冷凍です。

延縄の実習を行う予定ですが、はたして獲物がかかるでしょうか?

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
11月下旬からは、遠洋航海実習で生徒が不在となります。
生徒の様子を見学したい方は、11月中旬までの平日にご来園ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
学園生の多くが一年間で漁師として育ちます。
でも、どれだけ育つか?は、いろいろです。
いくら我々ががんばろうと、結局は本人次第です。
育つのをあきらめ退学することもあれば、びっくりするぐらい成長することもあります。
我々にできること・・・
それは、成長しやすい環境を生徒に用意することでしかありません。
生徒は自分のがんばりで成長するしかないんです。

その環境とは?
何度もこのブログで書いています。
 少人制であったり、全寮制であったり...
生徒は親元を離れ、本来自分の持っていた可能性を開花させます。

学園に入学すると、学歴に関係なく同じことを学びます。
それは平等。
もちろん、基礎学力がある人。
身体能力の高い人。
器用な人・・・は有利です。

でも、いくら能力がある人も自分を成長させることができないならダメ。
漁師になっても一流にはなれません。

学園で努力し、自分が成長できることを知る。
そして、漁業現場で自分を磨き続け、何年もかけて一流の漁師になるんですね。

コメント
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