さて、実習の最初は例によってロープワークの復習。
今日は実習の先生から
「これからはスピードときれいに出来ることを意識するように」
と指示がありました。
ベテランの漁師は、素速く、キレイにロープワークができます。
その域(いき)に到達するのは簡単ではありません。
それでも、現場にでることを意識した向上心が必要です。
そして、本題。
生徒の進捗によって、まだバケを作ったり、「釣り巻き」と呼ぶ釣り針にナイロン糸を着ける作業をします。
来週の実習から、竿づくりの最終段階でいよいよ完成品になります。
さて、明日はいよいよAO入試。
初めてやることなので私もドキドキ。
天気を心配していましたが、大丈夫そう。
受験生の皆さん、がんばってね!
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詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
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園長のつぶやき
昨日の職員会議で、生徒の就職先について協議がありました。
学園の生徒も、個性、能力が千差万別(いろいろちがうこと)。
生徒本人の希望は最優先ですが、年齢、身体能力、仕事を覚える早さ、宿泊施設が必要か・・・
など、各種条件を考慮して就職する船を考えます。
漁師の仕事も、求められるものは多様です。
漁業就業支援フェアに行けば、いろいろな漁業のことはわかります。
でも、どの漁業になら自分が適合(てきごう)するのかは、自分ではまず分かりません。
学園だって、半年間、生徒を見てきたから分かるんですから。
今年の生徒ですが、これまでの指導もあって、本人の意向と大きく外れることは少なそうです。
これから海技士筆記試験の合格状況、遠洋航海実習の取り組みを見て、最終判断になります。
海まきだろうが、遠洋マグロはえ縄だろうが、カツオ一本釣りだろうが、どこでも通用する人はいます。
そんな生徒ばかりなら苦労はないです。
実際には多くの生徒が違います。
それでも、適合する漁業に就職すれば、ほとんどが漁師でやっていけるんです。