静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成25年を無事に終えて・・・

2013年12月27日 16時18分27秒 | あいさつ
私のブログも、昨年の8月から1年と5ヶ月が経過いたしました。
これまでに、投稿した記事の数は214、よく続けられたものと思っています。
毎日、何を書こうか思い悩むのですが、何かしらの新しい発見があった時には、楽しい気持ちになりました。

お蔭様で、1日のアクセス件数は200~250件に達しています。
特に、11月、12月のアクセスは7000件を超えて、本当に多くの方に見てもらっています。
学園のことを知っていただけることに感謝するとともに、責任の大きさも感じています。

12月20日に2学期の終業式を行い、生徒達は最後の冬休みに入りましたが、
今年は、学園生徒への求人が、全部で14社、31件ありました。

本人の希望や適性、成績などを考慮しながら生徒と個別に面談して、就職先を決めていきます。
中には、就職内定をすでにもらった生徒も何人かいます。
本当に有難いことと思っています。

今年も無事に終わることが出来て、学園に関係した多くの方々に感謝申し上げます。
来年は午(うま)年、大きな飛躍ができる年にしたいと思っています。
皆様、良い年をお迎えください。

(写真は、今年撮った写真の中で一番、気に入っているラセン状の「つるし雲」です)


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富士山と12月の雲

2013年12月22日 10時24分05秒 | 富士山と雲
12月は晴天の日が多く、富士山と雲の両方を撮るのは難しかったです。

朝の気温は3℃、寒空です。山頂に一筋の雲がありました。
12月6日(金)6時50分頃  (東名富士川SA)
    

南寄りの温かい日によく見られる雲です。
12月7日(土)9時55分頃  (岩本山)


日没時に、西側にかかった雲の影が帯状に広がりました。
12月10日(火)16時39分頃
    

冬の笠雲、強い西風で、すぐに消えてしまいます。
12月13日(金)7時00分頃
  

写真では分かりにくいのですが、東側の雲は斜面を駆け上り、山頂付近で反転していました。
12月14日(土)14時40分頃
  

冬の朝焼け、もうすぐ冬至です。
12月16日(月)6時50分頃
  






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SBSラジオの「街角ラブラブスクーピー」が学園にやってきました!

2013年12月19日 09時05分30秒 | 日記
昨日、12月18日(水)は一日中冷たい雨が降っていましたが、SBSラジオのスクーピー車の突然の訪問を受けました。
ちょうど午後の水産技術の時間でしたが、生徒達は、塩澤香織アナウンサーの質問にノリノリに答えていました。
放送は13時30分から8分前後と短かったですが、学園らしさを伝えることができたと思っています。

もし、放送を聞いた人がいれば、感想などをいただければうれしいです。
写真は、放送後の集合写真です。




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漁師、一気に若返り 伊豆東海岸の定置網漁 

2013年12月18日 09時05分25秒 | 卒業生の活躍
表題のタイトルは、12月8日の静岡新聞に掲載された記事のものです。
記事では、漁業後継者の若返りに成功しつつある伊豆東岸の定置網会社 「網代漁業」 を取り上げていますが、
学園の41期生、機関専攻の石神洋星君 (19歳) が紹介されています。

石神君のことを担当した先生方に聞くと、とにかく釣りが大好きで、乗船実習では、自由時間には釣りばかりしていたそうです。
「網代漁業」 に就職する前に、3日間ほど就職体験したそうですが、学園卒業の先輩が2人いて、すっかり気に入ってしまったそうです。
頑張っている先輩がいれば、続く後輩は心強く思い、目標となります。

(12月8日の静岡新聞から抜粋)

伊豆東海岸で盛んな定置網漁で漁師の世代交代が進んでいる。
県定置協会によると、10年前に60歳前後だった平均年齢は、現在30歳代後半と一気に若返った。
漁業者自ら流通ルートを開拓し、魚価を押し上げる取り組みが安定収入や仕事のやりがいにつながり、若者を呼び込んでいる。

「年が近い先輩が多くて働きやすい。ここでもっと勉強して独立できれば」
焼津市出身の石神洋星さん (19) は同市の県立漁業高等学園卒業後、熱海市の定置網漁会社 「網代漁業」 に就職した。
1日3食付の社員寮で暮らす日々を4年続けている。・・・・




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「やいづ」乗船実習 来島海峡と海上交通安全センター(マーチス)の見学  (生徒作文)

2013年12月16日 14時54分21秒 | 25年度 乗船実習
来島海峡は、瀬戸内航路の西に位置し、日本三大強潮流の一つで、航路が狭く、多くの船舶が航行しています。
潮と潮とがぶつかり合って、複雑な流れをなし、航路の一番狭いところは、幅400mしかありません。
日本屈指の航海難所で、海上保安庁の来島海上交通安全センター(マーチス)が交通整理を24時間体制で行っています。

生徒達は、12月8日、実習船 「やいづ」で来島海峡を通過し、翌9日には、海上交通安全センターを見学してきました。
ここでは、来島海峡を通過する時、航海当直をしていたN君の作文を紹介します。



8日午前4時、航海当直でブリッジに行った。
ブリッジに行くと、本船 「やいづ」 は豊後水道を通り、瀬戸内海に入ろうとしていた。
辺りは真っ暗だったが、船が数隻いて、ブリッジから他船の航海灯がよく見えた。

プロッターで見ると、自分の位置や他船の位置がよく分かり、見ていたら一等航海士がプロッターの使い方を教えてくれた。
それから見張りをしていると、午前8時頃、ブリッジに専攻科や船員さんたちが集まりだして、慌ただしくなった。

専攻科のS君は、来島海峡航路の通報位置ラインを通過する時に、VHS無線電話で通報するので、少し緊張しているようだった。
8時頃にVHSの16チャンネルで、来島海峡マーチスと連絡を取り、来島海峡の今の状況を教えてもらったりしていた。

自分は、8時で当直が終わりだったので、その後はコンパスデッキに行って、外から来島海峡航路を見ていた。
小さな漁船が沢山いて、ぶつからないように、お互い注意しながら航行していた。

山の方に電光掲示板で潮流の向き、速さ、これから速くなるのか、遅くなるのかが表示されていて、
外国の船などからも簡単に分かるようになっていた。

9日は、朝から来島海峡マーチスに行って見学や話を聞いたりしてきた。
その中の話で、「順中逆西」という、世界でここだけで、昔から実施されている通航方法があるのを聞いてびっくりした。

転流時や潮が早い時は、航行が難しそうだなと思った。
明日は、今治を出航して備讃瀬戸航路などを航行するので、そこでも他船の状態や航行の仕方をよく見たいと思った。


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