わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【金沢を象徴する黒瓦と曇天が、北陸生まれの自分にはしっくりくる】 ~この気候こそが私の土台を創ってきた~

2016年12月11日 | 私のルーツ・私の物語
四国はあんなにおだやかな天候だったのに。

この季節の北陸へ移動は、気候の変化に身体がついていかない。

金沢では「雪おこし」という気象現象に遭遇した。

日本海各地で、雪おろし、とか、ぶりおろしとも言われる。

猛烈な風が吹き荒れ雷が激しく鳴り響く。

あっという間に、路面が真っ白になった。

私も故郷が同じ北陸の福井だから、まあ、この現象があると「冬に入るなあ」という感じである。









そんな激しい天候にもかかわらず、観光地は相変わらずのひと、ひと、ひとだ。

街を見下ろす高台に来てみた。

こんな所には観光客は誰もいない。

でも、冬の金沢を象徴する黒瓦と曇天が、北陸生まれの自分にはしっくりくる。







新幹線が来た街に、観光客もまたどっと来た。

金沢人気がいつまで続くかわからない。

けれど、雪おこしの冬はいつも通りにやってくる。

この冬の気候、北陸の冬こそが、私の土台を創ってきたんだと、つくづく想う。

でも、雪はもう、見たくもないと心から想う。

小さなころの、豪雪の記憶、雪かきの日々は身体にしみついている。

それから逃れたい、そう想いつつも、結局札幌経由で信州に暮らすんだから、やっぱ雪からは離れられないのかもしれない。

今日は、北陸石川の酒で、一人一献傾けよう。





代表 辻だいち



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