わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【85歳のおふくろに、「運転気をつけろ」と言われた】 ~やっぱりおふろくはおふくろなのだ~

2016年12月10日 | 私のルーツ・私の物語
四国から次の地に向かう。

その途中で、故郷の福井に途中下車した。






85歳になるおふくろの顔を見にいくためだ。

福井に帰ってきたら必ず食べるのが、越前おろしそば。

手前みそかもしれないが、日本で一番おいしいそばだと想う。






そのおろしそばを一緒にすすりながら、他愛もない話をする。

競技かるた(百人一首)で日本一になった経歴を持つおふくろは、かるたブームに沸く小中学生からサインをねだられたとか。

私も幼い時代に競技かるたを毎日やっていた。

いや、やらされていた(笑)

あの頃の思い出話も少々。

孫の話も、この頃は定番の話である。

こうやっておふくろと会話するなんて、40年ほど前にタイムスリップしたようだ。








歳を考えればウソのように元気だけれど、やっぱり老いは止めようがない。

確実に迫ってくる“その時”までに、おふくろに何を還すことができるのだろうと自問自答する。

「車の運転、気をつけるんやざ」と別れ際に言われた。

おいおい逆だろうと想うが、いつまでたっても息子のことを心配するのが、おふくろなんだろうな。

折しも今日は、8年前に他界した親父の誕生日だ。

途中下車だったけれど、おふくろと親父と出逢えてよかった。

そして、次の地、金沢に向かう。



代表 辻だいち


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