四国から次の地に向かう。
その途中で、故郷の福井に途中下車した。
85歳になるおふくろの顔を見にいくためだ。
福井に帰ってきたら必ず食べるのが、越前おろしそば。
手前みそかもしれないが、日本で一番おいしいそばだと想う。
そのおろしそばを一緒にすすりながら、他愛もない話をする。
競技かるた(百人一首)で日本一になった経歴を持つおふくろは、かるたブームに沸く小中学生からサインをねだられたとか。
私も幼い時代に競技かるたを毎日やっていた。
いや、やらされていた(笑)
あの頃の思い出話も少々。
孫の話も、この頃は定番の話である。
こうやっておふくろと会話するなんて、40年ほど前にタイムスリップしたようだ。
歳を考えればウソのように元気だけれど、やっぱり老いは止めようがない。
確実に迫ってくる“その時”までに、おふくろに何を還すことができるのだろうと自問自答する。
「車の運転、気をつけるんやざ」と別れ際に言われた。
おいおい逆だろうと想うが、いつまでたっても息子のことを心配するのが、おふくろなんだろうな。
折しも今日は、8年前に他界した親父の誕生日だ。
途中下車だったけれど、おふくろと親父と出逢えてよかった。
そして、次の地、金沢に向かう。
その途中で、故郷の福井に途中下車した。
85歳になるおふくろの顔を見にいくためだ。
福井に帰ってきたら必ず食べるのが、越前おろしそば。
手前みそかもしれないが、日本で一番おいしいそばだと想う。
そのおろしそばを一緒にすすりながら、他愛もない話をする。
競技かるた(百人一首)で日本一になった経歴を持つおふくろは、かるたブームに沸く小中学生からサインをねだられたとか。
私も幼い時代に競技かるたを毎日やっていた。
いや、やらされていた(笑)
あの頃の思い出話も少々。
孫の話も、この頃は定番の話である。
こうやっておふくろと会話するなんて、40年ほど前にタイムスリップしたようだ。
歳を考えればウソのように元気だけれど、やっぱり老いは止めようがない。
確実に迫ってくる“その時”までに、おふくろに何を還すことができるのだろうと自問自答する。
「車の運転、気をつけるんやざ」と別れ際に言われた。
おいおい逆だろうと想うが、いつまでたっても息子のことを心配するのが、おふくろなんだろうな。
折しも今日は、8年前に他界した親父の誕生日だ。
途中下車だったけれど、おふくろと親父と出逢えてよかった。
そして、次の地、金沢に向かう。
代表 辻だいち