わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

メデタイたのしいウレシイ

2016年01月08日 | 震災支縁=支え合いの縁を紡ぐ




職場のスタッフで新年会。

冬の信州こども山賊キャンプの打ち上げを兼ねて。

まずは冬キャンプ、おつかれさん。

そして、今年もよろしく、である。


会には、遠く、東北宮城県の南三陸町から牡蠣が届いた。

津波で壊滅的な被害を受けながらも、ようやく生産開始した南三陸町歌津の猟師からである。

マルタ拓洋水産という会社だ。

三陸の森と海が育む牡蠣はミネラル豊かでことの他おいしい。

おすすめなのでぜひみなさんもご注文いただきたい。

胃袋と舌で復興に寄与できる。

拓洋水産の千葉一家の皆さん、ありがとう!

 マルタ拓洋水産の詳しくはこちらへ



他にも年末年始に全国各地から届いた食べ物や飲み物に囲まれた。

そのひとつひとつに、かけがえのない物語が埋め込まれている。

東北の味、そして全国の味を堪能しつつ、この30年という時間で紡がれた縁や物語を肴にワイワイ。

みんなとびきりの笑顔だ。











会の最中にはうれしいサプライズが。

15年ほど前に暮らしの学校「だいだらぼっち」で過ごしたこども(といってももう28歳くらい)が、昨年から泰阜村にIターンした。

集落支援員として働く村役場の一員である。

居を5戸くらいになってしまった梨久保という集落に構え、山村暮らしを送っている。

彼女が結婚するという。

正確にはもう入籍しているのだが。

そのお祝いがサプライズで行われた。




相手は、NPOグリーンウッドの男性職員。

NPOグリーンウッドを率いる立場としては、二重にうれしいことである。

一方、泰阜村住民としての立場に転じれば、若い夫婦が村に定住することになる。

こんなにうれしいことはないのだ。

もう、二重丸ところか三重丸なのである。

30年という歴史の積み重ねは、このような成果となってあらわれるのか、と、ツクヅク、シミジミ思う。






来し方をしっかりと丁寧に見つめることなしに、行く末は見据えられない。

さて次30年はどんなふうにしようか、と酒を入れながら若いスタッフと語り合った。

未来を語ること、夢を語ることは、理屈抜きに楽しい。

支え合いの縁を紡ぎ続けること、つまり支縁を続けることは、理屈抜きにうれしい。

ちょっと酔っぱらったかもしれない。

心地よい酔いが身体をかけめぐる。


代表 辻だいち