今年もよろしくお願い申し上げます

あけましておめでとうございます。


今日は、「第29回新春お年玉マラソン大会」が行われた。

30年ほど続く私の集落の恒例行事。集落のひとびと100人以上が集り、おだやかな元旦の時間を走ったり歩いたり。

あちこちから「・・・今年もよろしく・・・」の挨拶が聞こえ、走った後の大宴会も、カラオケあり、抽選会ありで、とっても楽しい元旦になった。

もちろん締めは、信州恒例の「万歳三唱」。








３年前から集落に住む20代の若者たちが、このイベントを引き継いでくれた。

みんな家でのんびりしたいであろう元旦に、私たちがずっとやり続けてきた行事が、こうやって次の世代に引き継がれていくことはほんとにうれしい。

３年前まではあのステージの上で司会者として絶叫していた自分を想い出し、笑える想い出としておっさんたちで飲んだ飲んだ♪




新年の瞬間は、集落の神社で迎えた。

神社の元旦祭は、０時になった瞬間からの祭式。

神社役員の私はスーツで司会進行である。

祭式の最中に集落の人々が初詣に訪れて、その人々にお神酒をふるまって。

その後、神社役員やら区長やら消防団長やら、コタツを10人で囲んでこの時間からいきなりの新年会。

寒くて死にそうだったが、集落の元旦の裏方を経験できて新鮮だった。





国道も信号もコンビニもない山村.

その村に住むひとびとが、少ないながらもそれぞれの資源（時間、労働、情報、食料、お金）を持ち寄って、支えあいながら豊かなコミュニティを創りあげている。

時代を生き抜いた小さな山村のひとびとの営みに敬意を払い、今年も身の丈にあう形で世の中に発信を続けたいと想う。



今年1年、よろしくお願い申し上げます。

代表　辻だいち