わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

応援団

2011年07月25日 | 応援団より
事務局長のしんです。

信州こども山賊キャンプが21日からはじまり、すでに2組目も始まっております。

さてその山賊キャンプ。たくさんのボランティアスタッフが運営を支えてくれるのですが、この「あんじゃね震災支援基金」にも協力がありました。

毎年、夏のキャンプに長期間ボランティアとして関わってくれるオーガイ(ニックネーム)が大学の仲間と募金を集めてくれたそうです。

キャンプイン前にわざわざ届けてくれました。

ただグリーンウッドの事業を手伝ってくれるだけでもありがたいのにここまでやってくれるとは…と改めて仲間の力に感謝しました。

ここにはオーガイの名前だけ書きましたが、きっと手伝ってくれた方たちも同じ想いを持って集めてくれたのだと思います。

明日のコースからいよいよ福島のこどもたちも参加します。

その引率のために私も今日から福島まで行ってきます!

事務局長 しん

集落の人々の底力

2011年07月25日 | 震災支援:山賊キャンプ招待
▲左京地区(集落)の役員懇親会。左が遠山信義区長


 信州こども山賊キャンプでこどもたちが過ごす左京川キャンプ場。呼んで字のごとく、すぐ横を左京川という清流が流れています。

▼左京川(写真をクリックすると拡大できます)
 

 泰阜村の小学校にプールができるまでは(昭和30年ごろの話)、この川をせきとめて村中のこどもたちの水泳学習をやったのだといいます。

 夏になるとそれはそれはにぎやかな集落だったに違いありません。でも、小学校にプールができてから、この集落から夏のにぎわいは消えました。

 そんな集落に、夏のこどものにぎわいが帰ってきました。集落の人々は、山賊キャンプのこどもたちのために、パワーショベルを使って毎年川をせきとめてくれます。

 毎年せきとめてくれる羽場匡裕さん、本当にありがとうございます。

 大雨などで避難が必要になった場合は「とりあえずここを使え」と集落の公会堂を案内してくれます。

 今年の左京区長の遠山信義さん、本当にありがとうございます。

 そんな左京集落自治会の役員懇親会に、キャンプの挨拶にあがりました。毎年恒例です。

 今年はそれに加えて、被災児童招待キャンプの協力のお願いです。

▼役員の皆さん。飲むスピードが異常に速い!(写真をクリックすると拡大できます)


 「今回の招待キャンプは村をあげての支援。おひざもとの左京はもっとがんばらなきゃならん。集落としてお米と募金を集めるから」

 遠山信義区長は、笑顔で力強く宣言してくれました。ついでにお酒を注ぐのも力強かった~(笑)。たくさん飲んで飲まされて、良い暑気祓いになりました。


 次の日は、NPOグリーンウッドのおひざもとの田本地区(集落)。私も昨年、田本地区の役員でした。

 同じく役員会でキャンプの挨拶と被災児童招待キャンプの協力のお願いです。

 宮島康夫区長さん以下、役員全員が「困ったときはお互い様だなん」と、みんな協力を約束してくれました。むしろ、もっともっと協力したい、という申し出があったほどです。

 つくづく「よい村に住んでいるなあ」と実感します。豊かな気持ちになりますね。

 さあ、いよいよ明日、フクシマのこどもたちが泰阜村にやってきます。

 「支え合い」「助け合い」のあたたかな風土と気風にフクシマのこどもが包まれることでしょう。

 集落の人々の底力が、私たちの震災支援の土台をぶ厚くしていきます。

 代表 辻だいち