緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

よる年波

2024-07-25 18:06:51 | 官邸メール

 プレ引っ越しから、今までの生活になかった階段の上り下りという動作が加わったら、覿面に足の痛みや浮腫が発現しだした。22日にお風呂に入って多少は良くなったが、今も続く感じなので、ロキソニンの湿布出もしようか?と思っている。やはり、寄る年波で、想定外の不調って出る物だと思う。

 今回の引っ越しでは、二階に上げる箪笥の中の物は箱詰めしたので、運ばれてきた箱の数は大きい箱で十数個増えている。そしてそれらをまた箪笥の中に納めるという作業が加わる。二階はその作業をするための場所をまず作らないといけないくらい箱で足の踏み場もない状態だった。とりあえず、台所用品以外の物は全部二階に上げて貰った。今日、箱から衣類を出して和箪笥に入れる作業をしていたら、一箱小さい台所用品の箱が紛れている物があった。一回目の引っ越しで必要のなかった荷ほどき作業にこれから追われる事となる。出てきた中の品々を何をどこに納めるかとか、捨てる物は思い切って捨てるとかという判断もしていかなければならない。

 そんな中で強力な?助っ人が現れた。それは、18日に急に、22日に帰省するかも?と連絡があった次男だ。22日は引っ越しの前日だけどどうする?と聞いたら、22日は来ないと返信がきた。どうして急に帰省しようかと思ったか聞いたら、少林寺拳法の道場長が入院して退院したと聞いたが、年配だから会えるときにあっておきたいと思ったからということだった。24日に、23日「引っ越しが済んだ?」と連絡があったが、気づかなかった。24日の9時頃電話もあったようなので、かけ直しをすると、急遽24日の夕方着くように帰省するということだった。引っ越し後最初に新築の家を訪問したのは、次男ということになった。

 そもそも、家族に家を建て替えることについて意見を聞いたときに、3人の子ども達のなかで一番前向きな賛意を示したのは次男だった。最も良く帰省するので、古い家の特に水廻りが劣化してて嫌だなと常々思っていたので、立て替えることに賛成だった。和室も荷物でいっぱいで、二階に運び込んだソファベッドに寝かせたくても、まずはソファベッドの上に置かれた荷物を取り除き、次の日の朝一で来てくれるカーテン屋さんがカーテンを掛けられるように窓の直下に置かれた荷物も移動しなければならない。なので、自分で箪笥の上に箱を載せたり、箱を移動して貰うこととした。とりあえず荷物だらけではあるが、新築の家に嬉しそうだった。

 今朝8時にカーテン屋さんがくることは次男に言ってあったが、起こしに行かないと駄目かな?と思っていたが7時過ぎに下に降りてきた。

 カーテン屋さんは8時ぴったりぐらいに来てくれた。机やベッドが窓の下にある自分の部屋は自分でカーテンを漬けることにして、リビングと二階の窓をカーテン屋さんに付けて貰った。カーテン屋さんもM氏と同様に「片付けは急がないでゆっくりやった方がいいですよ。」と言った。片付け終わった後に体調を崩す人がいるそうだ。

 10時くらいに来ると思っていた、物置設置業者の人が9時くらいに来た。一度、下見に来てくれた二人の人の内の一人だった。どうも一人で作業をするようだ。焼津からきたそうだが、御殿場は焼津と比べて涼しいと言っていた。十里木周り出来たそうだが、十里木の辺りは27度くらいだったそうだ。現在は三重県に住む次男も、こんなに暑いのに御殿場の方が、ずっと涼しいという。他はどんなに暑いのか?と思う。物置は、当初予定していた所は風がもろに当たるので、隣のTさんの家が風よけになる前の方に変えることに前回の下見で決まった。この家はどこで建てたのかと質問されたので、どこだと思いますか?と逆に聞くとタマホームとか一条工務店ですか?と答えられてしまった。見た目ハイムには見えないようだった。

 10時くらいに次男が、「家に500mlのペットボトルの飲み物ある?」と聞くので、「ないよ。」と言うと「買いに行ってくる。」と最寄りの自販機に買いにいった。自分が飲みたくて買いに行ったのか?と思ったら、そうではなくて、物置設置してる人に差し入れするためだった。なかなか気が利くなと感心した。物置設置は午前中に済むか?と思っていたが、ずっと時間がかかりそうなので、「お昼休みを挟んでどのくらいに出来上がりますか?」と聞くと、昼休みはとらずに突貫で3時頃までかかるということだった。思ったよりずっと物置設置は大変なようだ。3時までには戻るからと告げて、段ボールのゴミ出しや、新居に使う物を買いにいくことにした。

 3時5分前に家に戻ると、物置が出来上がっていた。次男に玄関先に物置に入れたい物を運び出しておいて貰ったが、夕方雨がぱらついてきた。自分ではもてない重い箱もあるので、しかたなく寝ていた次男を起こして物置にとりあえず荷物を納めてもらった。

 引っ越しの後が、ちょうど最近次男が異動した職場の休み期間と運良く重なるとか、家を建ててからもラッキーなことが続いているように思う。綺麗な家になったので、また来月も帰省しようか?などということも次男は言っている。

 私自身はというと、よくこれだけの物があの狭い仮住まいの中に入っていたなという量の荷物を、収納が少ない新居にどうやって納めていこうかということで頭がいっぱいだ。まだ、新居での生活を楽しめるという状態にいつになるのか見通しがもてないなというのが正直なところだ。キッチンが綺麗なので、台所に立つことは楽しい。