名水の宗旨変え

下白石神社の名水は、数年前から近くで大きな造成工事なので汚水された事があった、一時は取水出来ない時もあったが、沸かして使う事を条件に一般開放していた。
前からそうだったが、夏になると水の出てくる量が極端に減ってくる事があったが、それでものんびりと水汲みをしていた。
お茶や、コーヒーを入れるときとか、炊事用に使ったのが始まりで、延々と続けていたのが実情だった。夏は水汲みに時間がかかるので、近くの名水場所を探していた、輪厚にはあるのは人づてに聞いていたが、少し遠いと腰を引いていた。
もう少し近くには無いのかと、豊平区の名水で検索したら「有明の名水」が出てきた、場所は有明小学校の直ぐ裏という感じに、この辺は白旗山や滝野公園への通り道にあたり、知っていたつもりだったが、名水に関しては思いも付かなかった。
昼から、別件で買物があり少し遠回りして清田のホーマックによりタンクを仕入れ、「有明の名水」の現場に向かう、到着すると先客がいて私も始めて訪ねたと云っていた。
立派な施設が出来ていた、ニセコ京極の名水場を感じさせた、京極ほどでは無いが三本の流水口から活きよく流れ出す水は地下８０Ｍで、カルシューム、マグネシュームの成分が豊富に含まれているらしい。
小屋の横には、可愛い特製のポストが立っていて（除雪、維持管理費のため）１００円を入れてくださいと書いていた。
国道からは少し、山側に入る山道は冬も除雪しているらしく、何せ直ぐ傍まで車が横付け出来るのは嬉しい心遣いと、私も１００円をポストに入れる。
これで、下白石名水から有明名水に代った瞬間だった。