料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

伊賀でも

2021年06月25日 | グルメ
【前の答】梅干し
Q1,ボクづくりに欠かせない2つはどれでしょう?
    a,塩  b,砂糖  c,味噌  d,日光
     →a,d,

Q2,なぜ毎朝一粒なのかというと、難が去って行くという言葉遊びからのようです。さて、ボクの日はいつでしょう?
    →なん(7)がさ(3)る(0)と言うことで、7月30日でした。

Q3,ボクが効果的なのは、次のうちどれ?
    a,黄色ブドウ球菌  b,O-157  c,インフルエンザウイルス  d,アレルギー
     →a,b,が正解

Q4,ボクは酸性食品?アルカリ性食品?それとも中性食品?
    →梅にはクエン酸が入っているので酸っぱく感じるのですが、
     実はアルカリ性食品です。
     身体の中に入るとアルカリ性に変わるそうです。

Q5,ボクに含まれるクエン酸の割合は?
    a,2%  b,3%  c,4%  d,5%
     →c,レモンが3%です。

【脳トレの答】ナムル

【今日の話】
伊賀忍術の秘伝書『万川集海(ばんせんしゅうかい)』にも
ボクがベースでのどの渇きを抑える「水渇丸(すいかつがん)」、
そば粉やもち米をまぜ、腹持ちを良くした「飢渇丸(きかつがん)」の作り方が載っていますし、
甲賀忍術の秘伝書『老談集(ろうだんしゅう)』には、
携帯食としての兵糧丸の作り方が載っているんです。
インスタント食品の走りですね。
戦国の世でボクは普及していきます。
農閑期に足軽としてかり出された農民が
戦場で倒れた時の気つけ薬や水分補給ができない時に唾液を分泌させる薬として使われました。
江戸時代に入るとどの家庭でもボクは漬けられ、
一般の家でも広く食べられるようになりました。
その頃の習慣で、今でも受け継がれている福茶というものがあります。
大晦日や節分の夜になると「福茶」という、ボクに熱いお茶を注いだものを飲んでいました。
「昆布はよろこぶ」、「豆はまめまめしく働く」、
「梅は松竹梅や四君子花などに入っている縁起のいい花」といった、
すべて縁起物で、お正月三が日、この福茶を飲んで一年間の無病息災を願います。
   ○福茶の作り方(材料は湯のみ1杯分)
     ・塩昆布:2切れ
     ・ボク :1個
     ・粒山椒:3粒(豆は3つというのが慣習)
     ・お湯 :適量
湯のみに材料を入れ、沸かした熱湯を注いでできあがりです。
落語の「芝浜」で魚屋の勝五郎(通称魚勝)が
除夜の鐘を聞きながら奥さんと呑んでましたね。
奥さんの衝撃の告白の前に。

【今日のひと言】成功するか否かは、情熱で決まる

【今日の脳トレ】

コメント (3)
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