料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

全国的には猿捕茨

2021年05月05日 | グルメ
【前の答】献立
Q1,ご飯と汁物の配置は左がご飯、右が汁物ですね。
 では、三菜はどんな順に置くのでしょうか?主菜がA、副菜がB、副々菜がCとして左から
   a,ABC b,ACB c,BAC d,BCA e,CAB f,CBA
    →d,おかずとなる三菜は、主食のごはん、汁物の奥に置きます。
     左から副菜、副々菜、主菜の順番で並べるのが正しい配置。
     漬け物などは三菜に含まれませんので、基本はごはんと汁物の真ん中、お茶は右奥です。

Q2,一汁三菜の形式が整ったのはいつ頃でしょう?
    a,平安時代  b,鎌倉時代  c,室町時代  d,江戸時代
     →a,『源氏物語』が書かれた頃でしょうかね。

Q3,和食は何に登録されているでしょうか?
    a,ユネスコの世界文化遺産  b,ユネスコの無形文化遺産
     →b,2013年に登録されました。
      他に能楽や和紙など、22が指定されています。

Q4,上の指定で、何が和食の特徴だとしているでしょうか?
   a,多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
   b,栄養バランスに優れた健康的な食生活
   c,自然の美しさや季節の移ろいの表現
   d,年中行事との密接な関わり
   e,長い歴史に培われた技術
    →a~d

【脳トレの答】焼き豚

【今日の話】
端午の節句にボクが食べられるようになったのは、江戸時代からといわれているんだ。
柏の葉は、縄文土器の底に敷いて穀物などを蒸すのに利用した痕跡がみられるほど古くから利用されていたんだ。
これが後のボクにつながるんでしょうか?
全国的にはサルトリイバラではさむのが主流ですが、江戸時代の武家社会とマッチしたのが柏の葉でした。
柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないという特徴から古い葉を親に、
新芽を子どもに見立て家系が絶えない=子孫繁栄へと結びついたんです。
そのため、柏の葉で巻いたボクは、縁起のいい食べ物として武家社会に広まっていったんだよ。
ボクは主に東日本で食べられているんだけど、比較的寒冷な場所に生育するため、
西日本では端午の節句にはちまきが一般的に食べられているのさ。
柏の葉にはオイゲノールという物質が含まれており、
ボクの防腐・抗菌効果に作用し、鮮度を保っているんだよ。
柏の葉の表を外に巻いているものと、裏を外に巻いているものがあるけど、
小豆あんの時は表を外に、味噌あんなら裏を外に巻くなど、中身の違いを表すと江戸時代の本に記されているんだ。

Q1,ボクは何の粉でできているでしょう?
    a,米  b,小麦  c,とうもろこし  

Q2,「ボク古葉を出づる白さかな」と俳句に詠まれていますが、ボクの季語はいつでしょう?
    a,春  b,夏  c,秋  d,冬

Q3,ボクは、安藤広重が描くほど猿ヶ馬場の茶店の名物でした。さて、茶店はどこにあったでしょう?
    a,東海道  b,中山道  c,奥州街道


【今日のひと言】ため息をついて過ごしても一日。笑顔で過ごしても一日。

【今日の脳トレ】
コメント (2)
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