58番

　3巡指名のJordan Hicksが58番を付けています。永久欠番にしないとしてもTrent Coleの番号をあっさりルーキーに渡しちゃうのはなんか違う気がします。あと1-2年後に来るであろうColeの引退まで空けておいて欲しかったですけどねえ・・・


　と言う訳で、ロスター分析第2回はLB陣にしましょう。
　OLBのスターターはConnor BarwinとBrandon Grahamで確定でしょう。プロボウラーBarwinと4年28ミリオンで再契約したGrahamのコンビに不安が有るとすればGrahamが3-4OLBとして10サックするような大物感が無い所です。5サックはするでしょう、10サックはしないと思う。QBの背後を狙うROLBには10サックを狙える大物が欲しかったのですけれど、FA戦線は失敗だったのですかねえ。
　ILBのスターターはKiko AlonsoとDeMeco RyansのIR復帰組が組むのでしょう。KikoはBUFでのルーキーシーズン素晴らしい動きを見せました。ACLやってどれだけリカバリー出来ているか、動きが落ちていないか？トレードの際にフィジカルチェックはしているでしょうけれど不安は残ります（30分でトレード決めたし・・・）DeMecoは2度目のアキレス腱ですが、回復が間に合わないなら契約延長はしないでしょう（契約延長前ならゴースト無しの契約でした）回復さえすれば素晴らしいILBコンビになってくれると思います。
　他にもMychal Kendricks,Jordan Hicks,Najee Goode,Brad Jones,Emmanuel Achoと居て、Travis Long,Marcus SmithのOLB組を含めて2チーム作れそうなデプスの厚さです。

　3-4のチームだとLBのロスター枠は9か10でしょう。ST専用のBryan Bramanと上記のスターター候補4人を合わせた5人は怪我さえなければ確定。残り5枠を争う事になります。バックアップ組7人から5人が残る。DBと人数的には大差ないのですが、1,2年目下位指名で争うDBと違いLB陣は能力的にカットが勿体無い選手ばかりです。
　トレード出来なくてもカットはしないであろうKendricksとルーキーHicksに去年の1巡Marcusの3人は残るでしょう（Marcusに関してはHowie Rosemanの指名と切り捨てて居るのでカットの可能性がゼロだとは思いませんけど）残るGoode,Long,Achoは怪我などで試合経験は不足しています。GBから取ったJonesもサインボーナスなどは無いですからカット可能、この4人から2人が残る事になるのでしょう。
　怪我人だらけなのでデプスを厚くするのは正しい方向なのでしょうけれど、得てしてこういう時は全員無事に過ごして余ったりするんですよね。