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総入れ替えかも

2014-02-07 06:56:00 | イーグルス
 Patrick ChungとKenny Phillips、共に怪我の多い2人をFAで補強し、ドラフト5巡でEarl Wolffを指名、Nate AllenにKurt Colemanが居るところに3人加えました。結局Phillipsは怪我が完治しないでカットされてしまいましたけれど・・・

Nate Allen ルーキー時の4年契約終了
 SSのファーストチームを守りきり、スターターとして開幕する事となりました。ランストップよりもパスカバー重視のSSとして、プレイアクションに引っかかる事が減ったのはワイドナインから3-4へ移行して良い変化でした。

16試合先発 82タックル 1サック 1INT 5PD

 ミスタックルが減り、カバーマンとしても取られた後に鋭いタックルを入れる場面を多く見るようになりました。これでやっと平均レベルのスターターになった、と言うのが客観的評価でしょうけれども去年までに比べれば別人のような進歩を見せています。
 UFAで再契約する必要が有る、と言う選手でもないですし、居なくなったら穴埋めを用意しなければならない。微妙な感じです、初日に売れるような事は無いでしょうし、大物を取り損ねたら再契約。くらいでしょうか。


Patrick Chung 3年契約の1年目終了
 NEからFAで来ました。肩の怪我で2012年は8試合欠場(シーズン後半試合に復帰しています)怪我の多さが問題視されまていますがOregon大出身と言う事からか期待されての加入です。
 
12試合出場 10試合先発 59タックル 3PD

 途中肩の怪我で4試合欠場、復帰後もスターターを譲りましたが、代役Wolffの怪我で後半スターターに復帰しました。
 シーズン前半のシステムではSSが左に釣られる分、広い範囲のカバーを任せられて苦戦。後半のシステムでは一人後方を守りましたが、1対1のカバー力不足を露呈しました。本来SS向きだと考えていますし、パスカバーよりもランサポートやバランサーとして起用したいところです。


Earl Wolff ルーキー時の4年契約の1年目終了
 5巡指名として入団、カレッジ時代はFSでした。プレシーズンゲームではSSをやっていた印象です。

11試合出場 6試合先発 45タックル 1INT 5PD

 Chungの怪我で6試合先発しましたが、膝の怪我で後半欠場を続けました。
 オフィシャルHPではSS表記ですがFSとどちらで育てるのかはまだ分かりません。タックルが甘く、カバーも経験不足なのか守っているのにボールが来た瞬間フリーにしていたりもします。運動能力の高いルーキー、そういうプレイでした。


Kurt Coleman ルーキー時の4年契約終了
 2年間スターターでしたが、ベテラン2人の加入で構想外の扱いを受けました。ファイナルカットに残れないと見られていましたが、Phillipsの怪我で生き残りました。

15試合出場 14タックル 

 怪我人の穴埋めとして起用されました。元スターターですし使えばそれなりのプレイはするのですけれど、再契約する事はないでしょう。


Colt Anderson RFA1年契約終了
 STエースですが、怪我によって迫力がなくなってきました。Sとしては計算されていません。

14試合出場 11タックル 1PD

 ST要員として再契約が有るかもしれませんが、5年目のミニマムよりも安く使えるルーキーを選ぶと思われます。


 長年スターターコンビを組んできたAllenにColeman、STエースとしてファイト溢れるプレイを見せてきたColt。揃ってUFAになり、ChungとWolffの2人だけが残ります。
 Sはシステムの犠牲になるポジションです、シーズン前半のSSとFSを区別しないで右か左かの2ディープシステム、後半のSSを上げてFSが後方カバーの1ディープ。3-4に良くあるCBがややクッションを取りFSと3人後方を守る3ディープ。どれにするのかで人選が大きく変わります。
 Chungは2ディープ向きでしょう、1ディープでFSやるパスカバー能力は持っていません。Wolffはどうですかねえ、育て方次第でしょうけれどパスカバーDBじゃあないでしょう。
 3-4でSSをランサポートに回さない2ディープはランディフェンスに問題が出ます、ILBが優秀でも駄目だったのですから。そうなると、シーズン後半の1ディープにしてChungとWolffでSSを争い、パスカバーの出来るFSを獲得する。これが正解だと思うのです。

 FAにはJairus Byrdが居ます。お値段は高いでしょうけれど、獲得出来れば素晴らしい補強になります。FSならChris Clemonsも良さそうです。
 SSのT.J Ward,Donte Whitnerも良い選手ですけれど、SS獲得でChung,WolffをFSにするよりFS補強の方が効率が良いでしょう。

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3 コメント

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Unknown (brkn)
2014-02-08 00:31:35
今シーズン、ルーキー・若手のO#プレーヤーに活躍された印象が強く、その原因はSにあるように感じてます。
判断力・走力・タックル力のバランスで、しっくりくる選手がいなかった印象です。
相手のランはフロント7で止めないと大怪我の恐れ・・・ から、ラン偏重のD#にならざるをえなかった?と思うのは、考えが消極的過ぎるでしょうか。

horikomiさん構想の、RLBにパスラッシュスペシャリストを入れるなら、ランサポートが堅実なSSが必須な気がします・・・。
Wolfが育ってくれたら嬉しいのですが。待ち構える癖が矯正されれば・・・。
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Unknown (kurotan)
2014-02-08 09:15:20
ドーキンス以来PHIに良いFSはいないと思います。素人質問で申し訳ないのですが、FSは難しいポジションなんでしょうか?
役割が多岐に渡り、その場その場の判断が必要なので経験も要りますし、スピードはもちろんタックルもしっかりしていなければいけない。身体能力と頭脳が伴っていなければいけない、難しいポジションだと個人的に思っています。もちろんシステムにもよりますが、良いCBは多いのに、名セーフティは少ない気がします。
どうなんでしょう?曖昧な質問ですいません。
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Unknown (horikomi)
2014-02-08 09:28:20
Sはシステムに左右されてしまうのが名選手が生まれにくい理由でしょうね。DawkinsでもJim Johnsonまでプロボウルには選ばれていません。
本文に書いた通り、3-4と4-3でも違う、マンかゾーンか、1,2,3ディープでも役割も違う。
能力とシステムがマッチするかしないか、FAやドラフトの3-4年と言う選手入れ替えの周期よりも、DC入れ替えの方が早いのですから、合わなくなるのも仕方ないですね。
そう言う意味で、Davisがどういうシステムを2014年作るのか次第なんです。Castilloがシーズン後半ワイドナイン色を薄くして良くなったのに、また初期ワイドナインに戻して自爆。こんなのも有りましたからねえ・・・・・・
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