バイウイーク前のDET戦、残り5分で10点リードを追いつかれオーバータイムに突入、最後はFGを決められて23-26で負けました。
敗因はJuan Castilioの硬直した考え方です。Calvin Johnson相手にNnamdi AsomughaとSをダブルチームに付け、Asomughaがどこまでも追いかけていくマンツーマンで第3Qまで押さえ込みました。途中Nate Allenの故障退場でColt Andersonを使った(なぜカバーで優れるであろうDavid Simsじゃなかったのかがちょっと分かりません)所からSのサポートがなくなると同時にWR同士のルートをクロスさせる事でマンカバーを外しに来て、それに対する対処が出来ないまま押し切られました。
途中までマンカバーで上手く行っていたのですけれど、同点に追いつかれたあたりから露骨にクロスルートで引き剥がされているのに何も出来ないのは大問題です。マンカバーでWRを消すのが前提のAsomugha,DRC体制なのは分かりますけれど、試合中の対処の悪さがこの試合でも出ました。
それと同時に、システムの熟成方向の間違いも感じます。
DeMeco Ryans加入で真ん中へのランディフェンス強化を計算したのにプレシーズンで上手く行かずにレギュラーシーズン開始と同時にややDLを狭くセットする修正をして開幕から上手く行きました。そして、サックを奪うよりもプレッシャーを掛けつつスクリーンやリバースを防ぐ押し込み型ワイドナインで成功します。
ところが、サックがまったく出ない事からDBの負担が増して、一発を貰うようになってからの修正が出来ていません。開幕からディフェンス強化が上手く行き過ぎたために、シーズン序盤、若干の改良をした中盤、そして完成系と熟成と同時に対応と進化を続ける必要が有るのに、開幕時のシステムに満足してしまった印象を受けます。Castilioシステムを丸裸にされているのにそこに拘っていると思うのです。
Castilioの欠点はランもパスもスクリーンもディープへの一発も全部守ろうとし過ぎるところだと考えています。このシチュエーションはここを重点的に守る。と言う事が出来ず、常に平均的に守ろうとする。ギャンブラーとしての資質に疑問を持ちます。
オフェンスでは3rd1からショベルを出したり、工夫は見られますが、基本的なところが逆だと思います。余裕のある場面でトリックプレイを出して、うちにはこう言うプレイも有るんだよ。と見せておいて、いざと言う時には最も確率の高いプレイを出す。これが王道だと思うのですけれど、いざと言う時にトリックプレイを出してギャンブルする。上手く行けばいいですが、失敗した時のダメージの方が大きいのが現状です。
致命的な敗因として、オーバータイム後のサックサック投げ捨て、その投げ捨てもDET側全員でインテンショナルセーフティーをアピールするような酷いパスでした。フィールドポジション的に3点くれてやっても良い状況と3点で試合が終わる状況の区別すらつかないコーチとQBにチームを任せるのは見てられません。
このプレイだけは絶対に決める、そういう奥の手を用意するコーチの対応とQBを含めた選手の意識。そういうものがまったく感じられない、常に平常運転のままキープレイで失敗するのを繰り返す。Andy Reidが変にテンションを掛けるのを嫌うのは分かっていますけれど、ワンプレイで勝敗が決まる時に集中出来ないようでは勝ちを拾うことは出来ません。
3勝3敗でバイウイーク、基本的に後半強いチームでは有りますが、残りを7勝3敗で10勝するのは厳しくなりました。一つの時代が終わる時を見る事になるのかもしれませんね。
敗因はJuan Castilioの硬直した考え方です。Calvin Johnson相手にNnamdi AsomughaとSをダブルチームに付け、Asomughaがどこまでも追いかけていくマンツーマンで第3Qまで押さえ込みました。途中Nate Allenの故障退場でColt Andersonを使った(なぜカバーで優れるであろうDavid Simsじゃなかったのかがちょっと分かりません)所からSのサポートがなくなると同時にWR同士のルートをクロスさせる事でマンカバーを外しに来て、それに対する対処が出来ないまま押し切られました。
途中までマンカバーで上手く行っていたのですけれど、同点に追いつかれたあたりから露骨にクロスルートで引き剥がされているのに何も出来ないのは大問題です。マンカバーでWRを消すのが前提のAsomugha,DRC体制なのは分かりますけれど、試合中の対処の悪さがこの試合でも出ました。
それと同時に、システムの熟成方向の間違いも感じます。
DeMeco Ryans加入で真ん中へのランディフェンス強化を計算したのにプレシーズンで上手く行かずにレギュラーシーズン開始と同時にややDLを狭くセットする修正をして開幕から上手く行きました。そして、サックを奪うよりもプレッシャーを掛けつつスクリーンやリバースを防ぐ押し込み型ワイドナインで成功します。
ところが、サックがまったく出ない事からDBの負担が増して、一発を貰うようになってからの修正が出来ていません。開幕からディフェンス強化が上手く行き過ぎたために、シーズン序盤、若干の改良をした中盤、そして完成系と熟成と同時に対応と進化を続ける必要が有るのに、開幕時のシステムに満足してしまった印象を受けます。Castilioシステムを丸裸にされているのにそこに拘っていると思うのです。
Castilioの欠点はランもパスもスクリーンもディープへの一発も全部守ろうとし過ぎるところだと考えています。このシチュエーションはここを重点的に守る。と言う事が出来ず、常に平均的に守ろうとする。ギャンブラーとしての資質に疑問を持ちます。
オフェンスでは3rd1からショベルを出したり、工夫は見られますが、基本的なところが逆だと思います。余裕のある場面でトリックプレイを出して、うちにはこう言うプレイも有るんだよ。と見せておいて、いざと言う時には最も確率の高いプレイを出す。これが王道だと思うのですけれど、いざと言う時にトリックプレイを出してギャンブルする。上手く行けばいいですが、失敗した時のダメージの方が大きいのが現状です。
致命的な敗因として、オーバータイム後のサックサック投げ捨て、その投げ捨てもDET側全員でインテンショナルセーフティーをアピールするような酷いパスでした。フィールドポジション的に3点くれてやっても良い状況と3点で試合が終わる状況の区別すらつかないコーチとQBにチームを任せるのは見てられません。
このプレイだけは絶対に決める、そういう奥の手を用意するコーチの対応とQBを含めた選手の意識。そういうものがまったく感じられない、常に平常運転のままキープレイで失敗するのを繰り返す。Andy Reidが変にテンションを掛けるのを嫌うのは分かっていますけれど、ワンプレイで勝敗が決まる時に集中出来ないようでは勝ちを拾うことは出来ません。
3勝3敗でバイウイーク、基本的に後半強いチームでは有りますが、残りを7勝3敗で10勝するのは厳しくなりました。一つの時代が終わる時を見る事になるのかもしれませんね。
INDだろうがSDだろうが撃破し続けて来たBYE明けに負ける気はしませんが、長い二週間になりそうです。
もしATLに負けたら新時代の幕開けになると都合のいい事を言うかもしれません。
負け続けてドラフトに期待するのも嫌ですが、昔みたいにチャンピオンシップに出ては負けるのも嫌。
つまり、勝ちたいんです。
Vickの厄介な所はプレイ自体は悪くないのです。致命的なミスをしたり、状況判断の悪さからありえない動きをしてしまうだけで・・・はっきり言えば、これ以上育たないと分かっている若手を使っているようなもんですね。
でも、Folesを今投入するのは難しいと思いますし、もう少しサイドラインに居て欲しいです。