またでっかいのが来るようです

　Chip Kellyが去年までHCをしていたOregon大のパスラッシャーDion JordanがEaglesを逆指名しました。

　去年締結された労使交渉の中で、2013年ドラフトから1巡指名権での指名に限り選手からの逆指名を受け付ける事になっています。今回のドラフトからの新ルールなのですが、Chipの教え子Jordanが逆指名第一号になるようです。
　Jordanは身長6-6 248ポンドのパスラッシャーで去年はPac12のファーストチームに選ばれ42タックル7.5サックを記録しています。1巡トップ10指名濃厚のタレントでディフェンスはサイズ重視のChipの好みにぴったり合う選手です。スカウティングコンバインでは40ヤード4.54の素晴らしい数字を記録し、ショートシャトル4.35、スリーコーン7.02、垂直跳び32インチ、幅跳び10フィート2インチのサイズを考えればずば抜けた数字をたたき出しました。
　Connor Barwinを獲得した事でパスラッシャー指名の可能性はかなり低くなったと見られていますが、今回の逆指名でChipは才能溢れる教え子を取るか、逆指名を無視して別の選手を指名するか悩む事になります。
　なお、ルール上逆指名された選手は行きたいと表明したチームの1巡指名の順番で指名されなかった場合、次の指名チームから自由に指名して良い事になっています。トップ3のチームでJordan指名の意思があったとしたら指名出来ないのは大きなマイナスになります。


　言うまでも無く、逆指名なんていう制度はありません。

　Trent ColeにBrandon Graham、そしてFAでBarwinを取った以上Jordanを取るのは無いでしょうけれど、ChipとしてはJordan指名したいのではないかなあと思うわけです。教え子の能力が一番把握できていますし、Chipの考え方が染み込んだ選手が居るか居ないかは新任コーチとして指導力が大きく変わるでしょう。Jordanは1巡でどこかが持っていくでしょうけれど、下位指名で良いので誰か1人はOregonの選手を入れるべきだと思います。


　昨日までエイプリルフールのネタはKevin Kolbと契約だったのですけれど、まさかのBUF入りで急遽ネタを作り直しました・・・