CAR戦前半だけ見直しました。
まずはディフェンスのシステム、3-4と言うより5-2に近いセットが基本形になりました。Conner BarwinはTEの正面が多く、Trent ColeはLTの外が基本です。
Coleのパスラッシュですが、Mychal Kendricksがブリッツに入る場面が何度か有り、ブリッツの道を作る為にわざと外を回っている時も有りますね。CAR側もスクランブルの足が有るCam Newtonなので外を大回りさせれば前に逃げれると言うブロックスタイルですから、外を回されるのは負けに近いプレイも有りましたけれど酷いと言うほど悪くないです。ただ、もう少しQBに迫る場面が欲しいです。
BarwinはTEに一回当たるのが基本形なのか、ランディフェンス重視でした。3-4の時はパスラッシュよりもギャップ埋めに使われた印象です。4-3になるとパスラッシュを仕掛けています、一流パスラッシャーではないかなあ・・・4-3DEで使うならBrandon Grahamが上の気がします。
サードダウンでは4-3にする事が多く、Issac Sopoagaが抜けて4メンフロントになっています。その時にColeが良いプレイをしてくれるのを期待しているのですけれどねえ。今後、Vinny CurryやGrahamを4-3DEで使って試して欲しいものです。
DeMeco Ryansが目立たないのですが、去年ワイドナインでリード付けてRBが突っ込んできてもそれなりにタックルしていたのですが、今年は簡単に拾われてます。これがギャップを埋めて潰れる指示なのか、HOU時代も3-4移行で成績ダウンは3-4適性の無さなのかはもう少し見たいです。潰れ役にするのは勿体無いのですけれどねえ。
Patrick ChungがFSから上がってくるプレイが有りました。ランに関しては8人BOXの時は安定しますね。CAR戦を見る感じ、OLBをランサポート重視で使っていますし、外へのランは十分に機能しています。
弱点は5-2にしてしまう事でOL+TEの6枚対DL5枚でインサイドDLをダブルチームで崩してフォローが来る前に抜ける速いタイミングのインサイドランでSが間に合わないことです。DLがダブルチームに弱さを見せていますし、ILB2枚も1対1で潰され速いタイミングなのでOLBも間に合わない（Coleが献身的に走り回っているのですけれどね）Sのコンビが固定されれば、ランサポートがスムーズに行くようになるのかもしれません。
セカンドチームのDLはRDE Damion SquareでNTがBennie Logan,LDEにClifton Geathersでした。GrahamとChris McCoyがOLB、このセットにするとOLBのパスカバーが減るんですよね。Coleには実地練習なのかパスカバーたくさんさせるのに・・・
LoganのNTはちょっと厳しい感じです。ファーストチームよりもDEを近くに寄せてカバーしているかもしれません。これはSquareをNE戦NTのサードチームで使っていましたし、4-3に近い（3DT+Grahamのセットが何度かありました）形でLoganとSquareを4-3DTのように使った可能性があります。
CAR側がもたもたしていた部分も有りますけれど、試行錯誤しながら実地研修中の割には何とか持ちこたえました。来週Coleをどれくらいパスカバーに使うのか、5-2なのかセカンドチームで見せた3DT+DEの4-3にTE対Barwinのような形なのか、そこらへんを確認したいです。
オフェンスですが、OLとは逆方向へのプレイがかなり効きました。LeSean McCoyの変態カットで前からOLとは逆のプレイ多いチームなのですけれど、ディフェンスを錯覚させる為のデザインしてゾーンブロックを使ってます。
Nick Folesの時にはRBとQBを逆に走らせてのQBキープからWRへのトスプレイ、トリックプレイに近い奇策をノーハドルに混ぜ込むChip Kellyの手法が見られました。これでもう少しFolesに足が有ったら面白いのですけれどねえ・・・
Michael Vickのハンドオフ後の動きはやはりぎこちないです。持ってる時と渡した時で明らかにボールの持ち方というか身のこなしが違います。実際にボール持たせて走らせればFolesとは比べ物にならない脅威ですし、フェイクの部分が下手でもディフェンスは釣られるのかもしれませんけれど・・・
レシーバーを横に使うFolesと縦に使うVick、去年Foles登場とほぼ同じ時期に肋骨骨折でIR入りした為にDeSean JacksonはFolesと組んだ試合ほとんど無いのですけれど、CAR戦でもVickに変わった瞬間フック2連発。Folesのボールスピードだとフック系はINTが怖いです（Asante Samuelが美味しく頂くパターン）
アップテンポ、OLのミスリードを誘うゾーンブロック、ピストルからのハンドオフとQBキープからのパスが出来るFoles。
QBキープの破壊力、縦へDeSeanのスピードでストレッチ出来る、（まだ見せていませんが）Vick,McCoy,DeSeanの最速トリプルオプション。Vickが入るとこう言うプレイになります。
ChipがOregon大で名を上げたシステム、FolesとVickだとちょうど半分ずつ適性が分かれてしまいます。この2人を足して2で割りたい、本当にそれがベストでしょうね。若い頃のDonovan McNabbが居たら本当に機能したでしょう。
シリーズごとにQB入れ替えるのは無理だとしても、前後半で変えるとかウオーターで入れ替えるような事を考えても良いように思えます。エースを決めて熟成させるよりも、Chipの特徴である変幻自在を出した方が良いかもしれません。それだけFolesもVickも結果を出しています。
来週がファーストチーム最後の出番になります、本番仕様なのか実地訓練モードを続けるのか、どちらにしても見る度に新発見のある試合になる事でしょう。
まずはディフェンスのシステム、3-4と言うより5-2に近いセットが基本形になりました。Conner BarwinはTEの正面が多く、Trent ColeはLTの外が基本です。
Coleのパスラッシュですが、Mychal Kendricksがブリッツに入る場面が何度か有り、ブリッツの道を作る為にわざと外を回っている時も有りますね。CAR側もスクランブルの足が有るCam Newtonなので外を大回りさせれば前に逃げれると言うブロックスタイルですから、外を回されるのは負けに近いプレイも有りましたけれど酷いと言うほど悪くないです。ただ、もう少しQBに迫る場面が欲しいです。
BarwinはTEに一回当たるのが基本形なのか、ランディフェンス重視でした。3-4の時はパスラッシュよりもギャップ埋めに使われた印象です。4-3になるとパスラッシュを仕掛けています、一流パスラッシャーではないかなあ・・・4-3DEで使うならBrandon Grahamが上の気がします。
サードダウンでは4-3にする事が多く、Issac Sopoagaが抜けて4メンフロントになっています。その時にColeが良いプレイをしてくれるのを期待しているのですけれどねえ。今後、Vinny CurryやGrahamを4-3DEで使って試して欲しいものです。
DeMeco Ryansが目立たないのですが、去年ワイドナインでリード付けてRBが突っ込んできてもそれなりにタックルしていたのですが、今年は簡単に拾われてます。これがギャップを埋めて潰れる指示なのか、HOU時代も3-4移行で成績ダウンは3-4適性の無さなのかはもう少し見たいです。潰れ役にするのは勿体無いのですけれどねえ。
Patrick ChungがFSから上がってくるプレイが有りました。ランに関しては8人BOXの時は安定しますね。CAR戦を見る感じ、OLBをランサポート重視で使っていますし、外へのランは十分に機能しています。
弱点は5-2にしてしまう事でOL+TEの6枚対DL5枚でインサイドDLをダブルチームで崩してフォローが来る前に抜ける速いタイミングのインサイドランでSが間に合わないことです。DLがダブルチームに弱さを見せていますし、ILB2枚も1対1で潰され速いタイミングなのでOLBも間に合わない（Coleが献身的に走り回っているのですけれどね）Sのコンビが固定されれば、ランサポートがスムーズに行くようになるのかもしれません。
セカンドチームのDLはRDE Damion SquareでNTがBennie Logan,LDEにClifton Geathersでした。GrahamとChris McCoyがOLB、このセットにするとOLBのパスカバーが減るんですよね。Coleには実地練習なのかパスカバーたくさんさせるのに・・・
LoganのNTはちょっと厳しい感じです。ファーストチームよりもDEを近くに寄せてカバーしているかもしれません。これはSquareをNE戦NTのサードチームで使っていましたし、4-3に近い（3DT+Grahamのセットが何度かありました）形でLoganとSquareを4-3DTのように使った可能性があります。
CAR側がもたもたしていた部分も有りますけれど、試行錯誤しながら実地研修中の割には何とか持ちこたえました。来週Coleをどれくらいパスカバーに使うのか、5-2なのかセカンドチームで見せた3DT+DEの4-3にTE対Barwinのような形なのか、そこらへんを確認したいです。
オフェンスですが、OLとは逆方向へのプレイがかなり効きました。LeSean McCoyの変態カットで前からOLとは逆のプレイ多いチームなのですけれど、ディフェンスを錯覚させる為のデザインしてゾーンブロックを使ってます。
Nick Folesの時にはRBとQBを逆に走らせてのQBキープからWRへのトスプレイ、トリックプレイに近い奇策をノーハドルに混ぜ込むChip Kellyの手法が見られました。これでもう少しFolesに足が有ったら面白いのですけれどねえ・・・
Michael Vickのハンドオフ後の動きはやはりぎこちないです。持ってる時と渡した時で明らかにボールの持ち方というか身のこなしが違います。実際にボール持たせて走らせればFolesとは比べ物にならない脅威ですし、フェイクの部分が下手でもディフェンスは釣られるのかもしれませんけれど・・・
レシーバーを横に使うFolesと縦に使うVick、去年Foles登場とほぼ同じ時期に肋骨骨折でIR入りした為にDeSean JacksonはFolesと組んだ試合ほとんど無いのですけれど、CAR戦でもVickに変わった瞬間フック2連発。Folesのボールスピードだとフック系はINTが怖いです（Asante Samuelが美味しく頂くパターン）
アップテンポ、OLのミスリードを誘うゾーンブロック、ピストルからのハンドオフとQBキープからのパスが出来るFoles。
QBキープの破壊力、縦へDeSeanのスピードでストレッチ出来る、（まだ見せていませんが）Vick,McCoy,DeSeanの最速トリプルオプション。Vickが入るとこう言うプレイになります。
ChipがOregon大で名を上げたシステム、FolesとVickだとちょうど半分ずつ適性が分かれてしまいます。この2人を足して2で割りたい、本当にそれがベストでしょうね。若い頃のDonovan McNabbが居たら本当に機能したでしょう。
シリーズごとにQB入れ替えるのは無理だとしても、前後半で変えるとかウオーターで入れ替えるような事を考えても良いように思えます。エースを決めて熟成させるよりも、Chipの特徴である変幻自在を出した方が良いかもしれません。それだけFolesもVickも結果を出しています。
来週がファーストチーム最後の出番になります、本番仕様なのか実地訓練モードを続けるのか、どちらにしても見る度に新発見のある試合になる事でしょう。