「スポヂカラ！」

国内女子サッカーリーグの名称が、Ｌ・リーグからなでしこリーグに変わったころからずっと応援していた岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ。

関東でのアウエイゲームはほぼ全試合行っていたし、ホーム美作にも遠く埼玉からはるばる４度行っている。

そのＢｅｌｌｅの特集で、スタジオゲストには宮間あやということで、録画して見た。

チーム発足時からの歴史は知ってはいるけど、改めて映像と共に見ると、やっぱりいいチームだよなぁと思った。

まずは成り立ちがすごいよねぇ。

チームと地域の一体感。

初めて美作でのホームゲームを見たのは２００８年だけど、チーム運営を手伝っているボランティアの人、選手とファンの関係とか、すごくいい雰囲気だった。

なでしこジャパンがワールドカップで優勝した後に訪れた２０１２年は、入場を待つファンで長蛇の列ができていてビックリした。

その頃は、チームと地域の関係もうまくいっていたんだろうけどね。

でも、チームのごたごたで宮間や福元ら主力選手がチームを離れ、成績が低迷し始めたことでチームとの関係も希薄になっていっちゃったぽいね。

そこへコロナが追い打ちをかけた。

そんな状況を変えるべく、ＧＭとしてチームに招かれたのがＩＮＡＣ神戸レオネッサの強化育成部長をしていた高橋寿輝氏。

チーム強化と共に、地域との関係性の再構築にも力を注いだ。

Ｂｅｌｌｅを知る選手として、高校卒業と共に入団した元日本代表の横山久美、下部組織出身の内田好美がチームに戻ってきた。

そして、地域との結びつきの拠点としてＢｅｌｌｅカフェをオープンさせ、所属選手と共に高橋ＧＭもそこで働き、地域とのつながり、情報収集などに務めているという。

２季連続でなでしこリーグ２部最下位と低迷していたチームが、今季は終盤まで１部昇格の可能性を残す３位と大躍進。

高橋ＧＭの試みが早くも１つの形として現れた感じだ。

下部組織の充実も図られているようで、未来にも期待が持てそうだ。

宮間に、そしてＢｅｌｌｅに惹かれて美作に移住した人の話題の後に、女将の会の元会長・峯平滋子さんが「本当なら宮間さんにも帰ってきてもらいたい」って言っていたけど、本音だと思うなぁ。

僕だって、そう思うもん。

Ｂｅｌｌｅの今がよくわかったし、宮間の話もいろいろ聞けたし、いい番組だった。

昨日も書いたけど、来季は久しぶりに生で試合が見たいなぁ。

Ｂｅｌｌｅのホーム・岡山県美作ラグビー・サッカー場。

美作でもらった宮間のサイン。

余談。

なでしこジャパンがワールドカップで優勝した時の映像も流れたけど、あれから干支が一周以上してるのに、見て鳥肌が立った。

スポーツを見るのは大好きで、さまざまなスポーツを現場で生観戦したり、テレビで見たりしてきたけど、一番心を動かされた(感動した)のが、なでしこジャパンのワールドカップ優勝。

スポーツでウルウルしたことは何度もあったけど、この時はテレビの前で号泣したからね。

スポーツであんなに泣いたのは、あの時だけ。

自分でもびっくりするくらい涙が出てきたもんなぁ。

すぐに体が(脳が？)反応しちゃった。