赤山陣屋

冬には、ほぼ毎年行っているバードウォッチングスポット、川口市の興禅院。
秋の渡りの鳥が見られないかなと、ふと思い立って行ってみた。
木々にはまだ葉がいっぱいで、声に集中してみたけどヒヨドリとシジュウカラの声しか聞こえない。
仮にいたとしても冬専門の僕に渡りの鳥を見つけるのは無理そう。
ということで、早々にあきらめて、赤山陣屋跡を目指すことに。

赤山城跡とも呼ばれる赤山陣屋。
我が家から最も近い城跡と言っていいかもしれないい。
赤山日枝神社の前にある、赤山陣屋見学者用の駐車場にチャリを止め、徒歩で散策。
駐車場のすぐ隣にあるのが、東堀。


北西方向に少し進むと、そこには南堀。

きれいに整備されている。
もう少し進むと、こんな感じの所も。

これも南堀。

南堀の途中には、石碑が。

ここの文字は“赤山城址”。
同じ場所なのに、いろんな表現があって、なんて呼んでいいのかわからない…

南堀の端まで行くと、そこに合流する形で西堀が。

わかりづらいけど、中央が堀で、左が土塁。

石碑のある場所から北へ向かうと、そこが本丸跡。

ほとんどが個人の畑になっているようで、痕跡はまったくない。

さらに北に向かい、外環のすぐ脇にあるのが北堀。



ここがいちばん雰囲気あったかなぁ。

いろんな堀が見られて楽しかった。
遺構なのか、復元なのか、その辺はよくわからなかったけど。
南東堀は見損ねたので、いずれまた。
それにしても、空堀の良さは、写真ではまったく伝わらないねぇ。