レッズ、ＰＫ戦制す

ＹＢＣルヴァンカップの決勝、レッズ対ガンバは延長を含め１２０分戦っても決着つかず。
ＰＫ戦に勝ったレッズが、ヤマザキナビスコカップから名称変更された最初の大会で優勝した。

４－０と完勝したリーグ戦と比べ、かなり苦戦したレッズ。
ガンバの中盤での激しい潰しに、なかなかゴール前まで迫れなかった。
そんな中、一瞬のすきを突かれ、アデミウソンに独走を許し、先制されてしまう。
なかなか決定的なチャンスが作れない中、後半３１分にＣＫから代わったばかりの李忠成がファーストタッチで同点ヘッド。
追いついてからは、チャンスを何度か作ったけど、決め切れずに延長、そしてＰＫ。
ガンバ４人目のキッカー呉屋の正面のシュートを、西川がまったく動かずに右足でセーブ。
一方、レッズのキッカーは、５人全員が東口に触られることもなく完璧に決めて、ＰＫ戦を制した。
ガンバ２人目の今野が真ん中に蹴って決めた。２度も正面に決められる西川じゃない。呉屋、正面に蹴るとは、西川をなめすぎというか、若さが出たというか。

昨年、Ｊ１のファーストステージを制したが、どうもタイトルには数えられないらしい、中途半端とも言える優勝だった。
今回は、正真正銘のタイトル。
広島時代から通じて、ミシャにとっても日本での初タイトルとなった。

この勢いで、Ｊリーグも制してほしいね。
天皇杯もあるし、三冠も夢じゃない。