四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

お節作り

2005年12月31日 | Weblog
人生2回目のお節作り。
慣れないから時間がかかるかかる。
お節作りの本とにらめっこしながらの作業。
4時間台所に立ち続けたところで集中力が切れ、一度気分転換に外出。
戻ってからまた1時間。
とりあえず、ここで大体のところは良しとする。
ふぇ~っ、疲れたぁ~

これから年越しそばと子供たちのお風呂を済ませたら、
クリスティンの家でイギリスの年明けを迎えます。


手前味噌で・・

2005年12月26日 | Weblog
昨日、クリスマスディナーによばれた帰り際にディックが地元紙、オクスフォード・タイムズ (Oxford Times) の切り抜き記事をくれました。12月18日(日)に私の合唱団が出演したオクスフォード市長主催のクリスマスコンサートの様子が載っています。

そうそう、こんな事ありました、ありました。まだ1週間ほど前のことなのに、ずいぶん昔のことのように思えます。

オクスフォードの伝統で、クリスマス前に市長がクリスマスキャロル・コンサートを主催し、その中で自らキャロルの一部を独唱するのです。赤と黒のローブをまとい、肩の周りに大きなネックレスのような勲章を着けた市長とその夫人が舞台で私たちをバックに歌われました。市長はみんなの前で歌うのを楽しまれていたようですが、ご夫人の方はかなり緊張されていて、ちょっと気の毒だったかな。。

客席の子供たちがオーケストラの近くまで来て一緒にキャロルを歌うシーンもあり、こんなコンサートなら来年あたり龍・健も来られるかも、と思いました。

このキャロルコンサートに出て実感したんですが、クリスマスコンサートに来るお客さんたちは決してクリスマスキャロルを聴く為に来ているのではなく、一緒に歌う為に来ているですね。オーケストラとパイプオルガンと合唱団と観客が一体となって会場を歌声で満たして(圧巻!)、「ああ、今年もクリスマスが来た」 って感じるんでしょう。
ある意味、日本人のベートーベン「第九」に似てますが、第九よりももっと参加型ですね。

クリスマス!!

2005年12月25日 | Weblog
いよいよやってきました、クリスマス!

去年は一年のある日が他の日よりも特別だなんて全く理解できなかった健だったけど、今年は12月25日がキリストの誕生日 (と一般に信じられている日) であることを理解し、ツリーの下に置いたプレゼントをクリスマスの日に開けてもよいことをちゃんと分かってました。こんなところにも子供の成長を感じます。

さて今年もクリスティンがイギリスの伝統的なクリスマスディナー (昼食) に招待してくれました。

クリスマスディナーには付き物のスモークサーモンの前菜から始まり、朝7時半から5時間半かけてじっくりローストしたというターキー、レーズンや木の実がどっしり詰まったクリスマスプディング、分厚いアイシングが乗ったクリスマスケーキが順番に出てきました。(クリスティン、お疲れ様でした。火が強すぎると肉がパサパサになり、火が弱いと中まで火が通らないターキー。程よく料理するのはなかなか難しそう。)

去年は私にとって生まれて初めての本格的なクリスマスディナーだったので、何もかもが新鮮で感動的で、終始興奮してました。今年はもう少し落ち着いてディナーの席についていられたかな(笑)。

ご馳走ではちきれんばかりのお腹を抱えてダイニングルームからリビングルームへ場所を変え、健ケンお待ち兼ねのプレゼント開封。去年はみんな自分の分を勝手にバリバリ開けてたけど、今年は一人一人のプレゼントをみんなで褒めあったり感謝しあったり、いい感じいい感じ。去年と同様、お腹も心も幸せな一日となりました

ちょっと話はズレますが、昨年末に生まれて初めてのお節を作って思ったことがあります。
きちんとお料理作ったり、その日を祝う為の労力をつぎ込んで、特別な日をちゃんとお祝いするって大切なんだなって。何もしなければどんな特別な日もただの日として惰性で過ぎて行ってしまいます。料理をする、その日の為に準備をすることで、サラサラと流れていってしまう一日を一年の節目の日としてピンで射し留めることができるような気がします。

なぁ~んて、ほとんどの人にとったら特別な日をきちんと祝うって普通で当たり前のことなんでしょう。それを面倒に感じてたこれまでの私があまりに大雑把過ぎたんですね


論文の締切日、延長

2005年12月24日 | Weblog
夕飯を食べながらマークが言いました。「講師とのテーマ合意がかなり遅かったことを大学側が考慮してくれ、僕の論文締切日を1月末に延長してくれた」。・・思わず口に入れた食べ物をノドに詰めるところでした。

ひえ~、長くてお正月明けまでだとマークのピリピリ+カリカリ・モードに耐えてきたけど、それが来月末まで延びるってーーーーーっ?! 長距離マラソンの終盤でいきなりゴール地点を10キロくらい延ばされたような気分・・。

マークにとっては嬉しいことで、今日は帰って来てすぐにワインを開けたりしてるわけだ。。

慣習

2005年12月23日 | Weblog
先週のことなのですが、牛乳配達のおじさんが残して行った請求書の下の方に 「Merry Christmas and a Happy New Year from ○○(おじさんの名前)」 と印刷してありました。
おお、さすがキリスト教の国。牛乳配達のおじさんでさえちゃんと自分の名前を明かしてクリスマスメッセージを送るんだーと、何も知らない私は素直に感動してました。

その後、何かの折にこの事をクリスティンに話すと 「それはね・・」 と説明してくれました。クリスマス前には、いつも早朝に牛乳配達や新聞配達をしてくれる人たちへお礼の気持ちを贈る習慣があるんだそうです。
おお、それは知りませんでした。クリスマスカードを書こうとは思ったけど、まさかプレゼントまでは考えてませんでした。
ちなみにクリスティンたちは何を贈るのかを聞いたら 「気持ちだから強制ではないのよ」 と言いつつ、「10ポンドくらいかしら」。
うわー、現金でしかも各配達先から10ポンド(約2,000円)。みんな一律同じ金額ではないでしょうが、おじさん、寒い早朝の苦労も報われるというものです。

それにしても知っておかないといけない慣習って、どこの国にもあるんですね。

冬休み中の龍・健・さな

2005年12月22日 | Weblog
健:
しょっちゅう龍のサンタ・ブギウギの衣装を脱いだり着たり。
(衣装がもうボロボロ・・。)
タオルを持って来るから何をするかと思いきや、サンタの白ヒゲでした。
お見それしました(笑)。

龍:
先週の金曜からこの月曜日まで40℃前後の高熱を出してダウン。
この火曜日辺りからやっと平熱に落ち着いてきました。
でもまだまだ回復期らしく、目玉が溶けそうなほどよく寝てます。

さな:
長引く龍の風邪ですっかり看護師モードの私。
なんだか家事をするのが億劫です。
我が家が看護師の職場と化したか(笑)?

マークの最終論文

2005年12月21日 | Weblog
マークの最終論文が佳境に入ってきました。
ピリピリとした空気が張りつめていて、「ボクに触るな、話しかけるな」光線が全身からビンビンと出ています。

仕事がクリスマス前の閑散期に入っていることもあって、午前中の仕事を同僚に譲り、自分は図書館で論文作成しています。

本当は12月末が提出期限なんですが、マークと講師の間でテーマの合意に至るのがかなり遅かった事を考慮してもらい、マークはお正月明けに提出してよいということになっています。
この冬休みはお父さん抜きになることを予想してます。

予定通りに終わりますように。頑張れ、頑張れ!

ハッピー・バースデー、クリスティン

2005年12月20日 | Weblog
この日はクリスティンの誕生日。いつもお世話になっている感謝を込めて我が家でささやかな夕食会を開きました。
メニューは:

[スターター]
・ほうれん草のスープ
[メイン]
・スペアリブ
・マリネ野菜のオーブン焼き
・ニンジンとブロッコリーの温野菜
・ベイクド・ポテト
[デザート]
・バースデー・ケーキ

スペアリブは姉に教わった簡単でしかもおいしいレシピを使い、上手くできた(と思う)んですが、ナイフとフォークで行儀よく食べたいクリスティンとディックにはちょっと不向きでした・・

デザートのカスタード・タルトは材料の分量を私が量り、あとの 「混ぜる・タルト生地を伸ばす・フルーツとバースデー・メッセージを乗せる」 は健がメインでやりましたよ♪。
これにキャンドルを乗せて、最後にクリスティンと健が一緒に吹き消したのでありました。
願い事が叶うといいね、クリスティン。



冬休み

2005年12月19日 | Weblog
16日で龍・健の学校が終わり、1月3日までの冬休みに入りました。
寒くて外に出られないから、一体どうなることやら・・。

ところで最近の健ちゃん、日本語がチョー乱れてます。
「いやだ。遊ぶの。お外に」って一体何を言っているんだろうと思っていたら、実はこれ 「外で遊びたい」って駄々をこねているのではなくて、「not (want to) play outside (外で遊ぶのイヤだ)」と言ってるんです。日本語の言葉を英語の文法の通りに並べているんです。
ガーン! 日本語、破れたり・・って感じです

サンタ・ブギウギ

2005年12月14日 | Weblog
健の劇の次の日は龍が学校でクリスマス劇をするとの事。これまた楽しみに行ってきましたー

龍の学校のものは劇と言うよりもクリスマス・ショーみたいな感じ。それぞれのクラスの子供たちが、クリスマスカード、サンタクロース、クリスマスツリー、クリスマスディナーなどに扮し、音楽に合わせて教会の祭壇で元気に踊ってました。(なんて開けた教会!)

龍のクラスはみんながサンタに扮し、「サンタ・ブギウギ」を踊ってましたよー♪。たくさんのサンタが元気に踊っているのはなんとも微笑ましい限り。龍は先生に手を取られブンブン振り回されているうちに、ひどく咳き込み始めました。ちょっとドキドキして見てましたが、祭壇から降りてくる頃には落ち着いてました。

健のクリスマス劇は “うわぁ~、かわいい~♪!!”って興奮してましたが、龍たちのクリスマス・ショーは見てたらなぜか涙が出てきました。子供たちの姿に胸がいっぱいになってきて。

最後にみんなで 「Merry Christmas, and a Happy New Year!」 を交わした時は、子供たち一人一人が本当に楽しいクリスマスを過ごせるよう心から願いました。