健のトイレトレーニング

先週の木曜日からダメもとでオムツをはずし、パンツをはかせることにしました。これまではいきなりパンツは無謀だと思って、布オムツにしたり、トレーニングパンツをはかせたりしていたのですが、ぜんぜん効果なし。返ってお尻がベチャベチャした感じに慣れていくようでした。

先週の水曜日に、健の友達のお母さんとその話をしていて、子供はお尻が濡れるのがイヤなんじゃなくて、おしっこが太ももや足を伝って流れる感覚がイヤなんじゃないだろうか、という話が出ました。それで私も覚悟を決めました。ええい！ 少々カーペットが汚れてもかまわん！ イヤというほどパンツを毎日毎日、洗濯してやる！！！

金曜日にはホントやってくれました。「お母さん、おしっこ」と言うから行って見ると、ベッドの上で遊んでいたんでしょう。シーツがベチャベチャ。パンツもズボンもベチャベチャ。忍、忍、忍、と次のパンツをはかせる。でもその次もおしっこが出てから 「お母さん、おしっこ」。ニン、ニン、ニン。・・と、こんな感じで３回失敗をした後、初めて出る前に 「おしっこー」。
それからかなり高い確率で事前に「おしっこ」が言えるようになりました。

今日、パンツをはいたままスーパーへ買い物に行った時、失敗してもいいようにナイロン袋に着替えを持って行きました。行く前にトイレをしてからかなり時間が経ってます。私の方が心配になって、つい何度も 「トイレは？ トイレは？」って聞いてしまいます。 と、野菜売り場を過ぎた所で 「おしっこ」。
もう買い物カゴも手に持っていた野菜も放ったらかして 「トイレ！トイレ！いそげー！」。無事にトイレを済ませた時は、もう感動・・！！！

今でこそ私たちもパンツをはいて、トイレでおしっこするのが当たり前になってますが、その昔こうやってお母さんが頑張って訓練してくれたんですねー。パンツでトイレというのがスゴイ事に思えてきました。

それにしてもパンツをはくようになると、子供の「おしっこ」のひと声で全てを放り出してトイレに走らないといけないんですね。オムツが取れないのも大変だけど、取れたら取れたで大変なこともあるんですねー。

スウォニッジ（Swanage） 三日目

前日、浜辺を思い切り楽しんだので、この朝の計画では観光のクルージングに行く予定だったのです。ところが、海辺に着くとクルージングの船が出るのは午後の遅い時間からのみ。お昼過ぎにはここを出発する予定だったので計画を変更。クルージングではなくモーターボートを借りて自分達で海に出ることにしました。

・・と言っても、マークも私もボートの運転は初めて。まずはマークがハンドルを握るのですが、小型のボートでは小さな波でも船全体が大きく揺れます。船がこのくらいの小さな波ではひっくり返らないと分かるまでに１５分くらいかかりました。怖がりの健は「降りるー！ふねイヤだー！おうちにかえるー！」（笑）。龍は波の動きが気持ちいいのか、途中からスヤスヤ眠り始めました。
自信をつけてきたマーク、だんだんボートのスピードを上げて行きます。太陽が波に反射して海がキラキラしてます。開放感ー!

この後、私と健もちょっと運転して無事にボートを浜辺へ返しました。これで私達のホリデーもおしまい。車に乗ってうちに帰るとしましょう。
海よ、ありがとう。また来年の夏に会いましょう。

スウォニッジ（Swanage） 二日目

さあ、せっかく海に来ているのだから、思いっきり楽しむぞー！ 健は朝も早くから水着を来て、腕に浮き輪をまとい、ゴーグルをつけて大人の準備ができるのを今か今かと待ってます。
朝食の後片付け完了、お昼のサンドウィッチ完了、みんなの着替え準備OK、龍の移動に必要な物一式準備完了、よーし海へ行くぞー！

健とマークは浜辺に着くなり海へザブーン！ 日は燦々と照ってるんですが、午前中の風は少しひんやりしてます。私も試しに足を水につけてブルブルッ！ なんと冷たい。よくこんな水に全身つかれるもんだ。でも周りを見ると男女を問わず８０歳を越えたようなお年寄りでも勇敢に水に入って行ってます。軟弱者の私は、“おお、すごいー！” と感心するのみ。

龍はこういう所に来ると、ちょっとかわいそうかな。車椅子に座って海を眺めるか、砂浜の上で横になるかくらいしか、海辺を楽しむ方法がないんですから。水がとても冷たいので、風邪気味の龍をつけるわけにはいかないし。

そんな龍と私は浜辺に寝っ転がって 「何もしない贅沢」 を楽しむことにしました。お昼ご飯を食べた後は、ちょっと眠くなってきたから、ザザーンザザーンという波音を聞きながら昼寝。目が覚めたら気分がとてもゆったりしてました。

ところでイギリスの海に付き物のスポーツって何だと思います？ なんとそれはクリケットなんだそうです。新発見！
来る家族、来る家族が水着姿でクリケットのボール代わりのテニスボールを投げてはバットを振り回してます。おいおい、危ないじゃあないか、と思ってるのは私くらいのもので、みんな小さい子供が周りをチョロチョロしてても全く気にしません。所変われば・・ですねぇ。

スウォニッジ（Swanage） 一日目

やっぱり 「バージェス時間」 で予定よりも２時間近く遅くうちを出発。Swanage に着いたのは夕方の６時でした。でもまだ外が明るかったので、荷物を部屋に置くとさっそく海辺へ。

浜辺を歩きながら町の中心の方へ向かっているとだんだん日が落ちてきました。うす明るい中、ザザーンという波の音を聞きながら歩くのって心が落ち着きますね。みな思う事は同じなのか、日も暮れて水が冷たい波打ち際をそぞろ歩きする人があちこちに見られました。

・・とこんな時でも 「わびさび」 を解さぬヤツが海の水の中にひっくり返って笑ってるんですねー（笑）。

海に行ってきます

最近すっかり、ブログをまとめて更新するようになってます(^_^;)。
日々の生活が第一、ブログは余裕があれば、という感じになってしまっていて(^_^;)。

イギリスは２９日（月）が休日なので、この週末は３連休。
これを利用して今日の午後から２９日まで Swanageという海辺へ家族で出かけてきます。
オクスフォードに来てから初めての海です。
幸いお天気も良さそうなので、いい休養になるといいな 。

Swanage での話も含めて、また戻ってきたらブログを更新します。
行ってきます♪。

まだまだ続くよ、クレジットカード問題

先日、再発行してもらったクレジットカードがうちに届かなかった為、それをキャンセルして再々発行してもらったんですが、その後日談です。

銀行から「クレジットカードが支店に届いてます。身分証明を持って受け取りに来て下さい」と手紙が来たので、龍・健連れて銀行まで行きました。やっとこれでクレジットカード問題解決～♪。
・・と思いきや、その翌朝、銀行の本店から「先日、支店に送ったクレジットカードが本社に戻ってきました。お手元にお届けする方法について話し合いたいので、ご連絡下さい」という手紙が送られてきました。
ん？？？？？ じゃあ、私が今私の財布に入っているクレジットカードはなんなんだぁ？

本店に電話して、もうメゲました。

最初のカードを①とし、再発行してもらったカードを②、再々発行してもらったカードを③とします。24時間窓口に電話をして①を破棄し②を再発行してもらった時、「５営業日内にお宅へ郵送します」とのことだったのですが、②のカードは実際にはうちではなく支店へ送られたのです。そうとは知らず、「いくら待ってもカードがうちに来ない」とクレジットカード係の電話番号へ問い合わせをし、その結果、②は破棄され ③が再々発行。③は支店へ郵送し、今度は私がそこへ直接受け取りに行く手はずに。

でも支店には②と③の２つのクレジットカードが送られています。私が支店へ受け取りに行った時、窓口の人は既に無効になっている②を私に渡し、有効の③を本店に送り返したというわけです。

ああ、ここはイギリス。大いなる混沌の地・・。「横の連絡」なんて言葉を彼らは知っているのでしょうか。
もう一回支店へ受け取りに行って下さい、だそうです。

その夜はマーク相手に 「○○○○（銀行名）、菓子折りを持って来いー、菓子折りを」 と吠えておりました（笑）。

健、また成長

「‘あたま’ means ‘head’ だよ」、「‘Good morning’ means ‘おはよう’だよ」、「‘くまちゃん’ は ‘bear’」、「‘rabbit’ は ‘うさぎ’」。

最近、健がよく口にしている事です。以前から日本語を話す人には日本語を、英語を話す人には英語を話すなど、無意識のうちに２つの言葉を使い分けてはいたのですが、二本のレールのように二つが交差することはありませんでした。

ところが最近、２つの言葉がそれぞれ同じ事を意味する、２つの言葉にはそれぞれ互換性がある、ということに気付いたようです。それが面白いようで、知っている言葉をもう一つの言葉に訳そうとします。
「‘Daddy’は‘おとうさん’だよ」、「‘わんちゃん’ は ‘doggy’」、「‘ごめんなさい’ means ‘Sorry’」。

まあちょっとハズすこともあるのですが（笑）。「‘girl’ means ‘おねえちゃん’」、「‘れいぞうこ’ は ‘sleep’」。

ちなみに 「‘トトロ（宮崎駿の映画のキャラクター）’は‘owl（ふくろう）’」 だそうです（笑）。

発作の軽減（？）

8月上旬にまた龍のてんかん薬を変更しました。以来、ずっと様子を観ているんですが、発作が強さも頻度も下がってきてます。時に早朝の発作を見逃すと、「あれっ、今日は一日発作を見なかったなあ」なんて日も。

龍の発作はたいがい寝起きに起きるため、以前は龍が目を覚ます度に、「発作になりませんように。発作になっても軽いものだといいけど・・」とヒヤヒヤ、ドキドキしていました。でも、ここのところ龍がうたた寝から目覚めても安心感があります。発作をせずに起きる時もあれば、しても1、2分の軽いもので済んでいます。以前のように恐怖感から大泣きしながら発作をするということがなくなりました。

今はまだひどい鼻風邪と喘鳴（胸のゼコゼコ）の為に、リハビリや日々のいろんな訓練を控えています。これが本格的にできるようになり、いろんな刺激がまた脳に送られるようになっても発作が軽減したままだと、この薬が本当に効いていると言えます。

どこか少し緊張しながら龍の鼻風邪からの回復を待っています。

ベランダ改造計画、完了！

ベランダ改造計画の最終段階が終わりましたー♪。
今日の午後はガーデン・センターに出かけ、ツル性植物や鉢に植える花を選んできました。それを持ち帰って、さっそく植え替え。

不思議ですねー。今までガーデニングなんてぜんぜん興味がなかったんです。でも湿気を含んで豊かに黒々としている土を手で触っていたら、なんだか心が落ち着いてくるんです。まるで土の潤いが手を通して私の心まで伝ってくるみたい。こりゃあ、クセになりそう（笑）。

グリーンや花が加わるとコンクリートのバルコニーが生き生きとしてきますね。用もないのに何度もバルコニーに出ては小さな「我が家の庭」に見とれてました（笑）。

でもこれは終わりではなくて始まりなんですよねー。植物を育てるのが信じられないほど下手くそな私は、つぼみがたくさん付いている花を枯らさないよう、これから気を付けていかないといけないんです。
愛情があれば何とかなるんでしょうか？？？？！


ところでガーデン・センターって初めて行ったんですが、これがスゴイんです。ちゃんとレストランまで付いてるんです。ということは、朝から行って、そこでお昼をとって、その後もまだ見て回る人がいるってことですよね。（確かに広いことは広い。）

売ってる物も植物やガーデニングの道具だけではなくて、バーベキュー・セットやクッションの付いたデッキチェア、庭に置くオブジェやテーブルセットなどもあるんです。まあ全部庭に関連した物ではあるんですが。

イギリスで言う 「ガーデニング」って、花も含めた庭のトータルコーディネートの事なのかなあ、なんて思ってしまいました。



ガーデン・センターでの龍。
龍の穏やかな空気が静かに咲く花たちと溶け合ってました。
ある種、不思議な光景でした。

ウォーター・パーク

今日はマークの妹ヘレンとその長男ジェイキー、それにピーターじいちゃんと我が家の４人がサイレンセスター (Cirencester) という所にあるウォーター・パークに集合！残り少ない夏の日を思い切り楽しむために子供達は水の中にジャバジャバ入ってはしゃいでました。

マークは子供の頃にここでよく釣りをしたとか。昔はもっと素朴なただの湖だったらしいのですが、今は湖底を埋め立てて遠浅にしたり周りにたくさんの新しい湖を作り、「ウォーター・パーク」として開発したそうです。子供たちは水遊びができるし、いくつも点在する湖によってはウィンド・サーフィンやカヌー、ジェット・スキーなども楽しめるようです。

大人も泳げると聞いていたので、家族みんなの水着を持って行ったのですが、実際水に入ってるのは大きくて１０代前半の子供たちまで。マークとヘレンが子供たちを水の中で遊ばせている間、私と龍とピーターは木陰でのんびりすることに決め込みました。

ピクニック広場でおしゃべりしながらみんなが持ち寄ったランチを食べたり、途中アイスクリーム休憩をはさんだり。太陽と風と水辺で心の充電できました。
帰りの車の中で大きな夕日を見た時、“ああ、今日は本当に幸せな一日だったぁー！！” と心の底から思いました。とてもとても深い幸福感でした。