四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

停電 & 思いがけない空き時間

2018年05月17日 | Weblog
今朝起きたらまたうちの一帯が停電してました
朝目が覚める時に携帯のリマインダーは鳴ったけど、目覚ましラジオが鳴らなかったなと思ったんです。
そしたら部屋の明かりも電気ケトルもお湯も使えない・・。

一番困ったのは、龍さんが2階の部屋から1階に降りてくる時に使うエレベーターが使えない・・。
龍さんが学校に行く準備はできたものの階下に降りられず、スクールバスも龍さん抜きで行ってしまいました。
その日私も付き添いで行く予定だった龍の学校からのスイミングはキャンセル。

電気会社に連絡した時に龍のことを話すと龍さん、プライオリティー・リストなるものに登録されることに。緊急時に備え、電気が必要な医療介護の器具を使っている人がこの家に住んでいると、赤十字や自治体などに登録されるんだそうです。
当初お昼の12時くらいまで修復に時間がかかると連絡が来ていたのですが、プライオリティー・リストの家が優先されるのか、思ったよりも早く電気会社の修理の人がうちに来てくれ、どんな状況か、またとりあえず修理している間に必要な物がないかを聞いてくれました。

幸い修理の人がこの近辺の電気が集約されている設備をいじったらすぐに直りました。6時過ぎに停電を発見してから3時間ほどで解決。ほっ。。
しかし電気がないと龍さんが階下に降りられないこの問題はなんとかしないとね。。何かあった時に大変なことになる。

その後、取り急ぎ龍さんを学校に連れて行き、キャンセルになったスイミングの時間を使って私は近所のカフェでブランチ♡。


でもそこでちょっと悲しい光景を見てしまったんです。
店内に車椅子に乗った男の子とおそらくケアラーであろう男性がいたのですが、私がお店に入ってから彼らが出て行くまで、そのケアラーはずっと自分の携帯ばかりを見ていたのです。男の子が退屈したのか、何か痛いところでもあるのか「う〜、う〜」と声を上げた時だけ顔を上げて「シーッ、シーッ!」と男の子を静かにさせると、ものの数秒もしないうちにまた自分の携帯に戻ってしまいます。


お店を出たあと彼らが龍さんも行くレスパイト先の方向に消えて行くのを見ると、龍さんがレスパイトでお泊まりに行っている時もあんなことがあるんだろうか・・となんだか心がシュンとしてしまいました。

Oxford Japan Day 2018

2018年05月15日 | Weblog
今年もまた東北復興支援のチャリティーイベントがオックスフォードで行われました
これまでよりももっと大きな会場を借りて、万全の体制で臨んだ Oxford Japan Day 2018。おかげで2000人近い来場者に恵まれ、イベントの売上げもこれまでで最高額となりました!

Oxford Japan Day 2018のオフィシャルFacebookページに当日の写真が載っています。
よかったらこっちも見て下さい。

12ヵ月の準備期間、みんなすごく頑張りました。


クリスティンの追悼作品展

2018年05月15日 | Weblog
オックスフォードでは5月にアートウィークというのがあり、オックスフォード近郊のあちこちでアーティストが個人または団体の作品展をします。
クリスティンとディックが住んでいる地域には図書館の裏庭にアーティストが彫刻や陶芸作品を展示するスペースがあります。

そこで行われたアートウィーク作品展に、主催者の方がクリスティンを追悼するコーナーを設けてくれ、彼女の作品を展示してくれました。

これまでもクリスティンの作品を屋外で見ることはあったのですが、こうして何点もの作品を庭の木々の中に設置してみると、彼女の作品は室内だけでなく外の自然とも調和するんだと気付かされます。








作品展の初日にオープニングが行われ、オックスフォードのアート協会の会長としてに長年貢献したクリスティンへのスピーチも行われました。


私にとってのクリスティンは龍・健のおばあちゃんであり、私自身のよき友、子育ての先輩だったのですが、こういう機会に立ち会うと、私があまり意識することのなかったプロのアーティストとしての彼女の一面を垣間見ることができます。

亡くなった後に後継者から追悼のイベントをしてもらったピーターといいクリスティンといい、私が知らなかっただけで実はすごい人たちだったのかもしれない。。