四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

龍のベッド到着!!

2005年03月30日 | Weblog
購入の話が出始めてから6ヵ月。今日、龍の介護用の特殊なベッドが届きました!電動でベッドを上下させたり、上体や足元の部分を上げ下げできるものです。両脇には龍が落ちないように柵が付けられており、その柵にはぶつかっても痛くない様にパッドが付いてます。龍をベッドから抱き上げて居間に移動する時など、腰への負担がグッと軽くなります。龍もだいぶ重くなってきましたからね (^_^;)。

さらに午後、学校へ彼を迎えに行くと、なんと新しい靴を履いているではありませんか。以前、学校のPT(リハビリの先生)が、「もう少し足首の周りがしっかりサポートできる靴にした方がいいかもしれませんね。急ぐ必要はありませんが」とは言っていたんです。それがいつの間にか注文されて、今日届いたようです。
こちらでは、こうしたリハビリや介護に必要な物は全て無料で支給されます。その代わり、子供が大きくなって新しいサイズの物が来ると、それまで使っていた物は引き取られ、他の子供に使われることもあるようです。龍が支給された物の中にも一つ、長い間使われていた跡が見られる物があります。税金の有効な使い方ですね。

その龍ですが、最近、発作がちょっと悪化してます。家で見ててもそう思うんですが、学校の「発作の記録」にも “Violent seizures (激しい発作)”という言葉が書かれています。かなりきついです。本人も発作が起こる前には分かるらしく、突然泣き始めて発作に入るということがよくあります。学校の看護師さんいわく、「発作が起こる前に泣き出すということは、以前の不快な経験から学んでいるということです。彼も成長しているんですよ」って、どうせなら楽しい経験から成長させてやりたいじゃあないですか。。
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イースター・ホリデー明け

2005年03月29日 | Weblog
4日間のイースター連休が終わり、今日からまたマークは仕事に、龍・健・私も元の学校生活に戻りました。
サマー・タイムが始まり、今朝はなんだか寝不足気味。ある日を境に突然始まるこの1時間の時差は、ちょっとクセモノです。体内時計がまだこれまで通り1時間遅れた生活をしている為、夜は壁の時計通りに眠くならず、少し夜更かしをしてしまいます。でも朝は壁の時計通り(体内時計よりも1時間早く)起きないといけません。体が慣れるまでしばらく寝不足気味の日が続きそうです(-_-;)。

寒さがぶり返してきました。今日の私の外出のいでたちはジャケットにマフラーに手袋。龍も厚手のセーターに冬用の厚手の車椅子カバーをかけてプレイグループへ。手袋をしていなかった健は家から学校までの15分ほどの道のりで、手が冷たくなっていました 。オクスフォードではもう桜が開花しているから、この寒さを 「花冷え」って言ってもいいのかな?
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ハッピー・イースター

2005年03月27日 | Weblog
午前中にクリスティンとディックがやって来て 「ハッピー・イースター!!」。龍はウサギのぬいぐるみを、健はチョコレートでできた大きなイースター・エッグをもらいました。“I like chocolate♪”とは健の言葉。そうでしょう、そうでしょう。お父さんもお母さんもそれはよぉ~く知ってるよ (^_^;)。
イギリスにいると子供をチョコレートから遠ざけるのが難しいですね。(クリスティンとディックのプレゼントにケチをつけるわけではないんですよ。)クリスマスにコインの形をしたチョコレートが付き物であったり、教会に行って子供達がいい子にしていると牧師さんがチョコレートをくれたり、イースターもイースター・エッグのチョコレートをよくプレゼントし合うようですし。

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サマータイムが始まります

2005年03月26日 | Weblog
明日、日曜日からサマータイムが始まります。日本との時差が9時間から8時間に縮まります。今日は寝る前に家中の時計という時計を一時間進めました。ヒーターのタイマーや炊飯器の時間も忘れずに変更。
去年、サマー・タイムからウィンター・タイムに変わった時に、ちょっと感動したのが、コンピューターに入ってる時計。右下の隅の方に時間が表示されていますよね。これって私達が手動で変更しなくても、ちゃんと自分で変わるんですよ。かしこいですねー。

この間から、龍のコルセットをかぶったり、かつらをかぶったりして遊んでいる健。今日は更にパワーアップ。コルセットと新聞紙のかつらを組み合わせて、イソギンチャクのようになっていました(^_^;)。 だれかこの子を止めて~(笑)。
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ホット・クロス・バン

2005年03月25日 | Weblog
今日はグッド・フライデー。「ホット・クロス・バン」と言って、直径10cmくらいのバン(レーズンパンのようなもの)に白い十字の模様が入っているものを食べる日だそうです。もちろん、この白い十字はキリストがはりつけにされた十字架を象徴しています。私達はクリスティンの招待で二人の家を訪ね、お茶を飲みながらこのホット・クロス・バンを食べました。
「なんでパンなの?キリストの肉を象徴してるの?」とマークに聞くと、彼も詳細は分からないようでした。また時間を見つけてホット・クロス・バンの由来を調べてみたいものです。
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イースター前

2005年03月24日 | Weblog
この日曜日はイースター(復活祭)です。しばらく前からお店には卵やウサギの形をしたチョコレートがあふれかえってます。イースターは十字架に架けられたイエス・キリストの復活を祝う日でもあり、キリスト教以前の人たちが春の訪れを祝っていた日でもあります。卵は新しい命を象徴し、ウサギは春の訪れを象徴するそうです。
ちなみに明日、金曜日は 「グッド・フライデー(Good Friday)」と呼ばれ祭日。来週の月曜日も 「イースター・マンディ(Easter Monday)」でお休みです。(4連休♪。・・あ、でもフランス行きは延期になりました。)

上の写真は健が幼稚園で作ったチョコレートのお菓子。ひよこと卵が付いています。
下の写真は龍が学校でアシスタントの人と一緒に作ったイースターのカード。中には “Happy Easter!”と書いてあります。カードのウサギの頭から胴体の部分は龍の靴で型を取ってました(笑)。それぞれ製作中の二人の様子はこちら→()。
日本ではほとんど馴染みのなかったイースター。子供達を通して初体験しています。

eastercard


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小さな戦士 (?!)

2005年03月22日 | Weblog
今日は健ケン、幼稚園で2回もケンカしたようです。いつもの通り11時半にお迎えに行くと、先生が 「今日は他の子供に蹴られたんです。それから別の場所で、今度は頭をぶつけてケンカしました」。\(◎o◎)/!。 原因が何だったかを聞くよりも、相手の子供が大丈夫だったかを聞くよりも、まず 「健は大丈夫でしたか?!」って、なんて自己中な母 (^_^;)。中に割って入った先生の前で、お互いに肩を抱き合って仲直りはしたそうです。
家に帰ってから、「蹴られて泣いたの?」って聞くと、‘No, Ken kicked the boy. (泣いてないよ。健がその子を蹴ったの。)’って、本当なんだか強がりなんだか分からない事を言ってます。
ケンカ自体は決して褒められた事ではないけれど、この年の子供達にはありがちな事。新しい環境で小さくなってる時期が終わり、クラスの子達を相手に自己主張を始めるようになったということか。。
何はともあれ、午前中の2時間半で二つの戦いを終えた健ケン。お昼ごはんを食べながら寝てしまったのでありました(笑)。
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かつら

2005年03月21日 | Weblog
健はけっこうテレビの刺激を受けやすい性質?!
最近のお気に入りのビデオは 「Fimbles (フィンブル)」。 3匹の蟻食いのような動物(?)が登場する子供番組のビデオ版。収録されているお話の一つに「かつらをかぶって変装する」というのがあります。テレビの登場人物がしている事は、自分も真似したくてたまらないんですね。「おかあさん、can you make a wig? (かつらを作ってくれる?)」って来た、来た、来た(笑)!
新聞紙をジャキジャキ切って、ホッチキスとテープでとめ、即席かつらを作ると、大喜び!さっそくかつらをかぶってビデオをつけ、自分も話の中に参加してました(笑)。
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かわいい庭の侵入者

2005年03月20日 | Weblog
2、3週間ほど前に、マークと健が庭の木の枝に小鳥の餌を吊るしました。以来、みんなで鳥たちが食べに来るのを眺めては楽しんでいます。鳩、ツグミ、コマドリ、シジュウカラ。いろんな鳥が庭に遊びに来るようになりました。
今日、またみんなで庭をのぞいていると、なんとリスやって来て木の枝からぶら下がり、鳥の餌を食べ始めました。実はこのかわいらしい闖入者を見かけるのはこれで2回目。初めて見た時には、うまく木からぶら下がれず、何度かトライした後、あきらめて帰って行きました。きっとあれから修行を積んだんですね。上手に食べられるようになってました(笑)。
マークも私もこのリスがまた帰って来てくれることを願っていたので大喜び。健が初めてこの見慣れぬ小動物を見た時は、自分が小鳥達の為にぶら下げた餌を食べようとするのに腹を立てて、「Go away! (あっちへ行け!)」って叫んでました。でも2回目の今日は、「squirrel (スクイラル=リス)」という名前も覚え、フレンドリーに迎えてました
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プライベート・ビューとブレナム宮殿

2005年03月19日 | Weblog
マークのお母さん、クリスティンは現役の彫刻家。年に何度かオクスフォードの美術家が集まって開く展示会にいつも新しい作品を出しています。この日は春の展示会の第一日目。出展している画家や彫刻家が関係者だけを招いて作品公開するプライベート・ビュー(Private View)が開かれました。バージェス一家も招待してもらいました。入り口でジュースやワインなどの飲み物を受け取り、会場のくつろいだ雰囲気の中で作者とお話しすることができます。
クリスティンの今回のテーマは「マスク」。3月のこの展示会に向けて1月から制作に取りかかっていたので、制作の進行状況を話には聞いていたのですが、出来上がった作品を見るのは今日が初めて。二人の人が白いマスクとターバンを着けて上を仰ぎ見ている像が出来上がっていました。
明日から一般公開が始まります。

プライベート・ビューが終わった後、近くのブレナム宮殿の庭をみんなで散策。300年ほど前に建てられ、チャーチル首相の生家でもあるこの宮殿。一人の領主が持ってていいのかと思うくらい、それは広大な土地の中に立っています。クリスティンとディック、それからお騒がせバージェス一家で、機関車に乗ったり、世界中のいろんな蝶を集めて育てている「バタフライ・ハウス」で蝶の鑑賞(?)をしたり。龍は蝶や鳥に囲まれ、嬉しそうな声を上げていました。健はカフェでこの日二つ目のアイスクリームをほおばり満悦至極。暖かい春の一日でした。


ブレナム宮殿の庭には何百年も前の
立ち枯れた巨木がたくさんあります。
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