四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

大晦日

2004年12月31日 | Weblog
ピーターは一昨日、昨日と2泊して今日のお昼過ぎに帰って行きました。健は朝起きる度にピーターがまだいてくれるか気になってました。明日の朝はピーターの姿が見えないから、がっかりするかも。。 ピーターは穏やかな龍も「波長が合う」って言います。龍が立位台を使った練習をしている時、傍らで見ていてくれました。

ピーターが帰った後は、うちの大掃除。その後、生まれて初めてのおせちに挑戦するつもりだったけど、掃除が終わったら電池切れ‥(+_+)。おせち作りはお正月当日になりそうです(^_^;)。

もう日本は元旦の朝ですね。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出血

2004年12月30日 | Weblog
朝、龍を見てビックリ仰天!!今まで膿が出ていた方の耳から出血してます。血は枕にも染みとなって付いてます。「龍、耳から血が出てる!!」慌ててマーク父さんを起こし、手術をした病院(ラドクリフ・インファーマリー病院[以下‘RI’])にも電話をかけます。電話に出た看護婦さんが「まずGP(かかりつけ医)に診てもらい、紹介状を書いてもらって来て下さい」と指示。
電話を切ってすぐ龍のGPに連絡を取ります。午前中にGPの診察を受け、午後、紹介状を持ってRIへ。待合室で待っている間、いろんな不安が頭をよぎります。抗生剤が効かなかったんだろうか。どれだけひどくなってるんだろう?これは入院かもしれないな。耳の再手術かも‥。手術でよくなったらいいけど、聴力を失ったらどうしよう‥。
でもさすがは専門家。耳の奥の鼓膜部分から出血しているのではなく、耳の外耳の部分にいくつか吹き出物ができており、そこから血が出ているのを見つけてくれました。これまで出ていた膿もそこから出ていたのだろう、とのことでした。鼓膜の辺りはきれいですよ、って。それを聞いた時の安堵感。ほぉーーーーーって体の力が抜けました。先生に耳をきれいに拭いてもらった後、4、5日はもつというジェリー状の抗生物質を塗ってもらって帰宅。もう龍にはほんとドキドキさせられます(*_*;)。

ところで、イギリスでは体に不調があると、それが内科の問題であれ、眼科の問題であれ、まずGP(General Practitioner:「かかりつけ医」と私は訳しています)を訪ねます。そこでGPが必要と判断すると、相当の病院に紹介してもらうのです。GPには体に関するあらゆる知識が求められます。私はそうしたGPの先生に深い敬意を抱いているのですが、耳に問題があれば最初から耳鼻科へ行く日本の医療制度に慣れていると、この「まずGPを通して」というのがもどかしく思える時もあります。

夜は、昨日からうちに泊まりで遊びに来てくれているピーター(マークの父)と花火を持って、クリスティンとディック(マークの義父)の家を訪れました。彼女の家にも昨日から娘さんのヘレンとその息子ジェイコブが遊びに来ていました。みんなで裏庭に出て、花火をパチパチ。花火の後、健とジェイコブは意気投合して遊んでました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマトラ沖地震

2004年12月29日 | Weblog
スマトラ沖地震の犠牲者数が日に日に増えていきますね‥。私がクリスマスディナーだ、セールだとやっている間にも瓦礫に埋もれている人がいるかと思うと、後ろめたい気持ちになります。
亡くなられた方のご冥福を祈ります。まだ生きていらっしゃる方が一刻も早く救出されますように。生き延びられた方の生活が一日も早く復興されますように。家族や親しい人を亡くされた方の心に平安が訪れますように。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・セール

2004年12月27日 | Weblog
昨日の夜、マークが言いました。「明日からクリスマス・セールが始まるよ。何か欲しい物ない?たくさんの商品が半額くらいの値段で買えるよ。ボクは特に欲しい物はないけど、強いて言えば靴かなぁ。行くなら早く出かけた方がいいよ。みんなこの日を待って早朝からお目当ての店に行くから、遅く出かけるといい物なくなるよ」。 なにが「強いて言えば」だい??目が真剣そのものだよ(笑)。
‥ということで、行ってきました、クリスマス・セール。シティ・センターはすごい人込み。買い物好きを女性の特徴のように言う人がいますが、いえいえ、メンズのコーナーも男性客であふれ返ってました。自分だけ靴買って悪いと思うのか、「みんなは欲しい物ないの?今がお買い物のチャンスだよ」とマーク父さん、悪魔のささやき。
自分は特に何も欲しい物ないやって思って行ったんですが、お店の商品を見てると、“そうそうこんなの欲しかったんだ。あんなのも欲しいと思ってたんだ”って潜在購買意欲がかき立てられるんですねぇ。結局、カジュアル・ジャケット1着とパンツを2本買いました(^_^;)。
お父さんとお母さんが、とっかえひっかえ靴や服を試着している間、龍と健は辛抱強く待っていてくれたのでありました(^_^;)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポート・メドウ

2004年12月26日 | Weblog
クリスマスの翌日26日はボクシング・ディ(Boxing Day)と呼ばれ、この日も祭日になっています。ボクシング・ディという名前の由来はいろんな説があるようです。私が知っているのは、クリスマス・ディナーで大忙しだったシェフやメイドをねぎらう為に家の主がプレゼント(Box)を贈っていた、というもの。手にグローブをはめて、お互いを殴りあう日でないことだけは確かです(笑)。
昨日、伝統的なクリスマスを過ごしたから、ついでに今日もオクスフォードの典型的なボクシング・ディを過ごそうとポート・メドウ(Port Meadow)へ散歩に行きました。クリスマスディナーを食べ過ぎた人たちが大勢、この広大な牧草地へ運動がてら散歩に来るそうです。
有史以前からほとんど姿を変えていないというこの牧草地、人の手で耕されたことが一度もなく、今も市で保護されているとのこと。中を走るテムズ川が冬になると氾濫し、牧草地に大きな池ができます。私達が行った時も池にアヒルや白鳥が浮かんでました。
とても寒い日で、耳と鼻が凍りそうです。龍は目が見えるだけにして、あとは帽子やコートやマフラーで完全防備。天気が良かったらドロドロにぬかるんでいそうな道も、今日はカチカチに凍ってます。広い眺めに胸がすく思いでしたが、草原を横切りパブに駆け込んで温かい食事をとった時には、やっぱりホッとしました。
龍も健も初めてのパブ・デビュー。先客の子供たちがビリヤードの縮小版 「プール」をしていたので健も挑戦。でもキューでボールを突くよりも、ボールを手で捕まえて穴に落とす方が楽しかったみたい(笑)。パブを出た時、ふと表の看板を振り返ると「Children Welcome」の字が黒く塗りつぶされていました。ファミリー・パブとしてオープンしたけど、途中で方針変更したんでしょう。今日は特別、子供にも解放されていたのかな??
帰りの車の中で、龍も健も寝てると思ったら、マーク父さんまでぐっすり寝てました(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・ディナー

2004年12月25日 | Weblog
待ちに待ったクリスマス!私達の気分を映して、空は青空!
まずは軽く朝食を済ませた後、マーク、私、龍、健の4人で、クリスマスツリーの下に並べたプレゼントの開封。1人ずつ順番にプレゼントを開けていきます。健はどこで覚えたのか、プレゼントを開ける度に、「オ~~~ッ!」、「ウ~~~~ッ!」と大きなジェスチャーで驚いてみせます。まるでこっちの人みたい(笑)。龍も健ほど反応は大きくないけど、手遊びの練習にも使えそうなおもちゃを持たせてもらって、ニコニコとながめてます。
大人もプレゼントを開けたら、今度は身支度をしてみんなでディックとクリスティンの家へ向かいます。オクスフォードで初めて迎えるクリスマスだからと、クリスティンが伝統的なクリスマス・ディナーに招待してくれました。
イギリスのクリスマス・ディナーは昼食の時間にとるということで、12時半頃、二人の家に到着。ドアには日本でもおなじみのクリスマス・リース、玄関を入った所には、ヤドリギの小さな束がつり下げられています。これはキリスト教が始まる以前からの習慣で、ヒイラギやヤドリギなど、冬になっても枯れない常緑樹は永遠の命、健康、豊饒の象徴として、昔は冬の間中、家の中に飾っていたそうです。今はこのヤドリギの束の下にいる女性にキスをしてもいいという、かわいい風習に変わってますね。ずっとこの下に立っていようかな (^_-)-☆。
玄関で「メリー・クリスマス!」と一人一人に抱擁。居間に入って、また食前酒のシェリーで「ハッピー・クリスマス!」と乾杯。ディックの末の息子さんクリスも来てます。
クリスティンの ‘Dinner is ready.’ の一声でみんなダイニング・ルームへ移動。席に着いたらクラッカーを鳴らしてクリスマス・ディナーの始まり始まり♪。クラッカーの中から飛び出したクリスマスの帽子をかぶってジョークを読み上げ、食事の前にひと盛り上がり。
スモーク・サーモンとサラダの前菜に続いて、ジャジャーン!!ターキーが登場!それと一緒にベイクド・ポテト、茹でた野菜が次々運ばれてきます。ニンジン、グリンピース、芽キャベツ、ブロッコリー、etc。あっと言う間にテーブルが色とりどりになります。ターキーをスライスするのはホスト(その家の主人)の役目。ディックがみんなのお皿に取り分けてくれます。後は「Help yourself. (各自で取ってね)」で、おしゃべりと野菜の深皿がみんなの間を飛び交い始めます。ふと外を見ると、雪がチラチラし始めました。みんなしばらく手を止めて外の雪を眺めてました。
龍はまだ口から食べられないけど、みんなと一緒にテーブルについてます。みんなのウキウキした空気を感じ取っているんでしょうね。「あ~。あ~~~~♪」とご機嫌な声を上げてます。一方、健は朝開けたプレゼントをしっかりクリスティンのうちまで持って来ていたんですが、それが気になって食事どころではありません。前菜のサラダを食べただけで、「ごちそうさまでした♪」と床で遊び始めました(^_^;)。
食事はものすごいボリューム。これだけでもうお腹がいっぱい。でもまだあるんです。クリスマス・プディング。こげ茶色のケーキ地に干しぶどうや干しイチジク、ナッツがたくさん入っています。そのプディングの上にプランディをかけ、マッチで火をつけます。暗くした部屋で青い炎がチラチラとケーキの上を踊る様子はとても幻想的。しばらく見とれていると、健が「あ、キャンドル!」とやって来て、炎を吹き消しました\(◎o◎)/! この間、クリスティンの誕生日にキャンドルを吹き消してから、どうもクセになってるみたいです (^_^;)。ケーキ地もフルーツもどっしり、ぎっしり詰まっているクリスマス・プディング。これにお酒の入った濃厚なクリームをかけて食べます。
これで仕上げのお茶を飲んだら、もうお腹はパンパン!文字通り 「ご馳走さま」でした(●^o^●)。いつの間にか雪はやみ、空は再び青空に戻ってました。
この後、またみんなで居間に移り、今度はクリスティン宅でのプレゼント開封。私達からクリスティンへのプレゼントも、彼女達から私達へのプレゼントも、クリスマスツリーの下に置いてあります。最初の二人ぐらいは、みんなが見守る中、プレゼントを開けていたけど、そのうちみんな他の人を待たずにどんどんプレゼントを開け始めました。あらら、これじゃあ、他の人のプレゼントを一緒に褒めたり、贈ってくれた人にお礼を言ったりできないじゃないの??! でも、ま、みんな嬉しそうに開けてるから、いっか(笑)。健はプレゼントに次ぐプレゼントで、すっかり舞い上がってます。今日は天国の一日だねえ(笑)。
お昼のディナーだけで、おいとまするつもりが、夕飯の時間になってもまだそこにいました(^_^;)。結局、夕食もいただくことになり、家路に着いたのは夜8時ごろ。冷たく澄んだ空気の中、満月のような月を見ながら幸福感に包まれて帰って来ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスの準備 (?)

2004年12月24日 | Weblog
明日のクリスマスに備えて、家のお掃除と買い物に明け暮れた一日でした。と言っても、うちに誰かがクリスマスに来るわけではないのですが(笑)。
新年を迎えるにあたって大掃除をするように、こちらでは大イベントのクリスマスをきれいなうちで迎えたいな、と。頑張ってたんですが、別の部屋を片付けているうちに、もうすぐ3歳になる助っ人が居間をまた元の乱雑な部屋に戻してくれました。子供部屋を掃除してると、龍のベッドのマットレスを廊下に引っ張り出して遊んでます。ああ、廊下はまだ掃除機かけてないんだよー! きみぃ、明日はクリスマスだよ、きれいなおうちにしようよー。
明日から2日ほど全てのお店が閉まるらしいので、食料品の買出しに今日のうちに行っておこうと、マークに早く帰って来てくれるよう頼んでいました。マークも明日から1月3日まで冬休みに入ります。彼が帰って来てくれたところでエンドレスのお片付けはおしまい!
車に乗って一週間分の食料品買出しに行こうとすると、健がゴネゴネ、ゴネゴネ。「お買い物行くよ」、「いらない」。「じゃあ、健はお留守番するの?」、「いらない」。「どっちか決めて」、「いらない」。マーク父さんに車に放り込まれて買い物に行きだすと、「おるすばん、するぅ~!」。(ちなみにこの国では小さな子供を家や車の中に置き去りにするのは違法です (^_^;)。) ごねて泣き出す健を乗せたまま、お店に向かってると、いつの間にかマーク父さんのひざに頭を乗せて寝てしまいました。眠かったんだね。。ムキになって健とやり合うなんて、母、ちょっと大人気なかったね。ごめん、ごめん。マーク父さんも、「健は寝るとかわいいねぇ」って頭なでてます(笑)。日本の歌にもあるんだよ、‘寝たぁ子ぉのかぁわーいさぁー♪’って教えてあげると、納得してました(笑)。
買い物から帰って、夕飯を済ませたら、母リタイア(^_^;)。 マーク父さんに子供たちを任せて、お布団に入りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍・健 あれこれ

2004年12月23日 | Weblog
龍の耳には中耳の膿を出す為の小さなチューブが入ってます。ここ3、4日、異様な程たくさんの膿が出てます。今朝チェックしたら、左耳が膿でふさがってました。どうやら中で炎症を起こしてるみたいです。病院に電話すると、すぐに抗生物質を処方してくれました。入浴時に耳栓をするなど、耳にばい菌が入らないよう気を付けていたつもりだったんですが‥。

その耳が痛むのか、それともコルセットが合わないのか、今日の龍は気分が不安定。いきなり泣き出したりします。どこが痛いのかはっきり分からない分、余計に気をもみます。

1月から龍が通い始める障害児学校 「メイブル・プリチャード」のリハビリの先生が、午後うちに来てくれました。通園が始まる前に、龍がどんな状態の子供かを見に来てくれたようです。これまで龍のリハビリを担当してくれていたジュリアが作った訓練メニューを一緒にしたり、グンと背が伸びた龍に合わせて立位台を調整してくれたり。見かけはいかつい先生ですが、子供への接し方はとても温かく優しい。新しい通園に対する私の不安が少し和らぎました。
この先生の訪問で今年の龍の来客は終了。みんなこれからクリスマス・ホリデーに入ります。12月に入ってから、これまで龍に関わってくれたたくさんの人にお別れをしてきたけど、今年最後の来客が来年から通い始める学校の人というのは、なんかいいですね。来年につながるような感じで。

健のここ1、2週間の口癖は「もうやだ!」。お散歩で歩き疲れると「もうやだぁ‥」。時間が来てテレビを消す時も 「もうやだぁ~!!(大泣き!)」。私が龍にかまってる時間が長くなると「もうやだ!」。「ご飯の時はちゃんと椅子に座って食べて」って言うと、「もうやだやだ!」。
最初は面白がって聞いてたんだけど、どうも最近は別の意味に聞こえるんです。まだ日本にいた時、NHKだったかの特集で「兄弟児」というのを見たことがあります。障害を持つ子供に兄弟がいると、その子達にしわ寄せが行くことがあります。親が障害を持つ子に関わる時間が長い分、思う存分かまってもらえなかったり、存在感が薄れたりして、心に傷を持つのです。そういう子供達を「兄弟児」とその番組では名付けていました。
まだ幼稚園が始まってない健は、ほとんど龍と私と行動を共にしています。障害児プレグループ、病院。行く先々で診察を受けたり、訓練を受けるのはいつも龍。健はいつもその横で一人遊んでます。うちにたくさんの人が訪ねて来てくれます。PT(リハビリの先生)、OT、ST、就学前児童相談員、健康相談員、児童心理学者、地域巡回の看護師さん、レスパイト・ケア・チーム、etc。みんな定期的にうちに来てくれます。来るといつも開口一番、「ハロー、ネオ(龍のファーストネーム)」。龍と遊んだり、龍の体を動かしたり、龍の学校の事を話し合ったり、いつも話題の中心は龍です。玄関のチャイムが鳴ったら、喜んでドアへ走って行く健も、時間が経つにつれ、みんなの注意がどこに向いてるかが分かってきます。いつも途中からおもちゃを投げつけたり、私によじ登ったりし始めます。ああ、疎外感を感じてるんだなぁと分かっていても、来てくれる人に龍の説明をするのは私。
雨の日や、気温がとても低い日には龍を連れて外へは出られません。つい風邪引かせる心配が先にたってしまうのです。そしたら健も家に籠もってないといけません。健なら少々の雨や寒さもへっちゃらなのに。有り余るエネルギーを発散し切れなくて当たり前ですよね。部屋をわざと散らかしたり、最近、やたらキーキー声を出すのは、ストレスが溜まってるんでしょうね。
「もうやだ!」は健の精一杯の抵抗・黄色信号なのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍のコルセット

2004年12月22日 | Weblog
龍のコルセットができました!12月初めに型を作った病院へ、コルセットの仕上げに行ってきました。
まずは龍にコルセットを付けてみて、長過ぎるところ、小さ過ぎるところをを切り取ったり、くり抜いたり。そしてまた試着。龍を横にしたり、座らせたりして、どんな体勢でも無理なく使えるよう何度も試着と調整を繰り返します。
体に触れる面はやわらかいスポンジのような素材でできていて、外側に硬いプラスチックの骨が何ヵ所か付いてます。胴のくびれやろっ骨の出っ張り具合は、この間の型を元にしてあります。けっこう厚手のがっしりしたものなので、寒い冬は温かくていいけど、暑い夏はちょっと大変かもしれません。
調整を繰り返して出来上がったものをさっそく持ち帰って家で使ってみることになりました。最初は一日一時間から始めて、少しずつコルセットに体を慣らしていきます。
ちゃんと体に合ってるといいな。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリソン & サラ

2004年12月21日 | Weblog
午前中、レスパイト・ケア・チームのアリソンが来てくれました。彼女に手伝ってもらって、龍の運動。1月から障害児施設への通園が始まるため、彼女がうちに来てくれるのもしばらくお休み。また今度会えるのは夏休みかな。

午後、ST(言語療法士)のサラが来てくれました。扁桃腺を摘出した後の龍の呼吸状態をチェック。昨日、サリバン先生に診てもらい、造影検査の予約をしたことを話すと、検査に彼女も立ち会ってくれることに。
彼女はいつ見てもニコニコとはちきれんばかりに元気な人。龍に向かって舌を突き出したり、「ベロベロベロ、バ、バ、バーー!」って龍に話しかけたり、「あ~、あ~」って龍の言う事を真似したり・・、こうした事をハツラツとやってます。(これ全部、口周りの訓練です、念の為(笑)。) 「いつも本当に熱心ですね」って言うと、‘Oh, I LOVE my job!’ って破顔一笑!この前向きさ、ひたむきさ、とってもすがすがしい!彼女も龍の通園で、施設のSTと交替になります。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする