四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

ソーセージパンとツナマヨパン作り

2016年07月28日 | Weblog
7月21日から龍・健の夏休みが始まっています。

こっちの学校は夏休みの宿題がないので、健は放っておくと毎日ゴロゴロ、ゴロゴロ。このありあまる時間をどうにか有効に使えないかと、ここ数年、かーさんは夏休みが来るたび頭を痛めております

去年の夏は洗濯物を干したり取り入れたり、ご飯を食べた後の洗い物ができるようにし、今年のイースターの春休みには洗濯機の使い方を教える等、少しずつ人生に必要なスキルを身につけてもらってます。(その分、私が楽になる~。)

で、次はやっぱり「料理ができる男」を目指すかと考えていた時に、お友達のHさんから健と私にソーセージパンとツナマヨパンの作り方を教えてあげるとの嬉しい提案が

健ケン、めんどくさがるかなと思っていたら、これがけっこうまじめに取り組んでるんです。Hさんと一緒に材料を計ったり、パン生地を形成したり、パンの具を乗せたり。




こちらパン作り指導中のHさんと龍さん(龍さんはチアリーダー?!)。


パン作り初心者の作なので見た目はなんですが、ふわふわのおいしいのができました~。(パン生地の発酵ぶりがハンパない(笑)!)


私はもちろん楽しかったし、健も「意外と楽しかった」って言ってました♪。よしっ、この調子でこの夏は「目指せお料理男子」。
このパンも忘れないうちにまたおさらいしないと

かーさん、おでかけ2

2016年07月27日 | Weblog
これまたしばらく前の話ですが

6月に無事終わった東北支援のチャリティーイベント。雨が降ったりやんだりの不安定な天気にもかかわらず嬉しい額の売り上げがあり、東北と九州の被災地の方に寄付ができました。

イベントが終わり、みんなの生活が落ち着いた頃、イベント各部門の担当者が集まり一品持ち寄りで打ち上げ会をしました。今年最初のミーティングから数えると3ヵ月近く一緒に準備を進めてきたメンバーです。和やかに食事をしながらも、感慨深い思いがありました。

かーさん、おでかけ1

2016年07月26日 | Weblog
7月上旬の話ですが。

私が日本からオックスフォードに引っ越して来た時にオックスフォードにいらっしゃって、8年前に日本へ帰られた方が久しぶりにお仕事とホリデーを兼ねて訪英されたので、集まれる人たちでランチしました。
最新の日本情報やいろんな話題が飛び交い、とっても楽しかったです

夏が来た〜 *\(^o^)/*

2016年07月19日 | Weblog
7月に入っても肌寒〜い日がちょこちょこあったイギリスですが、ついに、ついに夏が来た〜!
今日は30°C越え!イギリス人には暑過ぎるようだけど、日本の夏を知る私にしたら、ああ、やっと夏が来たって感じ
明日は予想最高気温がちょっと下がって27°C。でも今週と来週は20°C台をキープできそうな感じ。うれし〜

この炎天下の中、学校からテーマパークへ遊びに行っていた健。夕飯の後、床でクタッてると真夏の毛皮族もそれに参加(笑)。

私にもできた〜♪ (その2)

2016年07月19日 | Weblog
イギリスの学校の1年は9月に始まって7月に終わります。学年の終わりも間近になった先日、健の学校のPTAから「お世話になった先生方に感謝の気持ちを伝えるためにケーキとか何かを持って行くと喜ばれます。学校の最終週の月曜日に子供にケーキなどちょっとした物を持たせましょう」とお知らせのメールが来ました。

健の学校の「月曜日」というのには間に合わなかったけれど、昨日アップルシナモンロールなるものを焼いて今日龍さんの学校に持って行きました♪。

龍が特にお世話になっているクラスアシスタントの人がビーガン(完全菜食主義)で卵や乳製品も食べないので、ビーガン・レシピのアップルシナモンロール♪。パンの部分がけっこう大きくてお菓子というよりもパン って感じになってしまったけど、そこは気は心ということで

それにしてもパン作りはこの冬だったか、まだ暖房が必要な頃に初めて挑戦してみたんだけれど、その時は気温がまだ低くて何度やってもパン種の発酵がうまくいきませんでした。でも寒い時と違って、気温が30°C前後の夏に作るとパン種の発酵が進む進む。

こ〜んな隙間だらけのパン種が(これも発酵が始まってしばらく経った時の写真)、


こ〜んなにパンパンになるんです。うきょっ、おもしろい♪。


リンゴやレーズンの代わりにカスタードクリームをはさんでもおいしいかも〜 と夢が膨らんでます(笑)。

Cowley Road Carnival

2016年07月15日 | Weblog
去年初めて見に行った Cowley Road Carnival (カウリー・ロード・カーニバル)のパレードに友達が出るというので先週の日曜日に見に行ってきました。今年も色とりどりのパレードが出ていましたー。

友達がアフリカン・ダンスを踊りながら通りを練り歩きます。すっごい楽しそうないいお顔をしてました。


いろんな国のレストランがある通りで、それぞれのレストランが店の前に出店を出しています。


ケーキ屋さんの前ではおいしそうなケーキが!うっ、いかん、いかん。。(ただ今、極力間食を控えるようにしています。)


健はガッツリお肉のハンバーガーを買って嬉しそう。カメラマンを頼まれて一緒に来たけど、もともと人混みが嫌いな健が笑顔を見せたのはこの時だけ(?!)。


すっごい人だかりで、私たちの右側で大音響の音楽に合わせてダンスを踊っている群衆がいるし、左側には道に倒れた人が救急隊員に応急処置をしてもらっているし(その人は救急車で病院に運ばれていました)。この通りらしいカオスなお祭りとなっていました。

Community Award

2016年07月14日 | Weblog
6月にあった健のニュースなのですが、龍の手術の話やピーちゃんの話に押し出されていました。

何カ月か前に健の学校から「地域に貢献のある生徒を表彰したいので、人の役に立っている生徒や前向きな活動に参加している生徒を推薦してください」と連絡がありました。その時マークが「障害のある兄の世話を手伝う健を僕は推薦したい」と学校に返信しました。その時私は「そんな手前味噌な推薦でいいのか??」とちょっとびっくりしました。

それから何カ月か経った6月のある日、学校から「健を地域貢献の賞に表彰したいので、式に参加してください」と連絡がありました。

式典に参加すると、健の他にもチャリティー活動に参加している生徒たち、障害や病気を抱える家族や知人・友人を助ける生徒たち、いろんな啓蒙活動に参加している生徒など、いろんな生徒が賞をもらっていました。




親の私たちにとっても、きっと健にとっても、人のために尽くしている人たちが学校にこんなにたくさんいることを知ることができたよい機会となりました。



龍さんの手術日、再び決定

2016年07月13日 | Weblog
6月の末にICUのベッドが確保できず、手術室に入る直前にまた延期となった龍の手術。それからまたちょいとした紆余曲折の末に龍さんの手術日が再(再再再再)決定しました。

9月7日(水)です! また2日前の 9月5日(月)から手術の準備のために入院します。

この日程が分かるまでにまた情報が入り乱れ、私のところには最初、入院予定先の J病院から「ネオの手術は7月25日(月)です。7月22日(金)の朝10時に手術前の血液検査に来てください」という連絡があったのです。ところが龍の学校のドクターには別の経路から「ネオの手術は9月5日(月)」との連絡が行ってました。

これまでの手術日はどれも水曜日に予定されていたので、7月25日(月)にしても9月5日(月)にしても、なんかちょっとマユツバものかも・・、という気はしたのです。

学校のドクターが、手術担当の外科医に直接問い合わせてサナエの方にも確かなことを連絡してもらうわ、と言ってくれたのですが、その後やっぱり待てども連絡なし。

それで私の方から直接外科医に電話したけど留守だったので、龍の手術担当の麻酔科医に電話してやっと上記の9月5日(月)入院、9月7日(水)手術の確認が取れたのでした。

やっぱり不安定なOX大付属病院の情報網。頼れるのは己だけだ・・なんて再確認してしまったりして

ただ1つ、ちょっと嬉しかったのは麻酔科医の先生が「今度こそは龍の手術が確実に行われるようできるだけのことをしましょう」って言ってくれたこと。
これまで龍の手術日がまるでサッカーボールのようにあっちこっちにポンポン蹴散らされていた感じだったので、"どうせ医師陣にしたら数多くある内の一手術にしか過ぎないんだろう。手術が延期になって家族が困るなんてことは彼らの考えの中にはこれっぽっちもないんだろうよ。というか「手術延期です」と自分達が言ったことすらきっと記憶の中からきれいさっぱり消えているんだろうな" と恨めしく思っていたのです。
お、ちゃんと覚えていたんだ。しかも次回は確実に手術を実現しようと考えてくれているんだと、相手が心ある人間であることを知った一言でした。

9月。今度こそ実現しますように。
でも今回自分の中で決めたことが 1つあります。これまで "手術日までは" と神経をピリピリさせて生活していたところがありました。"手術前だからこれはしないでおこう、あれは控えておこう、万が一龍が体調を崩しでもしたら大変だ" とそんな毎日を過ごしてきました。でもそういうのはもうやめよう。いつも通り龍のお世話をしながらも、1日1日を楽しく充実させて生活しよう。以前のように龍にも(常識の範囲で)いろんなこと体験させよう、そう思っています。

老人介護の一端を垣間見た

2016年07月03日 | Weblog
長期に渡る栄養と水分不足から転倒し入院したピー太が退院するに当たり、そのまま自宅に戻してしまうと、結局また同じ生活に戻ってしまうので、短期間ではあるけれどうちに来て栄養面や運動面でマークや私がサポートしようということにした。

でも一人暮らしの長い高齢者が病気になるってこういうことなのか、とすごい痛い形で思い知らされることになった。

足が弱ってて2階にしかないトイレに行きづらいピー太、リサイクルの箱に入っていた龍さんのミルクの空ボトルを見つけ、一階の居間でそれに排尿。ボトルの中身をキッチンのシンクに捨てていることに気付いた。慌ててし瓶を買ってきたら、今度は尿が入ったし瓶を平気でみんなが食事をするテーブルの上に置いていた。そしてし瓶をもらったことで居間で排尿をすることを認められたと思ったのか、それからは昼夜を問わず大っぴらにみんなの目前で排尿。さあ、夕飯を食べようとみんなが席に着いたその横で排尿。

またみんなが水を飲むガラスのコップにねばい痰を吐く。しかもそれをみんなで集まってお茶をしている時に、いきなりみんなの方を向いたままカーッカーッカーッ、ペッペッペッとやり始める。

ピー太、前はマナーとかダンディーさとか、何気にそういうことを意識していた人なのに。。
今回のピー太は傍若無人で羞恥心のかけらも周りの人に対する配慮も何もない。というか認知が少し入ってきているんじゃないだろうかとでも考えないと、今回の一連の言動を理解できない。

そんな思いで友人にこのショック続きの胸の内を聞いてもらうと、お年寄りが病気になるともう自分のことを考えるだけで精一杯になるんだよ、と聞かされた。それはクリばーちゃんを見ててもそう思う。

気配りのクリばーちゃんも、優しかったピー太も、もう戻ってこないんだなあ。これからは私たちが小さな子供のようになっていく2人をお世話する番なんだなあと寂しい気持ちになった。