四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

本日の龍・健

2005年09月29日 | Weblog
今日は学校へ龍を迎えに行ったら、クラス・アシスタントの人が 「今日はほんとにいい一日だったんですよ。朝から2時過ぎまでちゃんと起きてたし、クラスの活動にニコニコしながら参加してたんですよ」って。家に帰って連絡帳を見るとやっぱりクラスの先生が 「今日は音楽を楽しんだり、出席を取った時にビッグマックを使ってちゃんとコミュニケーションを取れました。本当に楽しい時を過ごしました」って書いてあります。
う、うれしいっ !!! そう言えば今週は登校時にスタッフの顔を見て泣くことがありませんでした。(まあ、月曜日に救急車で病院に運ばれたり、次の日も発作が長引いたりはしたのですが。)
新しいクラスに一歩、足を踏み入れ始めたのかも。もう少し様子を見てみましょう。

写真は健が作った花。少し前にテレビで、細い紙を鉛筆に巻きつけて花を作るというのやってました。それを真似して作ってみたようです。いやー、健はメカニック系で芸術系の事には興味がないのだとばかり思っていました。おみそれしました(笑)。
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収穫祭

2005年09月28日 | Weblog
この日は龍の学校の子供たちが近くの教会で開かれる収穫祭に出席するというので、私も一緒に行ってきました。

ミス・リードが書いた 「村の学校」 という本の中で、イギリスの田舎の学校の子供たちが教会の祭壇をその秋の収穫物で飾る様子が紹介されていました。(・・と言っても、これは第一次世界大戦以前の話だと思うのですが。)

麦の穂で飾られた祭壇などを想像しながら参加したのですが、現代の収穫祭はぜんぜん違う?! 教会の中には花が飾ってあるだけでガラーンとしてました。今年は教会への寄付品をホームレスの人に贈るということで、お供え物も缶詰の野菜(コーン、人参、グリーンピース等)、小麦粉、クッキング・オイル、パックに入ったインスタント・カスタードクリームなど日持ちのするものばかり。生ものは見当たりませんでした。豊かな秋の収穫物の代わりに固い銀色の缶詰が並んだ祭壇は、「収穫祭」 からかなりかけ離れているような・・(笑)。

でもこれはホームレスの人にとったら大きな助けですよね。
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英語コース開始

2005年09月27日 | Weblog
月曜日の話ですが。

この月曜日からいよいよ大学の夜間の英語コースが始まりました。
週一回の夜間コースなのに、ちゃんと学生カードを作ってもらったんですよ。うははー、これで映画とか割引してもらえるのかな~♪なんてセコイことを考えてしまいましたが、やっぱり割引してもらうにはフルタイムの学生にならないといけないそうです。残念、あは・・。

クラスの出席を取りながら、先生が勝手に個人情報をバラしていきます。「○○(名前)。あなたはプロフィシェンシー(ケンブリッジの試験で一番難しい)の試験を受けて、落ちたのね」、「○○、あたなは結婚していて、旦那がイギリス人なのね(私の事です)」、等々。先生、それはやっぱりいけないんじゃあないですか? そういうのは本人がゆくゆくクラスの中で自分から語る事のような気がするんですが。 ・・と、ここで抗議(笑)。

この日の出席者は19名。みんなケンブリッジの試験を目指す人たちですが、一番簡単な試験に受かったばかりの人から一番難しい試験に落ちた人まで、かなりレベルの開きがあるようです。先生もテキストをどれにするか決めかねている様子。

先生を半円形に囲んでそれぞれ椅子と机に座り、クラスが始まると、うわぁー、なつかしー!10年前もこうやってロンドンの学校で勉強してたんですよ。
最初はみんなそれぞれの英語のレベルを探りながら話をしたり、一緒に問題を解いたり。でも最後の方で椅子と机を取り払い、できるだけ多くの人に自分の紹介をしていくゲームのようなものをやり、クラスがグッと打ち解けてきました。
ズケズケと歯に衣着せぬ先生だけど、クラスを引っ張っていく力はありそう。
終わりに来週までの宿題をもらって解散。

これから12月までハチマキ締めて行くぞー!!
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ふむぅ~・・

2005年09月26日 | Weblog
今日は龍さん、学校で発作が止まらなくて、救急車で病院へ運ばれて行きました。

健と家でお昼ご飯を食べていたら、学校からの電話がプルルル・・。この時間帯に学校から電話がかかってきて良い話であったためしがない。

今日も学校で発作がなかなか止まらず、発作の頓服薬を2回も投与したけど、それでも止まらなかったらしい。それで学校の保健の先生が救急車を呼んだとのこと。

急いで健が食べかけてたご飯をタッパに詰めて病院へ駆けつけると、もう山は越えてたみたい。担架の上でニコニコ笑ってました。
診察してくれたドクターもその様子を見て、問診の後、無罪放免。私の車で家へ帰って来ました。


なんか最近、このパターンが多いんだな。。「調子が悪い」 とか 「発作が止まらない」 とか電話がかかってくるから、急いで学校へ駆けつけると、私が着く頃には回復してていつもの龍べえに戻っているという。いつもそんな落ち着いた龍を連れて家に帰ることになる。

今日も私が病院へ着く頃には龍は落ち着いているような気がしたんです。案の定。

新しいクラスになってから、学校に着いてクラスのスタッフの顔を見たとたんに泣き出すという日がよくあります。

龍、よっぽど家に帰りたいのかな。新しいクラスに馴染めないのかな。言葉を持たない龍の体を張った主張なのかな。。
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ちょっとダウン

2005年09月25日 | Weblog
さなえ母さん、ちょっと風邪でダウン。なんか今週はずっと体がだるくて心にも気合が入らないなぁと思ってたんです。
土曜日の夕方からひどい頭痛と咳が始まって、日曜日についにダウン。マーク父さんに全てを任せて、一日爆睡。
やっぱり風邪には休養が何よりの薬。薬局の薬を飲まなくても、ぐっすり眠ってしっかり水分を摂って、マーク父さんの作ってくれたフレンチトーストを食べたら、夜には起き上がれるようになってました。
さあ、月曜日からまた龍と健の学校間を走り回る 「スクール・ラン」 を頑張るぞー。
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健の小学校選び

2005年09月23日 | Weblog
健の小学校選びの時期が来ました。と言っても、実際に小学校が始まるのは2007年、健が5歳になった後の9月からなんですが。(そう、イギリスの小学校は5歳から始まります。)
日本とは違って、こちらでは公立でも親が行かせたい小学校や中学校の希望を出すようです。夏休み明けに 「Starting School」 というこの辺りの全小学校 (私立を除く) の概要が載った分厚い本を受け取りました。

これまでは、今行っている幼稚園の同じ敷地内にある小学校へ自動的に上がるものとばかり思っていたのですが、こうした機会を与えられて、いろんな人にいろんな学校の話を聞くと心が揺れてきますね~(笑)。進学校として有名な小学校、重厚な歴史を持つ学校、国際色に満ちてのびのびとした学校、etc.。評価の高い学校になると、親が子供をそこへ行かせたいばかりにわざわざ校区へ引越すとか。

今、3つにまで学校を絞り込んでいるのですが、今度はこの3つを希望順に書いて提出しないといけないのです。頭いたいーー。

イギリスにはOFSTEDといって国中の学校を審査して、その評価を発表する政府の教育機関があります。OFSTEDが発表した学校の評価はインターネット上でも公開され、親が子供の学校を選ぶ時の大切な情報源となっているようです。私もネットで3つの学校についてのレポートを調べたんですが、一つの学校につき40ページを超える報告が出されています。あ、頭いたい・・。

でもあとあと後悔のない様に、今ちゃんと情報収集をして、実際に学校も見せてもらって、納得した上で申請書を提出したいと思ってます。OFSTEDのレポート、頑張って読もう・・
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「セント・ポール」

2005年09月20日 | Weblog
先週も書いたのですが、合唱団で 「セント・ポール(聖パウロ)」 という曲をやっています。メンデルスゾーンの曲ですが、これは本当に 「すばらしい」 の一言に尽きます!
今日、練習していた箇所で 「神の中に生き、神の中に死ぬ。体は滅びても魂は永遠に生き続ける」 というなんとも詩的な歌詞が、それは美しい旋律にのせて歌われるところがありました。歌いながら感動の余り涙が出そうでした。
私はクリスチャンではないけれど、頭を垂れて 「神様・・」ってひざまづきたくなる程でした。

キリスト教ってすごいな、と思います。宗教戦争のように人間むき出しのなまぐさい歴史も持っていますが、ヨーロッパ各地で見かける大聖堂のような荘厳な建築物も、聖母マリアやキリストの一生を描いた様々な宗教画も、そしていろんな作曲家が作ったレクイエム、キリストや使徒たちに関する宗教曲も、全ては神を称えたりその偉大さに敬意を払う為のものですよね。建築家が、美術家が、作曲家が、自分の能力の限りを尽くして、神の家を作り、神を描き、神に捧げる音楽を作る。

神の子と呼ばれる一人の人間が広めた教えが世界各地に広まり、ここまで壮大に、ここまで美しく、研ぎ澄まされた芸術の数々を生み出すなんて、考えたらすごいことですよね。
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英語コース一日目

2005年09月19日 | Weblog
今日は大学のイブニング・コース(英語コース)第一日目。
入学の手続きとクラス分けのテストがありました。筆記試験とスピーキングのテスト。
いひゃ~!英語のテストなんて何年ぶり!久々に頭を使って、脳みそ割れそうでした
いよいよ来週から、クラスが始まります。週一回だけなので、その他の日にもちゃんと家で勉強しないと、12月に受けようと思ってる資格試験には合格できませんね。
ピリッと身が引き締まります
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アンパンケン

2005年09月18日 | Weblog
写真 左から:マントを着けたカレーパンマン (ボーボー)、アンパンマン (健)、食パンマン (プーさん) だそうです (笑)。
三人そろった後ろ姿がちょっと笑えるので撮ってしまいました
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龍、プラス・マイナス

2005年09月17日 | Weblog
完全ではないのですが、龍の喘鳴がだいぶマシになってきました。ここ3日程、吸引機を使ってません。わ~い
でも 「良くなりましたー」 って報告した次の日にまた調子が悪くなることがよくある龍だから、もうしばらくは 「調子悪いんです」 って書いておこうかな

一方、ひと月ほど調子の良かったてんかん発作がやっぱり学校の開始と共に復活して来ました。頻度は完全に復活。発作の強さは以前のように泣きながら発作をする程ではないけれど、やっぱり先月の凪ぎのような状態から比べると強くなってます。
脳に発達を促す刺激が入り始めると発作も起こりやすくなると日本にいた頃、病院の先生に言われました。そのバランスをどう取るかが問題です、と。
夏休み中、特に風邪を引いてからは、喘鳴と咳のひどい龍を安静に安静にさせていたので、刺激の多い生活とはとても言えませんでした。なので学校が始まったら発作が復活するかもしれないと予期してはいたんです。
これでまた振り出しに戻った感じかな・・。

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長い間、頭の上の暗雲のようだったクレジットカード問題がやっと解決。今週の半ばにピカピカの新しいクレジットカードがうちへ届きました。これから少々のことではクレジットカードを破棄・再発行いたしません
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