四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

いくつかご報告

2010年03月28日 | Weblog
● 報告:その1

オックスフォードと言えばクライストチャーチ(Christ Church)。あのハリーポッターの学生ホールのモデルにもなったグレート・ホール(Great Hall)があるのも、このクライストチャーチ。クライストチャーチを見ずしてオックスフォードを見たとおっしゃるなかれ。



・・と、なんで急にクライストチャーチの宣伝を始めたかと言いますと、健ケンの学校がOXの他の小学校と合同で、このクライストチャーチにてコンサートに参加したのです(笑)!クライストチャーチはOXの中で一目も二目もおかれているだけに、そこで自分たちの子供が歌う、しかもクライストチャーチ専属の聖歌隊と一緒に歌うとなると、親たちはもう子供以上に興奮、興奮(笑)!

これは市議会がOXの小学校に音楽教育を普及させようとする活動の一環で、クライストチャーチの聖歌隊(美しきボーイソプラノたち)をいくつかの小学校に派遣して、各校の子供たちと前もって曲を練習し、その後、各校からの子供たちがクライストチャーチに集まり聖歌隊の少年たちと一緒にコンサートをするというもの。歌だけでなく、クライストチャーチのオルガニストがパイプオルガンの曲を披露してくれたりもして、親と子供がくつろいだ雰囲気の中で音楽に親しむという趣向。

もう少し小さい頃にバイオリンを習いかけて挫折してから、クラシック音楽が嫌いになってしまった健ケン。鼻歌ならともかく、人前でまじめに歌うだろうかと心配していたけれど、いやいや、みんな頑張りました!とってもかわいかったし。(↓写真はリハーサル風景。)



クリばーちゃんも一緒に来てくれたんだけど、コンサートが終わってクライストチャーチを後にする時は、クリばーちゃんも私も興奮と子供たちへの誇りではち切れそうでした(笑)。


● 報告:その2

この間、家探しが行き詰っていることをここでちょっと愚痴ってしまいましたが、その後、OX市内にいい物件が見つかりました。そして買い取りの希望金額を提示したところ、それが売り手に受け入れられました。でも以前の経験から、実際に契約書に双方が署名して家の鍵を手に渡してもらうまでは、まだ成り行きを静観する気持ちでいます。法的にも、契約書に署名するまでは双方がいつでも商談から手を引けることになっているし。

私たちより前に家を買ったマークの妹夫婦もご近所のHさんも言ってました。その家と本当に縁があるなら、それは私たちのものになる。手に入るかに思えて、他の人のところへ行ってしまう物件もある。去るものは追わず、来るものを迎える。平常心、平常心と。

もしこの家が私たちに適した家なら、私たちの元に来ますように。。 どうか私たちの幸運を願ってください。


● 報告:その3

今日からサマータイムです♪。日本との時差が8時間になります。

いつまで続くよ、家探し・・

2010年03月19日 | Weblog
イギリスに来てもうすぐ6年。「今年こそは念願のマイホームを!」と家探しを始めて、もう2年。
立地条件がよければ、家の値段は私たちの予算をはるかに超えるし、「お、この立地条件で私たちの予算内だ!」と家を見に行けば、お話にならないくらい小さかったりボロボロだったり、やっと値段交渉が成立して “いよいよマイホーム購入か?!” と思いきや、売り手から半年以上も連絡が途絶え商談が自然消滅したり、家探しの半径を広げて少し離れた所に理想的な物件を見つけた(値段もバッチリ!)と思ったら、そこが洪水の危険地帯だったり・・。

リビングや寝室には龍さんの車椅子を動かせるスペースが欲しい、お風呂場には入浴を手伝いに来てくれるケア・アシスタントの人が作業できるスペースが欲しい、いつ発作を起こすか分からない龍さんを傍において料理できるだけのキッチンのスペースが欲しい・・などと考えたり、健の学校のことを考えたりしていると、家探しは暗礁に乗り上げっぱなし。ここ10年ほど続く不動産の高騰がそれにさらに輪をかける・・。

これまでは「まだまだ続くよ、家探し」なんてまだ余裕があったけど、最近はいい加減うんざりして「いつまで続くよ、家探し・・」とかなり腐ってきた。
イギリスに私たちのマイホームはないのか? それか私たちに出資してもいいという奇特な方、いらっしゃいませんかー(笑)。