

身延線市川本町駅を下りて県立市川高校をめざします。その途中にあるのが祇園通り。そこを越えて、県立市川高校近くにあるのが須佐之男社。写真で見てわかるようにとても神社には見えません。倉庫のようです。鳥居も狛犬もありません。ここではお祭り祇園祭はできないということで、祇園通りにある山梨県民信用組合という金融機関の広場で、臨時に鳥居をつくりお祭りをするとこのです。
ここの祇園祭では人々がキュウリを2本もっていくとのこと。他の人の提供したキュウリの1本をもらい、それを食べると一年間病気にならないという言いつたえがあり、今でも行っているようです。「キュウリ天王祭(祇園祭)」と言うことができると思います。子ども御輿も出て毎年7月に祇園通りは大変なにぎわいになるとのことです。
須佐之男神社から少し離れたところに曹洞宗の天王山慶福院というお寺があります。江戸時代にはこのお寺が須佐之男神社を管轄していたのでしょう。
