牛頭天王信仰とその周辺

牛頭天王(ごずてんのう)信仰とそれに関係する信仰や情報を紹介するブログです。

埼玉県富士見市水子地区牛頭天王信仰

2014-04-10 10:57:46 | 日記
水子氷川神社
埼玉県富士見市水子1406-1


東武東上線志木駅下車、東武バス下南田行バス、水子貝塚公園前下車徒歩3,4分。




境内にある祠には「牛頭天王宮」と書かれています。毎年7月中旬「天王祭」を行っていることが行事予定案内板からも分ります。

 氷川信仰におけるスサノヲノミコトと祇園信仰におけるスサノヲノミコトとは違います。氷川信仰においては、氷川信仰の総社大宮の氷川神社を見て分りますが、歴史的に見て牛頭天王との習合はなされていません。「氷川信仰と牛頭天王とは関係ない」というのが基本にあります・・・・・。しかし、実際の関東の氷川神社においては牛頭天王を祀り「天王祭」を行っている氷川神社がいくつかあります。そこを「切り口」に氷川信仰を研究すると面白い発見がでるかもしれませんが、その時間もありませんので今のわたしには無理な課題となっています。
 この水子地域では毎年7月中旬「天王祭」を行っており、江戸時代の文化を残そうとしています。戦前はお祭りの時は学校を休みにしたほどさかんだったようです。今と違って病院がなく医者もいなかったので、まさに「神頼み」で、「疫病退散」を願い盛大にお祭りを行っていたのでしょう。



水子石井八雲神社
埼玉県富士見市水子字石井2582近く

 国道266号線の宝性寺近くの水子地区(字 石井)には小さな祠の八雲神社があります。2体の石碑には「八雲大神」と書かれているものと「牛に乗って剣を持っている神様」像があります。この神様が「八雲大神」でしょうが、、この地区でも毎年7月中旬「天王様」のお祭りをしているので、この石像は牛頭天王と考えていいでしょう。



御神輿などが保管されている宝性寺。

埼玉県川越市的場八坂神社

2014-04-03 20:59:08 | 日記
埼玉県川越市的場八坂神社
川越市的場1874


 川越線的場駅を降りて国道114号を東武東上線霞ヶ関駅方向に進みます。駅から徒歩4,5分の所に鎮座。駅近くですが、境内広く落ちついた雰囲気の神社です。鯨井の八坂神社同様薬師堂(写真右)と共に鎮座しています。的場下組自治会館の隣。

 地元の人の話ですと、4月中旬「天王さま(春祭り)」をするとのことです。夏には自治会主催でお祭りをするとのことです。

埼玉県川越市鯨井八坂神社

2014-04-02 07:07:30 | 日記
埼玉県川越市鯨井八坂神社
川越市鯨井1842


 東武東上線霞ヶ関駅から徒歩20分。国道114号線を北上し上戸信号へ出てさらに260号線を進みます。鯨井自治会館隣。薬師堂と並んで鎮座しています。


 7月中旬「天王さま(夏祭り)」で演じられる「鯨井の万作」踊りで有名。


鯨井ではホームページをつくっています。http://www1.ocn.ne.jp/~ee191919/
また、「鯨井の万作」はユーチューブ動画でも見ることができます。

日野市南平八坂神社

2014-04-01 05:19:57 | 日記


日野市南平八坂神社
東京都日野市南平4-8-6

 京王線南平駅徒歩10分。国道173号(北野街道)の南平3丁目信号と高幡橋南信号との間にある「ドラマ日野南平店」向いの道を京王線の方に向かって入ります。スギの木に囲まれた落ち着いた雰囲気の神社。


 由緒を書いた大きな記念碑があり、詳しく説明されています。祭神は「素戔嗚尊」「稲田姫命」「牛頭天王」となっています。
創建は不明ですが、享保20年(1735年)に神道管領卜部宿禰兼雄より「正一位牛頭天王」の神階を授かったこと、本殿造営の折に神紋を「祇園守」にしたこと、牛頭天王の御神像(享保二十年の作)があることなどが書かれています。今も本殿には「正一位牛頭天王」と書かれた大きな額が飾られています。

 境内には庚申様や馬頭観音などの 石像があります。右から二番目が馬頭観音です。