江戸時代言われていた「北の天王祭(品川神社の例大祭)」と「南の天王祭(荏原神社の例大祭)」とが、幸い今年も同日開催。雨の中見てきました。明日も行われます。京浜急行線新馬場駅下車。
雨の中ですが、各町内の立派な御神輿が商店街をまわっていました。


荏原神社保管の牛頭天王(現在はスサノヲノミコトとしているようですが)の面のついたお神輿の海中渡御は、今年は行われず、御神面を海水につける儀式のみ行われるとのこと。
江戸時代、海(天王洲)から牛頭天王の御神面を拾い上げた寄木神社氏子は、当時寄木神社(荏原神社より河口に向かう。洲崎橋近く)に宮司が常駐していなかったため、近くの荏原神社に寄贈したとのこと。ということで、海中渡御の場合には、寄木神社神輿に御神面をつけて、目黒川河口からお台場海浜公園まで運ぶとのこと。


荏原神社のこの例大祭を、氏子たちは今でも「天王祭」と称してポスターや旗をつくり祭りを行っています。残念なことに、品川神社のポスターには「天王祭」の文字を見ることはできませんでした。



荏原神社 品川区北品川2-30-28
品川神社 品川区北品川3-7-15
寄木神社 品川区東品川1-35-8