栃木県小山(おやま)市の須賀神社(旧祇園社)の「祇園祭」では女性がお御輿をかつぐ「女御輿」で有名です。男性も「男御輿」をかつぐとのこと。かけ声は現在でも「おんごずてんのう」と言うようですので、牛頭天王信仰が民衆に深く根付いていたことが分かります。
写真は現在の小山の須賀神社が配付している「蘇民符」ですが、実際は「牛玉宝印(ごおうほういん)」です。友人所有のものですが、見せてもらいました。右上に小さく「蘇民将来之子孫門戸」と書かれ、あとは中央に大きく「祇園山 印 牛玉宝」と書かれているように思えますが・・・。
「牛玉宝印」は、「御利益札」としてだけでなく、裏に、契約書・誓約書が書かれる場合もありました。「神に誓って嘘は申しません。」という気持ちを表す意味で「牛玉宝印」紙が活用されたのです。
『國學院大學所蔵の牛玉宝印』で検索すると、いろいろな「牛玉宝印」を見ることができると思います。
牛の内臓にできた「結石」が薬になったようです。特に「胆嚢(たんのう)結石」が尊ばれ、これを「牛玉」と言ったようです。「牛玉宝印」とは「牛玉のように大切な文字(文字の他、絵の描かれたものもあります)と印の入ったもの」という意味でしょう。
写真の符の場合は、「蘇民符」と「牛玉宝印」とが「合体」したもので、全国的にめずらしい符かもしれません。
写真は現在の小山の須賀神社が配付している「蘇民符」ですが、実際は「牛玉宝印(ごおうほういん)」です。友人所有のものですが、見せてもらいました。右上に小さく「蘇民将来之子孫門戸」と書かれ、あとは中央に大きく「祇園山 印 牛玉宝」と書かれているように思えますが・・・。
「牛玉宝印」は、「御利益札」としてだけでなく、裏に、契約書・誓約書が書かれる場合もありました。「神に誓って嘘は申しません。」という気持ちを表す意味で「牛玉宝印」紙が活用されたのです。
『國學院大學所蔵の牛玉宝印』で検索すると、いろいろな「牛玉宝印」を見ることができると思います。
牛の内臓にできた「結石」が薬になったようです。特に「胆嚢(たんのう)結石」が尊ばれ、これを「牛玉」と言ったようです。「牛玉宝印」とは「牛玉のように大切な文字(文字の他、絵の描かれたものもあります)と印の入ったもの」という意味でしょう。
写真の符の場合は、「蘇民符」と「牛玉宝印」とが「合体」したもので、全国的にめずらしい符かもしれません。
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