明治政府の神仏分離施策のため、「弁天様」(仏教の神様)信仰を神社ではしていけないことになりましたが、江の島と言ったら、弁天様。人々は「弁天様」信仰をやめません。神社側も表向きは『古事記』にでてくる三人の女神様を祀っていますが「弁天様」を貫かざるを得ず、現在に至っています。有名なのは乳房をあらわにした裸弁財天=妙音(みょうおん)弁財天で、見学・参拝には入場料がかかります。
江島縁起には五頭龍が悪事をはたらいていたところ、弁天様が現れて、龍は弁天様に恋して悪事をやめたとのことです。弁天様が裸で現れたとしたら、龍も男たちも弁天様の言うことをききます。龍の恋が実ったのかどうか、共に夜を過ごしたのかどうか分かりません。その後龍は近くでお山に変身。弁天様の登場によって江の島も登場したとのことです。
蛇の変容形が龍で、弁天様と同様、水の神様。龍と弁天様の関係をよりわかりやすくしたのが江島縁起ですが、弁天様が妊娠して娘を産んだことにはなっていません。弁天様が婆梨采女を産んだとすると、龍は龍王となり、牛頭天王との関係にまとまりが出てきますが・・・・・・。それはとにかくも、龍の存在と関係してでしょう。龍王の娘と結婚したのが牛頭天王ですから、境内には、牛頭天王を祀る天王社ができました。造立は江戸時代になってからのことと思われます。今は八坂神社となっていますが、夏には「天王祭」が盛大に行われています。
神社の中にはいくつものお社がありますが、最初のお社の前には、現在大きな「茅の輪」が置かれてます。牛頭天王信仰の影響と思われます。
江島縁起には五頭龍が悪事をはたらいていたところ、弁天様が現れて、龍は弁天様に恋して悪事をやめたとのことです。弁天様が裸で現れたとしたら、龍も男たちも弁天様の言うことをききます。龍の恋が実ったのかどうか、共に夜を過ごしたのかどうか分かりません。その後龍は近くでお山に変身。弁天様の登場によって江の島も登場したとのことです。
蛇の変容形が龍で、弁天様と同様、水の神様。龍と弁天様の関係をよりわかりやすくしたのが江島縁起ですが、弁天様が妊娠して娘を産んだことにはなっていません。弁天様が婆梨采女を産んだとすると、龍は龍王となり、牛頭天王との関係にまとまりが出てきますが・・・・・・。それはとにかくも、龍の存在と関係してでしょう。龍王の娘と結婚したのが牛頭天王ですから、境内には、牛頭天王を祀る天王社ができました。造立は江戸時代になってからのことと思われます。今は八坂神社となっていますが、夏には「天王祭」が盛大に行われています。
神社の中にはいくつものお社がありますが、最初のお社の前には、現在大きな「茅の輪」が置かれてます。牛頭天王信仰の影響と思われます。