アシスト自転車Ⅱ

バイクに乗り出したのは１６歳からだった。当時、原付免許を警察の本署で受験し、一発合格！筆記試験だけだったが、親にスズキのミニクロ５０を買ってもらったのだった。
なにせ地方は交通の便が悪い。原付であれ、行動範囲が大きく広がったのは革命的な出来事だった。
高校2年生だったか？教習所にも通わず、飛び込みで自動二輪小型免許の取得に挑戦した。３回目で見事合格！実技試験もあったが、当時はまだゆるく自動車教習所に通わなくても、それ位の免許は取得できたものだった。
ちなみに、自動車の方はさすが教習所に通った。紀伊半島の潮ノ岬に学校は有った（今は無い）。教習は夜間の部で、学校が終わってからであったが、費用は１３万５千円だったのを記憶している。親には痛い出費だっただろうが、今は何倍もするのだろうな？余談だが、太平洋を眺めながらの教習所で、夜には漁船の漁り火を眺め、のどかな学校であった。

色んなバイクに乗り換えはしたが、結婚した頃に中古バイク店でホンダのＭＴＸ１２５を購入した。水冷２サイクル単記単気筒、オフロード車であったが、よく走ったのを覚えている。しかし、今は４サイクルエンジンが主流。あんなオイルまみれな排ガスでは、今では公害だろうな。

そんなこんなで、今はホンダのジョルノに乗っている。妻に免許が無いから、共用で乗るには原付しかなく、また駐輪場の問題もあってジョルノを購入した。しかし、昨日も書いたが、バイクはこれが最後だ！実際、妻も乗ってはいるが危険だ。おいらもたまに乗るが、遠出するには自動車を使うし、あまり生活上必要が無くなってしまった。

決して飲酒運転の罰金から逃れ、アシスト自転車で飲みに出かけようと意図するものではない。