卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2023年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(8)タマネギの畝立て

2023年11月07日 16時05分11秒 | 日記・エッセイ・コラム

2023年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(8)タマネギの畝立て

 

 

ここ1週間は、大変天気が良く暑いくらいの気温の日もあり、11月では予報が始まって以来の記録日とのことです。これも異常気象、テレビでは ゛スーパーエルニーニョ ゛なる新語も使っていました。

先月22日にポット播きした「赤花絹さや」ですが、10日ほどで発芽しました。例年この時期の気温18~20℃前後だと2~3週間かかっていましたが、この暖かさ(暑さ?)のためでしょうか?

 

 

(11月5日 播種後(10/22)10日ほどで発芽「赤花絹さや」)

 

 

11月4日 タマネギ畝の畝立て 14:30~16:30

 

畑に出る早々、オーナーのTさんが、食べ頃の大根を片手に話しかけてきました。

「こんな生育状態で、(大根は)年を越せるかどうか? 今年は、異常天候で生育が早過ぎる。さっき、2回目の大根を播いてきたよ。Aさんは、(全滅で)大変だったが、遅れた再播種分が丁度良いかもしれない」とのこと。

先日頂いたカブのお礼を述べると、「少し育ち過ぎたものだが、もとはもう少し小さい中カブです。この辺は、昔カブやダイコンを多く作っていた。中カブを3個まとめて出荷したり、亀戸大根という品種を5本まとめて、共選に出していた。そんなに大きくない細いもので長さ30~40cmほどの大根だった。近隣で作っており、大根の出荷時期には農家が人手を出し、当時大型トラックが少なく、トラック所有業者の下に集まって積み込み作業を共に行った。また、積み込んだそのトラックに便乗して市場に向かい、荷下ろしもしました。帰りは、電車で帰ってきた」。

 

「亀戸大根」という名を初めて聞いたので、検索してみました。

「江戸東京野菜・亀戸ダイコン、文久年間(1860~1864)の頃から昭和初期まで、亀戸香取神社周辺で栽培されていました。根が30cm近くと短く、先がくさび状に尖っているのが特徴で、明治の頃はさかんに栽培されており「おかめ大根」とか「お多福大根」と呼ばれていましたが、大正初期に産地の名をうけて「亀戸大根」と呼ばれるようになりました。亀戸周辺が宅地化されるのにつれ、生産拠点は高砂地域に移り、現在でも生産されています。一時は、「幻の大根」とも呼ばれた亀戸大根、新鮮なものは根も葉も共に浅漬けにして美味しく、江戸時代から多くの庶民に愛されていました。」(「JA東京中央会」より)

 

江戸川区で「亀戸大根」を栽培している生産者の記事によると

「9月に播種、11月から翌春4月頃まで収穫。一月の生産量は2000本前後、市場には出荷せず、全て亀戸の老舗割烹に納めます。肉質がきめ細かく、辛味の中にほんのりと甘味を感じさせる大根は、その店で提供される人気の鍋料理(「亀戸大根あさり鍋」)に欠かせないものです。伝統野菜ならではの難しさもあり、大根の首も含め全体が真っ白なのが亀戸大根の魅力ですが、水の管理をあやまると黒い縞模様ができてしまうことがあります」

 

JR 亀戸駅前、明治38年創業「亀戸 升本本店」、ランチ「亀戸大根あさり鍋めし」(¥2,200)、伝統野菜を支えている老舗の割烹料理店とお見受けしました。是非、Kと一緒にお邪魔したいお店です。

 

 

( 亀戸大根 )

 

 

今週始め(10月30日)2回目の間引きを行った「大根耐病総太り」は、2、3株が食害に遭っていますが、何とか生育できそうです。

今期の課題、堆肥・肥料の「事前計量」(施肥する畑の広さに合った量を自宅で計量、重い肥料袋を畑まで持ち込まず、目分量をやめ適量を小袋で運ぶ)で持ち込んだ、醗酵牛糞堆肥20Lと醗酵鶏ふん6kgを撒布、すき込みました。

 

 

(11月4日 作業前の畑)

 

 

(11月4日 事前計量した鶏ふんと牛糞)

 

 

(11月4日 醗酵鶏ふん6kgの撒布 A )

 

 

(11月4日 牛糞堆肥の撒布 A )

 

 

(11月4日 撒布堆肥のすき込み A )

 

 

いつもの三角畝から整地、3畝を立て、横5穴の黒マルチを展張しました。チョット詰めて畝立てし、最西側に「絹さや」用の畝を1畝立てました。元肥2種の撒布・すき込み、畝立て・マルチ展張まで、1時間半を要しました。タマネギ用5条マルチ、幅95cm・条間15cm・株間15cm・穴径4.5cmのものを使用しています。

 

 

(11月4日 タマネギ畝の畝立て A )

 

 

(11月4日 5条マルチの展張 A )

 

 

(11月4日 タマネギ畝3畝 絹さや畝1畝)

 

 

ミニ白菜の並びで白菜2株が消失した1m四方の所をザッと耕起、古い昨年の種の「日本ほうれん草」をバラ播き、覆土と共にもみ殻を撒布しました。Aは、ほうれん草栽培は苦手で、まともに生育・収穫したことは、ほとんどありません。僅かなスペースを生かす思いで、播種してみました。緑色の種は、消毒済みの色です。

 

 

(11月4日 「日本ほうれん草」のバラ播き)

 

 

(11月4日 ほうれん草覆土後にもみ殻撒布)

 

 

(2023年11月4日の畑)


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023年「A&Kの菜園日記」冬野... | トップ | 2023年「A&Kの菜園日記」冬野... »