卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2023年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(9)タマネギ苗の定植

2023年11月18日 15時30分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

2023年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(9)タマネギ苗の定植

 

 

20年振りに訪れた山間狭地の一軒宿は、記憶通り川辺に建つ入り組んだ造りの古びた木造の旅館でした。当時は、まだ健在だった母親との三人旅で、久し振りの外出だったと思います。今回チョット奮発した部屋は、吹き抜ける川風に二重のガラス戸がガタガタと鳴るA好みの純和風の古い作りで、畳だけが新しくしてありました。鹿鳴館調造りの湯殿のお湯は、ぬるく一度浸ったらなかなか出られません。食事処でメニュー内容を説明されましたが、若い外国人のお運びさんの早口は何を言っているのか、良く聞き取れませんでした。「食事内容はどう?」と言うKに、「ここは遠くて、もう来られないね!」と応えました。

 

もう一つの目的「道の駅」を訪れました。テレビの情報番組で見た場所で、是非、来たかったところです。1998年開業、東京ドームの約1.5倍の敷地に各種施設が点在、年間190~200万人が来場します。2015年「全国モデル道の駅」選定、旅行専門誌『じゃらん』の「全国道の駅グランプリ」で2022年、2023年の連続「全国1位」に選出された「道の駅 川場田園プラザ」です。

10時半過ぎに到着しましたが、すでに駐車場は7割方の混みよう、大型観光バスも数台来ているようで、地場産野菜の販売所「ファーマーズマーケット」は、Kも含め争って野菜を求める人で溢れていました。Aは、施設の一つマイクロブルワリー(小規模醸造所)で武尊の山々の水を醸造水として作られた「KAWABA BEER」を数本求めました。人多い広い敷地内を見る気力もなく、早々に引き上げました。

 

 

(「道の駅 川場田園プラザ」で求めた「KAWABA BEER」)

 

 

11月16日 タマネギ苗と「赤花絹さや」の定植 12:00~16:00

 

真っ青な空が広がる、雲一つ無い天気です。気温も例年並みに落ち着き、厚手の作業着にはピッタリの畑日和になりました。11月4日にタマネギ畝立てをして12日目、旅行に行っている間にお仲間の皆さんはタマネギを定植しており、少々焦っていました。また、10月21日にブロッコリー「緑嶺」の防虫ネット替えをしてから約1ヶ月が経ち、その生育後が気になっていました。畑入り早々、ブロッコリーのネット外しから始めました。生育の良いブロッコリー、食用になる中心部の花蕾(からい)がしっかり形成されていました。ネットにより抑圧されていた全体の葉部分が、広がるように見えました。

 

 

(11月16日 防虫ネットに抑圧されているように見えるブロッコリー)

 

 

(11月16日 ブロッコリーの防虫ネットを外す A )

 

 

(11月16日 中央の花蕾を確認する A )

 

 

引き続き、Kが収穫時に「防虫ネットの上げ下げが大変で、早く撤去して欲しい!」と言っていた「葉物野菜4種(水菜 小松菜 春菊 たかな)」畝のネットを外し、撤去しました。ネット内は、結構、雑草がはびこっておりましたので、30分かけて除草も行いました。10月から11月にかけての暖かさで、葉物は生育が良く、水菜などは大分太くなっていました。

 

 

(11月16日 「葉物野菜4種」の防虫ネットを外す A )

 

 

(11月16日 小松菜の生育具合を見る A )

 

 

(11月16日 葉物野菜畝回りの除草作業 A )

 

 

10月22日、9cm黒丸ポット44個に播種した「赤花絹さや」です。早々と11月5日に幾つかは発芽、本日、生育の良いポット株10個を定植のため持参しました。例年普通の寒さなら、発芽から小さな苗で冬越しする「絹さや」ですが、この温暖な異常気象で生育が早まっており、支柱立てして蔓を巻きつかせるほどの勢いです。

 

 

(「つるあり赤花絹さや」種袋)

 

 

(10月22日 9cm黒丸ポット44個に播種した「赤花絹さや」)

 

 

(11月5日 「赤花絹さや」の発芽を見る)

 

 

(11月16日 「赤花絹さや」生育株10個を定植のため持参)

 

 

畑最西側1畝に30分かけて「つるあり赤花絹さや」10株を定植しました。生育が早そうなので、年内蔓の状態を見ながら支柱立てから棚製作も考えます。

 

 

(11月16日 「赤花絹さや」10株を定植 A )

 

 

(11月16日 「赤花絹さや」定植株)

 

 

タマネギ苗床に9月24日2種類(「極早生タマネギ」「赤玉葱」)を播種してから今日で53日目ですが、伸びているものでも10cmチョットと全く遅い生育振りです。初めて栽培する「極早生種」ですが、「赤玉葱」も同じような生育状態、異常気象の余波と思うしかありません。「赤玉葱」は播き量を失敗しましたので、1畝100本をまかなえるか否か心配です。

 

 

(11月16日 生育不足のタマネギ苗(赤玉葱)の採取 A )

 

 

「赤玉葱」は100本には足りませんでしたが、赤白合わせて3畝300本以上の定植作業を1時間半A&Kで終えました。来年は、初めての「極早生種」の収穫なので、今後の生育に興味津々です。生育過程をじっくり観察したいと思います。

 

 

(11月16日 定植前のタマネギ畝3畝)

 

 

(11月16日 タマネギ苗の定植作業 A&K )

 

 

害虫の食害で全滅の憂き目に遭った大根類(「大根耐病総太り」「おろし大根辛味」)を再播種したのは10月6日、2回の間引き(10/20  10/30 )と殺虫液の散布で何とか持ち直しました。防虫ネット越にも安定した生育状況に見えましたので、ネットの撤去を実施しました。何本かはネキリムシや食害によりやられていましたが、今後の収穫には幾らかは期待できそうです。

 

 

(11月16日 防虫ネット越しの生育状況)

 

 

(11月16日 防虫ネットを撤去)

 

 

今年の播種・定植作業は、タマネギ苗を定植して終了しました。「赤花絹さや」の棚作りを生育状況により行いますが、後は来年の「ジャガイモ」の植付けまで、作業らしい作業は無い予定です。昼食も摂らず、4時間余りの作業でした。

 

 

(11月16日 タマネギ畝とブロッコリー)

 

 

(2023年11月16日の畑)


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