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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

たかまつなおき「ロングツーリング」~「帰る~心のふるさとへ」

2011年12月04日 | 小山卓治
たかまつなおき「ロングツーリング」~「帰る~心のふるさとへ」



若い頃憧れていたことの一つに

バイクのツーリングがある。

免許も持っていないくせに

バイクの雑誌をみて

あれこれ夢に描いたっけな・・・。

もうはるか昔のことで

親の反対にあって叶えられなかった。

最近娘が原付の免許取ったので

ちょっと羨ましくあったりもする。

この「ロングツーリング」を聴いていると

そんな昔のことも思い出したりして

想いは旅の空へ・・・。


「帰る~心のふるさとへ」は

この間の日記に書いた

彼の「夏の朝」と共に

ふるさとやふるさとの記憶を

鮮やかに思い起させてくれる。

若いときはわからなかった

今の自分を育ててくれたふるさとが

今は心から愛おしいと思う。

なくなってしまったもの

まだ残っているもの

大事にしていきたい。


この横須賀の「どんすぃんくとぅわいす」というライヴハウス

今年4月、浜田裕介さんもライヴをやっていたようで

たかまつなおきは浜田さんのライヴでオープニングアクトを務めている。

来年もきっとまたいいライヴが実現するといいなと

ちょっと期待していよう。




流星のターミナル / 浜田裕介

2011年12月01日 | 小山卓治
〈流星のターミナル〉浜田裕介


今回の高知、土佐清水行きで

小山卓治の音楽を堪能したのはもちろんだけど

浜田裕介の音楽を知ったことがとても嬉しかった。

高知での二人のライヴ終了後

四国在住のファンの方が「とてもいいよ!」と太鼓判を押した

アルバム「流星キネマ」。

レンタカーを運転しながらずっと聴き

本当にすごく良くて好きになった。


その中の1曲〈流星のターミナル〉に強く惹かれたので

浜田さんに許可を得て歌詞を掲載させていただくことにした。

   

   流星のターミナル


   詞:浜田裕介 曲:浜田裕介


   流星のターミナルで僕が見送ったのは 
   8才になったばかり あの子の背中だった
   二学期が始まり 教室に置かれた
   小さな白い花が 現在も胸にある
   流星のターミナルで次に見送ったのは
   銃弾に倒れたJohnの背中だった
   YOKOと書き上げた最後の手紙は
   ほんの数日前に僕にも届いてた

   僕らは同じ線路をそれぞれ違う速度で旅する旅人のようだ

   流星のターミナルで次に見送ったのは
   全てに疲れ果てた友の背中だった
   父親に電話で「がんばってみる」と
   そう話したばかりの夜のことだった
   流星のターミナルで次に見送ったのは
   仮面を脱ぎそびれたあいつの背中だった
   真夜中のファミレスで朝まで語り明かした
   92年の初夏(なつ)伝説になった

   僕らは同じ線路をそれぞれ違う速度で旅する旅人のようだ

   流星のターミナルで次に見送ったのは
   僕を一番愛した祖母の背中だった
   青春などと呼べる季節も訪れず
   彼女の星もまた静かに流れた
   流星のターミナルで次に見送るのは
   随分小さくなった両親の背中だろう
   二十歳を過ぎた頃から照れくささばかりで
   感謝もねぎらいも言えないままに

   僕らは同じ線路をそれぞれ違う速度で旅する旅人のようだ

   流星のターミナルで最後に待つのは
   年老いて旅立つ僕の背中だろう
   願わくはポケットは空っぽのままに
   願わくはアルバムはあふれんばかりに

   願わくは彼女はまだ 健やかなままに



日々の仕事の中で

ターミナルケアに関わることは少なくなく

見送り方、見送られ方で

厳しい現実と向き合うこともある。

流星のターミナルに

見送る人さえいない寂しい旅立ちもある。


自分自身について言えば

末期がんの母を家で看取ろうと準備を始めた矢先

あっけなく病院で一人で逝ってしまい

母に見送ってもらうつもりでいた寝たきりの父は

流星のターミナルでただ呆然と空を仰いだ。


人はそれぞれの持ち時間の中で

ターミナルに向かって歩いていく。

歩きながら

愛と絆を育んで

心を満たし

余分なものは脱ぎ捨てていけたら

どんなにいいだろうなと思う。


ターミナルで最後に待つ自分の背中を見いだすのも

そう遠い未来ではなくなった今

どうせ歩いていくなら

旅をしながら寄り道したり

何かを見つけたり

新しい出会いに心を弾ませたりしながら

歩いていけたらいいなと

〈流星のターミナル〉を聴きながら

そんな気持ちになった。







11/27 海癒~足摺岬

2011年11月28日 | 旅の空
海癒にて



朝、目が覚めると朝焼けがなんとも美しい。


朝食は美味しいパンにチャイをいただく。

せっかくここまできたのだから、このまま帰るのはもったいないので

エフさん夫婦と一緒に足摺岬を回ることにした。


松尾の集落にあるアコウの木のなかで



石を抱くアコウの木に自然の不思議を思わずにはいられなかった。





しっかりと石を抱き抱えるその力強さ!




崖っぷちにある臼婆神社に立って後ろを振り向くと

それは天国に続く階段のようだった。




金剛福寺は四国霊場第38番札所でたくさんのお遍路さんが立ち寄っていた。



お似合いのカップルだなとつくづく思うこのお2人。


窪津漁港の食堂で海癒のご主人の岡田さんお勧めの

鰹刺身定食をいただき大満足。

「美味しい」と言う言葉しか見つからない。




トタン屋根の上のネコに癒されながら満腹のお腹をさすり


海癒でエフさん夫婦と岡田さんに別れを告げ

あとはレンタカーでまっすぐ高知龍馬空港へと向かう。


途中の道の駅にて

MCで小山卓治お勧めの「塩けんぴ」を買ってみた。

車中で運転しながら食べ始めたら

これが本当にやめられない!




レンタカーを高知龍馬空港で返して

空を見上げると夕焼けがなんとも美しい。

その美しさに、この旅が素晴らしかったことに改めて感謝した。


旅の途中でお世話になった皆さん

ありがとうございました。


高知2days -3- 11/26 小山卓治 高知 土佐清水 海癒 w/浜田裕介

2011年11月27日 | 小山卓治
今日は1日かけてゆっくりと
高知市から土佐清水の海癒まで車で移動。
途中、四万十市にある「トンボ自然公園」に立ち寄って
トンボを観察しながら



3時過ぎには海癒に着いた。
浜辺を気持ちよくジョギングしながら
海を眺めたり



夕陽を眺めたりで



こんないい時間を持てることが
なんだかすごく嬉しかった。

夕食は大きなテーブルを囲んで
美味しい料理に満足!



ライヴは7時から始まった。



二人の間にはだるまストーブが。



浜田裕介からスタートしたライヴ、
市会議員でもある浜田さん
お客さんに地元の方達もいるため
MCはちょっと緊張気味で妙に真面目な話。
でも歌いだすととても素敵だ。
今度二人で東京でやってほしいなと思った。

セットリストは

浜田裕介
1.雨の唄とか 星の唄とか
2.水中写真
3.冬の動物園
4.6月4日
5.夜を見てた
6.呼吸 -Breath-

小山卓治登場
7.ゆるやかな法則 (w/ 小山卓治)
8.いつか河を越えて (w/浜田裕介)

小山卓治
9.1 WEST 72 STREET NY NY 10023
10.こわれた自転車
11.ひまわり
12.光が降る

13.種の歌
14.君が本当に欲しいもの

二人で
E1.デイジー
E2.傷だらけの天使
E3.祈り

小山卓治は曲数は少ないものの贅沢な選曲で
〈光が降る〉は
海癒にぴったり合っている気がした。

アンコールでは
ファンの粋な計らいにより
ペンライトがあらかじめ皆に配られていて

それを〈デイジー〉で一斉にかざして盛り上げた。
〈傷だらけの天使〉ではライトを思い切り振り上げ
〈祈り〉では心から祈りを込めて大きく振った。

素敵な演出だった。
ありがとう!

遠くまで来たかいのあった
素晴らしい高知2days。
小山卓治は快走を続けているし
浜田裕介の音楽に出会えたこともとても嬉しかったし
初めての四国を楽しめたことも嬉しかった。
海癒の温泉は最高だし
岡田さん夫妻もとても素敵だった。

皆さんありがとう!








高知2days -2- 11/25 小山卓治 高知ULTRA ROCK BAR J's w/浜田裕介

2011年11月26日 | 小山卓治


J'sはなかなか素敵なライヴハウスだった。
浜田裕介を生で聴くのは初めてだったけれど
やっぱり生はすごくよかった。

〈雨の唄とか 星の唄とか〉
〈Moon After Rain 〉
〈ゆるやかな法則〉
が特に心に残っている。
また明日も聴けるのが楽しみだ。

小山卓治も声がよく出ていて
迫力があった。
明日の海癒ももちろん楽しみだが
二人のセッションがなかなか面白く
力が入っていて
今日だけでも満足できるものがあった。

セットリスト

浜田祐介(w/サポートギタリスト 大江章造)
1. 青くて切なくて、白くてむなしくて
2.雨の唄とか 星の唄とか
3.水中写真
4.Moon After Rain
5.夜を見てた
6.呼吸
7.ゆるやかな法則(w/小山卓治)

小山卓治
8.いつか河を越えて
9.FILM GIRL
10.西からの便り
11.汚れたバスケットシューズ
12.種の歌
13. 天国のドアノブ
14.アスピリン

E1. デイジー(浜田祐介曲 w/小山卓治)
E2.祈り(w/浜田祐介)

さあ、明日は海癒ライヴ。
さっさと寝てロングドライヴに備えないと!


高知2days -1- 北川村「モネの庭」

2011年11月25日 | 小山卓治
昨夜高知入りして
空港からホテルへ直行。

ホテル近くの居酒屋にて
鰹のたたきと、徳島の「神山の梅酒」をいただく。
美味しすぎて顔がほころんでしまった。

今朝は早起きして高知の街中を30分程ジョギング。
その後車を借りて北川村の「モネの庭」へ。
結構遠く、片道1時間半近くかかる。
天気は最高で、海がキラキラ光って美しい。
もう少し先に行けば室戸岬だけど
さすがにそこまでは足を伸ばせないのが残念。

モネの庭には秋の風が吹いていた。

風に揺れて向きを変える様がなんともきれいだった。


秋ならではの鮮やかな色の組み合わせ!


人がほとんどいないので自分の庭のようだった。


こんな庭があったらいいけれど手入れが大変だろうな。


温室にはカエル君が!
大のカエルファンの私には今日最高の1枚。

さてさて、夜はいよいよライヴ。

小山卓治は迷わずに高知に着いたかな?


歌うたいのバラッド

2011年11月18日 | 小山卓治
歌うたいのバラッド


斉藤和義の歌う〈歌うたいのバラッド〉もいいけれど

桜井和寿の歌う〈歌うたいのバラッド〉の方に

強く惹かれてしまう。

小山卓治が歌ったらどんなだろうかって

想像してみたりする。

聴いてみたいな。


スピードで

2011年11月05日 | 小山卓治


小山卓治の町田ライヴで
鈴木祐樹が歌った〈スピードで〉。

直感的に「いいな!」と感じたので
CDをりぼんから取り寄せた。
ワクワクしながら聴いた。
けど・・・
あれっ、何か違うなと思った。
ライヴでの〈スピードで〉の方が断然いい。

11/2のオレ達のメロディ -東京篇- で再び〈スピードで〉を聴いた。
やっぱりいい。
断然いい。
もっと歌わないともったいないと思う。
漫画もいいけど
やっぱり彼は歌うたいだ。


   スピードで

   詞/曲:Spring Bell

   似合わない 皮ジャンに 袖を通して 海岸線を走り抜けた
   風は 切れるほど 冷た過ぎて 朝日とはどこか不釣り合い

   スピードを 上げてみる 今は何も 考えるのも思うのも嫌だ
   海は 恐いほど 静か過ぎて 無意識に唇噛み締めた

   このまま何が起きようと 今はハートが震える様な
   朝日を見に行かないか

   進めないもどかしさも 叶わない願いの儚さも
   今は全部忘れて スピードで鼓動早くしたい
   隠し続けた弱さも 届かない願いの儚さも
   今は耳を澄まして スピードで鼓動揺らしてたい

   似合わない革ジャンに 袖を通して 海岸線を走り抜けた
   風は 切れるほど 冷た過ぎて 朝日とはどこか不釣り合い

   バックミラーに消えてく様に 昨日までのざわめきが消えたらいいのに
   冬の海がキラキラ光って揺れながら オレの鼓動を早めた
   スピードを上げるほど 胸の鼓動が高鳴った

   進めないもどかしさも 叶わない願いの儚さも
   今は全部忘れて スピードで鼓動早くしたい
   隠し続けた弱さも 届かない想いの苦痛も
   今は耳を澄まして スピードで鼓動揺らしてたいんだ





新潟からの便り -追記-

2011年10月30日 | 小山卓治



12月11日の新潟のライヴについて

一つ肝心なことを書き忘れてしまったので

改めて・・・。


新潟 砂丘館ライヴの情報については

G.F.G.S. にも問い合わせできます。

チケットの購入もできます。


行けそうな方

検討中の方

雪や道路が心配な方

お気軽にメール、お電話くださいとのことです。


ふと思いましたが

「小山卓治には日本海が似合う。」

そんな気がします。














新潟からの便り

2011年10月29日 | 小山卓治



新潟から便りが届いた。

今年は日本のあちこちで

「小山卓治をわが街に!!」

と、ファンが奔走しているけれど

新潟のファンも今まさに

12月11日に向けて邁進中。




会場の「砂丘館」はとても素敵なお屋敷で

見取り図を見ていると探索したくなる。



ケータリングの「スズキ食堂車」

「こんな店が近くに来てくれないかな」と思ってしまうような素敵なお店。

日記を眺めていると思わずお腹が鳴ってくる。





小山卓治の地方遠征の「初めまして!」のライヴは

すごく思い出深い素晴らしい夜になることは間違いなしで

これは新潟のファンだけに

堪能させるのはもったいない!

ということで・・・

12月11日は関越道を車で北上することにした。

スタッドレスがあれば冬の高速道も怖くないし

久しぶりの冬の日本海も見たい。


一緒に送られてきたフライヤーは

赤の色使いがとても素敵で

温かく優しい。

熱唱する小山卓治を包み込む

柔らかな暖炉の炎のようだ。


冬の楽しみがまたひとつ増えた。












1 WEST 72 STREET NY NY 10023

2011年10月23日 | 小山卓治
江古田Buddy の小山卓治

イベントで持ち時間が少なかったり

初めましてのお客さんが多い時の選曲は

きっと悩むだろうなと思う。

でも、そんなときだからこそ

普段、案外聴けそうで聴いてない

〈1 WEST 72 STREET NY NY 10023〉が

じっくり聴けたりする。

やっぱり名曲だなあと

惚れ惚れと聴かせてもらった。


   1WEST 72 STREET NY NY 10023

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   “あんた地下鉄の匂いがする”
   “君はオイルの匂いがするよ”
   裏切られてふた晩ずつ泣いた後
   2人はこんな風に始まったんだ

   最初に2人はベッドで愛を持ち寄り
   固く手をつないで日陰を飛びだした
   女は上手にダンスを踊った
   男は上手にBRUCEを歌った

   駅前で演説を30分聞いた後
   募金箱を持った女をからかった
   号外で紙飛行機を飛ばして
   ネックレスを売りはらい食事をすませた

   Oh Well Well
   2人ならきっとうまくやっていけるよ
   Oh Well Well
   何ひとつ2人を止めることなんかなかった

   夜になり大きなネオンに差しかかった時
   ふたつの影はたくさんの靴に踏まれた
   モザイクのような星空を見上げて
   破れたポケットから小銭をこぼした

   “俺達をどこかへ加えてくれないか?”
   だけどそれから夜は花火のようにはじけた
   壁のポスターは警官にはがされ
   信号は赤の点滅を続けた

   Oh Well Well
   2人ならきっとうまくやっていけるよ
   Oh Well Well
   何ひとつ2人を止めることなんかなかった

   夜が明けてすっかり老けこんだ体で
   ダコタへたどり着いた2人は
   朝日に静かに洗い流された
   サビついた時計は新しい時を刻み続けてる

   Oh Well Well
   2人ならきっとうまくやっていけるよ
   Oh Well Well
   何ひとつ2人を止めることなんかなかった

   Oh Well Well ……







カウントダウン

2011年10月22日 | 小山卓治
小山卓治のデビュー30周年に向けて
カウントダウンをブログに貼り付けようと
あれこれ試みた。

どうやら・・・
gooは、設置できるブログパーツが少ないらしいことがわかって
何とかひとつだけ見つけて貼り付けた。
右上のものがそれだけど・・・
長すぎて右半分が表示されない。
なんとも中途半端!

以前Circle Gameの時計のパーツを貼り付けようとして
できなかったことを思い出した。

誰かいい方法を知っている人はいないかな?
こうなったら有料でもいい!とさえ思っているところだけど。



夏の朝

2011年10月11日 | 小山卓治
最近、帰郷するたびに
かつての輝きや温もりを失いつつある家を
目の当たりにして
哀しく、そして寂しく感じていた。

古い家ではあったけれど
手入れが行き届き
花が溢れ
いつもいい匂いが漂い
人が集っていた
そんな母の家だったけれど
時は停まることなく流れていく。

仕方のないことと自分に言い聞かせても
私のふるさとが消えていくようで
心の拠り所がなくなってしまうようで
淋しさが募るばかりだった。

そんな折り
〈夏の朝〉という歌を聴いた。
聴きながら忘れていた大事なことを思い出した。

時は流れても
家は変わっても
いずれはなくなってしまっても
私の中のふるさとの“夏の朝”は
変わらずにそこにあるし
私を導いてくれた道は
今も未来に向かっている。


   夏の朝

   詞:たかまつなおき 曲:たかまつなおき

   風薫る 雲の峰 蝉時雨 陽炎
   朝曇り 時津風 草いきれ 夏木立
   緑燃ゆ 夏の朝 流れてく 雲に
   向かって 歩いてく 僕のことみんなが見つめてる
   あの道を僕はどれだけ眺めていたんだろう
   曲がりくねったその先に見果てぬ夢を描いて
   たどり着いたこの場所で根を下ろすことにした
   そんな僕が築いたのは小さな白い家

   風死して 炎天下 雨乞えば 夕立
   夕凪 夕焼け 短夜 空には天の川
   厳しかり 夏の日は 喜雨さえも気休め
   それもまた 夏ゆえに 打ち水 風鈴 走馬燈
   あの道に僕はどれだけ包まれていたんだろう
   白い家に届けられた一枚の「夏の朝」
   いつも自分の思い通り生きられるはずはない
   そんなとき支えてくれる いつも一緒「夏の朝」

   あの道は今の僕の原風景(みなもと)と呼べるだろう
   溢れんばかりの思いを光と色に詰め込んで
   これからまた歩いてく 新たな道へ踏み出して
   半夏生 白い家 夏の朝・・・


〈夏の朝〉の歌は
実は1枚の絵から生まれている。
とても素敵なお話で羨ましくなった。
私は〈夏の朝〉の歌も好きだが
絵を見ているとその中に
まるで自分がいるような気持ちにさえなってきて
何だか嬉しくなる。

いつか私の心のふるさとを
私自身が表現できるようになったらいいなと強く思った。
だから〈夏の朝〉に出会えたことに
とても感謝している。

ありがとう。


Mac

2011年10月08日 | 小山卓治


私は初めてのパソコンから
現在に至るまで
ずっとMacを使っている。

というと、かっこいいようだが
実はいつもお古。
夫がMac派でずっと仕事で使っている。
買い替えると私にお古をくれるので
そうなっただけのこと。

デスクトップを家族で共有した時代を経て
今は家族ひとりひとりにノートパソコンが1台ずつ。

暮らしの中でMacはいつもそこにあったし
きっとこれからもあるだろう。

だけど・・・
夫と同い年の彼の死で
私にとっての死というものが
より身近なものになってしまった気がする。

それは決してネガティブな感情ばかりでなく
死とはそういうもので
いつでもそこにあるのだと
受け入れることでもあるのだけれど。




ひとつの想いがかなうまで

2011年10月01日 | 小山卓治
かれこれ1年前のこと
「小山卓治の誕生日をサプライズで祝ってあげたい」
そう想った一人のファンがいました。
その想いは小さな声で語られ
1人から2人、2人から3人・・・5人へと
次第にはっきりとした声となって輪になり
形の見える夢へと変わっていきました。

そしてその夢をかなえるため
いろんなことを考え
いろんなことを考え直し
いろんなことを思いめぐらしながら
とにかく「来てくれた小山卓治やファンの皆に楽しんでほしい」
それだけが共通の想いとなって
その日を迎えました。

パーティは大成功でした。

彼女が胸に描いた一つの小さな想いが
こうして実現したことが
嬉しくてしかたがありませんでした。
そしてその想いが
たくさんの人に喜びと勇気と自信をくれたことは
もっと嬉しいことでした。

今、彼女に心からありがとうと言いたい
そう思います。

本当にありがとう。

一緒に夢をかなえられたことを
光栄に思います。