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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

負けないで

2009年09月28日 | 小山卓治
好きな曲だけど
何だかちょっと照れくささもある
そんな曲

「負けないで」を繰り返し繰り返し
前面に出して
まっすぐな声で
まっすぐ見つめてくる

ライヴでも
「負けないで・・・」と突然始まる
びくっとしてしまう
それまでデレっと卓治さんを見上げていた自分のほっぺた
ぺしっ!とひっぱたくような
ストレートな球のような・・・

  僕は歩きだそう
  清らかさのために
  挫けそうな心に
  呼びかけながら

清らかさのために・・・
「清らかさ」なんてことば
ふつうの35歳の男は自分のために口にしない(と思う)

生きるため
成功するため
豊かになるため
清らかさなんてとっくの昔に捨てて
捨ててなくてもどこかに置いたまま
仕方ないだろ・・・って
つぶやいて

「小山卓治」という生き方

ずるくなれない
うまくかわせない
賢く立ち回れない
自分を偽れない

繰り返し繰り返し
うまく都会のステップを踏めないことを
吐き出してきた彼
でもやっぱりpureでいたいんだ、俺は・・・って
35歳の小山卓治は
そんな気持ちを歌い上げている気がする

自分に
負けないで
負けないでと呼びかけながら


   負けないで

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   負けないで 負けないで
   負けないで 負けないで

   僕が疲れはてて
   うなだれている時に
   どこか空の向こうから
   その声を聞いた

   懐かしい歌声
   暖かい笑い声
   虚しくさまよってる
   僕の胸に届いた

   負けないで 負けないで
   負けないで 負けないで

   つまらない争いに
   僕が破れた時に
   君は僕を抱きしめ
   慰めてくれた

   だけど僕は君を
   置き去りにして行った
   君がくれた言葉を
   遠くに残して

   負けないで 負けないで
   負けないで 負けないで

   すべての街角から
   あふれだすメッセージ
   君にも聞こえるだろう?
   僕にも聞こえるさ

   僕は歩きだそう
   清らかさのために
   挫けそうな心に
   呼びかけながら

   負けないで 負けないで
   負けないで 負けないで

もうすぐ

2009年09月24日 | 小山卓治
といっても
卓治さんの曲の〈もうすぐ〉の話ではなく

“もうすぐ”やって来る
25日 名古屋
26日 金沢
27日 福井
の卓治さんのライヴの話・・・

福井、金沢には行きたいなって思ってたんだけど
遠征はなんと言っても交通費が高くて・・・

ぐっとこらえて
10月3日の恵比寿まで我慢しよう


そしてもうひとつの
“もうすぐ”
eyesの秋号がもうすぐ発行されるはず
いつもドキドキしながら開くのだけれど

そのドキドキ裏切らず
いつもデレデレしながら
堪能させてもらっている

年に4回の発行って
またすぐ次回がやってきて
創る側はすごい大変だろうなーっていつも思うけど
感謝しながら楽しみにしてる

レベルが違うけど
職場で季刊誌発行してて
以前季刊誌委員長だった私は
いつも季刊誌のこと考えてた


ふと思った
9月中に発行のeyes
9月25,26,27のツアー
9月24日締め切りのONEアンケート
(eyes秋号に結果を掲載すると書いてあった)

以前eyesはほとんど
卓治さんとコヤマさんが創っていると聞いた気がするけど
こんな忙しい中
いつも発行が間に合っているのは

神業?
それともカフェインとタバコで頭から煙出して徹夜のなせる業?

どちらにしても


もうすぐ・・・







今までの僕は

2009年09月20日 | 小山卓治
好きな曲の一つ〈今までの僕は〉を
バースデイライヴで歌ってくれた

卓治さんの表情や笑顔に
なんかこう柔らかいものを感じる最近なのだけれど
年を重ねて丸くなったというのとは違って

きっと
海のように彼を包み込んでくれる
そんなひとがいるんだろうなって
勝手に想像しながら
聴いている

心をつなぐということは
そうしたいと強く思っても
なかなかできないこと

らしさやかっこよさ
プライドや見栄や意地
苦しみや哀しみ
もろもろの付加価値
生まれてから今までに
体にペタペタ張り付けてきた
すべての余分なもの

それをいっぺんはぎ取って
裸になって
心を預けることができる相手に
飛び込んでいくこと

それができたら
心をつなぎあうことができると思う

きっと今の卓治さんは
そんなひとがいるんだろうなって
そんなことを考える
晴れた日曜日の午後


   今までの僕は

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   今までの僕は
   返事の来ない手紙を
   書き続けてたようなものだった
   多くの忠告は
   聞こえていたけれど
   僕にはそれが理解できなかった
   いつでも自分に縛られて
   1人で虚しく待ち続けた

   僕はいつだって
   ぶち壊すことでしか
   先に進めない男だった
   だけどそこからは
   何も生まれないことを学んだ
   そして君と出会った
   oh funny day 顔を上げて
   oh sunny day 見あげるだけで
   oh funny day 世界が見えると
   君は教えてくれたんだ

   君に会いに行くよ
   裸の気持ちのままで
   忘れかけた夢
   話したい
   これから

   昨日のことなど
   聞かないでくれよ
   誇れるものなど何ひとつなかった
   忘れる方がいい
   後悔するより
   人は何度だってやり直せるはずさ
   約束するよ
   傷ついた分だけ成長していくことを

   今までの僕は
   大切なものが何か
   まるで分かっちゃいなかった
   君がほほえむ
   それだけでどんなに
   僕の心は慰められたことだろう
   oh funny day 手をつなぐのじゃなく
   oh sunny day 心をつなぎたい
   oh funny day その方がいいさ
   初めてそれに気づいたんだ

   君に会いに行くよ
   裸の気持ちのままで
   忘れかけた夢
   話したい
   これから

   答えのない
   問いかけをくり返すことはできるけど
   返事の来ない
   手紙を書き続けることなんてもうしない





1Q84 BOOK3

2009年09月18日 | 日記
1Q84のBOOK3が
来年夏には出版されそうとのことで

楽しみ!

物語にでてくる不思議な“リトル・ピープル”について村上春樹が語っている
「深い森の中にいるリトル・ピープルは善悪を超えていると思うけれども、森から出てきて人々にかかわることによって、ある場合には負のパワーを持つのかもしれません」

なるほど、“人々がどうかかわるか”で
正にもなり負にもなるということか・・・

ひとりで生まれてきて
ひとりでいずれは消えていくことを
どうしても受け入れられない
人間の弱さを鋭く見抜いていて
何かに依存したい、救われたい
自分以上のものになりたいって思ったとき
リトル・ピープルのような存在が
すっと入りこんでくる気がする
きっと歪んだ欲望を持った人間には
負のパワーが大きく作用するのだろう

そして、そして
「青豆」と「天吾」のその後が気になる
どうなるかな
ドキドキ
ワクワクである

青豆は強い女

強い女といえば
ターミネーター2のサラ・コナー
第1作でフツウのおばさんだった彼女
2作では強く、かっこよく、しなやかになって
その変貌ぶりに目を見張ったことをおぼえている

ターミネーターは1984年のLAから物語が始まるが
すぐれた人口知能をつくりたいという人間の欲望から
近未来の世界で人類の絶滅の危機を招く
お掃除ロボットぐらいで満足していれば
そうはならないのだろうけど

村上春樹は強い女を描くことについて
「現代は女性のほうがシャープで大胆だし、自分の感覚に対して自信を持っているから描きやすい。男はどうも最近元気がないし(笑い)、強い男を描くことは難しくなりつつあるかもしれない。」
と語っている

青豆って
日本の女優だと誰のイメージかなって
考えてみたけど
どうもこの女優!ってのが思い浮かばない

うーん
誰だろう・・・



祈り  その3

2009年09月14日 | 小山卓治
またまた〈祈り〉である


卓治さんがバースデイライヴで聴かせてくれた


ことばのひとつひとつが
しっかりと
心に入って
そして
はまり込んだ


どんな辛いときにも

一瞬でもいい

ふと

生きている喜びを感じられるよう

祈りたい


   祈り

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   きのう夢にうなされた
   哀しい夢だった
   誰も信じられない
   男になっていた

   自由が僕を縛り
   束縛に安らぎ
   寂しさや貧しさを
   比べあう毎日

   君のことを知りたい
   僕のこと話したい
   不器用でもいいから
   話しあってみないか

   僕が僕であるため
   守りたいものがある
   どんなに辛い時も
   切なく輝きたい

   打ち寄せる波のように
   くり返す祈りが
   かなえられる日が来るまで
   戦い続けよう

   きのうテレビを点けた
   ニュースが流れてた
   誰かが傷つき倒れ
   憎しみが生まれた

   見えない線が引かれ
   冷たい噂が流れ
   人はなぜこんなにも
   哀しく笑うのか

   誇りをなくした時
   人は死を待つだけ
   夢は試されるもの
   ひたむきな時ほど

   叫び続けてるNO
   願い続けてるYES
   幸せをつかむには
   無傷じゃいられない

   打ち寄せる波のように
   くり返す祈りが
   かなえられる日が来るまで
   戦い続けよう

   きのう君と出会った
   すぐに恋に落ちた
   僕を縛りつけてた
   夜が明けていく

   君が飛べると言えば
   僕は空さえ飛ぶ
   君と一緒ならきっと
   風さえ追いこせる

   新しく始めたい
   僕らのやり方で
   昔と同じカギじゃ
   そのドアは開かない

   僕ら行くことにした
   君達も行かないか
   沈黙からの一歩
   踏みだすのは今だ

   打ち寄せる波のように
   くり返す祈りが
   かなえられる日が来るまで
   戦い続けよう



Rock'n Roll's Over

2009年09月09日 | 小山卓治
アルバム「VANISHING POINT」の
リマスタリングのジャケット

卓治さんの顔がすごく好き
視線がなんともいい
表情がいい

で・・・
〈Rock'n Roll's Over〉を改めて聴く

卓冶さんの曲は
聴けば聴くほど新しい発見や
深くなる思いや恋心
そして熱くなるものを感じるのだけれど

この曲もそう・・・

2006年6月原宿Blue Jay Wayで
一番最初に歌ったのがこの曲だった
だからよく覚えている
なんたって初めてだったから


あの頃(1987年当時)
“急ぎすぎちゃいけない”って
彼は自分に言い聞かせていたんだろうか
あの若さでものすごく大人びた
まるで人生の酸いも甘いも知っているような
そんな詩を書いてること
すごいなって
改めて思う

年齢を重ねた今だから
“急ぎすぎちゃいけない”
って納得できるけど
あの頃の私なんて
待つことすらできなかった



  Rock'n Roll's Over

  詞:小山卓治 曲:小山卓治


  君は踊り続ける 彩られたフロア
  哀しみに口を閉ざしたまま
  音楽が誘うのは子供じみたスキャンダル
  誰もがそれに酔いしれてる

  君の目に写るのは痛みさえ忘れた
  かさぶただらけのロマンスさ
  パーティーを抜けだそうと君の肩に触れた
  その時 音楽が途切れた

  When The Rock'n Roll's Over
  ずっと忘れていた気持ちが
  When The Rock'n Roll's Over
  突然鮮やかによみがえる
  When The Rock'n Roll's Over
  When The Rock'n Roll's Over

  君はそんな素直にほほえんだ
  自分に驚き 慌てて目を伏せる

  世界はいつも merry-go-round
  光に彩られ それでも巡り巡るだけさ
  急ぎすぎちゃいけない
  時の流れと同じ速さで愛しあえたらいい

  When The Rock'n Roll's Over
  ずっと忘れていた気持ちが
  When The Rock'n Roll's Over
  突然鮮やかによみがえる
  When The Rock'n Roll's Over
  When The Rock'n Roll's Over


長すぎる夜と遠すぎる朝

2009年09月03日 | 小山卓治
帰宅して夕ご飯済ませ
知らない間に眠りにつく

零時すぎ
目が覚める

もう眠れない

ベランダに出て空を見上げる
曇り空

静かな夜更け

こんな夜は

卓治さんを聴く

1人でいたいけど

1人でいたくない

そってしておいてほしいけど

包んでほしい

そんな気持になる夜


  〈長すぎる夜と遠すぎる朝〉

  夜を焦がすパーティー 陽気な天使達

  ざわめきを抜けだし部屋にたどり着いた

  ジャケットを脱ぎ捨てベッドに沈みこむ

  だけどこんな夜に1人ではいられない
  
  今夜だけ抱きしめて欲しい

  今夜だけ包んで欲しい

  長すぎる夜と遠すぎる朝
  
  窓から忍びこむこの街のため息

  今夜限りの夢や今夜限りの恋を

  積み重ねて崩す蜃気楼の街

  だけどこんな夜に1人ではいられない
  
  今夜だけ抱きしめて欲しい

  今夜だけ包んで欲しい
  長すぎる夜と遠すぎる朝
  
  ラジオが歌ってるミディアムのR&R

  せめて朝が来るまでルーズにやってくれ

  鼻歌混じりで孤独に笑いかけ

  だけどこんな夜に1人ではいられない
  
  今夜だけ抱きしめて欲しい

  今夜だけ包んで欲しい

  長すぎる夜と遠すぎる朝