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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

インド日和

2012年03月24日 | 旅の空
初めてのインドの旅
9日間でデリーからアーグラー、そしてジャイプールを
列車で移動しながら街中を歩いてきた。


首都 New Delhiの街の喧噪


渡航前には
以前行ったことのあるタイやマレーシアの国に感じる親近感は
インドに対してはなく、すべてが未知に感じられた。
カースト制度が根強く残っていて
1億7千万人の不可触民が公然と差別されているとか
公然と名誉殺人が行われ
若い女性が年間何百~千人近く命を落としているなど
“異質で受け入れがたい国”というイメージがある一方

偉大なインド独立の父、ガンディー
不可触民出身のインド大統領ナラヤナンの登場
ボリウッドと呼ばれるハリウッドを凌ぐ映画産業
ヨガやアユールヴェーダ・・・
などなどインドが身近に感じられるイメージももちろんあって
不思議な魅力やパワーへの憧れも感じていた。

さて、実際に行ってみてどうだった?
と皆に聞かれるが
答えは「面白かった!」

また行きたいかと聞かれれば
「トイレ事情が変わればいつでも行きたい」
と答えるだろう。
男性にとってはそれほど大きな問題ではないと思うけれど
女性にとっては結構好き嫌いを決定する要因になるのかなと思う。


オートリクシャーの客引きのしつこさと運賃交渉にはうんざり



学校帰りの子ども達はまとめてサイクルリクシャーに乗っている



どこに行っても美しいのはサリーを着た女性たち










歳とともに貫禄が増す・・・





どんな歳にも美しく映えるサリー







若い女の子はバンジャービードレスが可愛いし長い黒髪も魅力的






もちろん今風の女子もいるし、今風のカップルもいる





美男美女の若い夫婦に「一緒に写真に入ってください」と」お願いされ、並ぶと奥さんがギュッと手を握ってきて可愛かった



インドの人は写真を撮られるのが大好き



ほんとに可愛い少女たち



街で見かけるほとんどの犬は寝ている





すべての動物は穏やかでゆったりしている










夕暮れ時の街















ターバンにもいろいろ











つい中に入ってみたくなる









猫・・・ほとんどみかけなかったけれど







道端ではいろいろな野菜や果物が売られている






暑い昼過ぎは皆ゆったりと過ごす













アーグラーのタージ・マハルは考えられないほど巨大なお墓








木版染めで有名なサンガネール村の職人達















ところ変われば、その生活ぶりが違うのは当たり前だけれど
12億の人口を擁するインドでは
家を持たない人々も多く
映画「スラムドッグ$ミリオネア」
のようにスラムに住む人々、路上で生活する人々も多い。


デリーの線路脇に延々と続くスラム街

普段日本人が当たり前のように享受している
安全や公衆衛生、教育、自由恋愛、家族愛なども
インドでは時に命をかけて手に入れるものであることを考えながら
普及率65%(7億7千万人)となった携帯を自由に操る若い人たちの
屈託のない笑顔がずっと消えないでいて欲しいと願う。





































11/27 海癒~足摺岬

2011年11月28日 | 旅の空
海癒にて



朝、目が覚めると朝焼けがなんとも美しい。


朝食は美味しいパンにチャイをいただく。

せっかくここまできたのだから、このまま帰るのはもったいないので

エフさん夫婦と一緒に足摺岬を回ることにした。


松尾の集落にあるアコウの木のなかで



石を抱くアコウの木に自然の不思議を思わずにはいられなかった。





しっかりと石を抱き抱えるその力強さ!




崖っぷちにある臼婆神社に立って後ろを振り向くと

それは天国に続く階段のようだった。




金剛福寺は四国霊場第38番札所でたくさんのお遍路さんが立ち寄っていた。



お似合いのカップルだなとつくづく思うこのお2人。


窪津漁港の食堂で海癒のご主人の岡田さんお勧めの

鰹刺身定食をいただき大満足。

「美味しい」と言う言葉しか見つからない。




トタン屋根の上のネコに癒されながら満腹のお腹をさすり


海癒でエフさん夫婦と岡田さんに別れを告げ

あとはレンタカーでまっすぐ高知龍馬空港へと向かう。


途中の道の駅にて

MCで小山卓治お勧めの「塩けんぴ」を買ってみた。

車中で運転しながら食べ始めたら

これが本当にやめられない!




レンタカーを高知龍馬空港で返して

空を見上げると夕焼けがなんとも美しい。

その美しさに、この旅が素晴らしかったことに改めて感謝した。


旅の途中でお世話になった皆さん

ありがとうございました。


南の国で ー青の世界ー 

2010年11月04日 | 旅の空
青が美しい。

空や海の青にかなう青はないと思っていたけれど

すっかり虜になってしまった青の世界。













ドアのその青の美しさには

ため息が出る。

年月の重みと自然の流れに身を任せたその青は

淡く、はかなく

今にも朽ちて消滅しそうに見えて

でもそこにある。


美しい青の世界が損なわれることなく

手を加えていってほしいと

心から祈りたい。
















































南の国で ー光と猫ー

2010年11月03日 | 旅の空
南の国の人の眼差しは

温かく

優しい。

そしてその眼差しは猫達にも向けられている。







この国には太った人も少ないが

太った猫もいない。



この手の顔の猫が一番多い。





子猫はなんでも珍しい。





たまには獲物も狙うけど

その眼差しは優しく見える。



下手に動かないのがクールさを保つ秘訣。











でもたまには婚活もしないと・・・。







猫の背中は口ほどに物を言う。









少ししかないけど

足りないものもない。





どんなところでも

自分でいられる

そんな南の国の猫たち。

南の風は

ちょっと湿っぽく

ちょっと生温かく

時々雨雲を連れてくる。

でもすぐに光がやってくるから

人も猫も

何も変わらぬように

ゆっくりと午後の時間を

過ごしている。