goo blog サービス終了のお知らせ 

Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

大晦日に

2011年12月31日 | 小山卓治
この子ども達の〈種の歌〉を聴いていると
なんだか元気がでてくる大晦日。
きっと2012年はいい年になると信じたい。
日本がんばろう!

2007年11月23日 
松前町立北伊予小学校 (愛媛県伊予郡松前町)の校内音楽発表会で
小学校3年生70名により合唱、合奏された〈種の歌〉


「初めまして」からの物語

2011年12月30日 | 小山卓治


eyes Vol.29冬号が発行された。

何と言っても散文詩がよかった。
散文詩はフォトセッションで
そこには“「初めまして」の物語”のストーリーがあった。

まず音楽にドキドキ
始まりの予感
無言で語りかける色合い
そこに立つ小山卓治が
静かに
でも力強く語る
「初めまして」の物語。

コヤママサシが日記に
「散文詩の写真は今のボクだ 今のボクに見える小山卓治だ」
と書いていたが
それは今までの「かっこいい小山卓治」ではなく
ありのままの小山卓治
ちょっと疲れて、ちょっと憂いげな。
でもやっぱり歩き続ける・・・
そんな風に見えた。

それは小山卓治であり
コヤママサシであり
私のようだとも思った。


kanonさんがfacebookに書き込んだ感想が
とてもよくこの散文詩を表現していて素晴らしいので
ここに掲載させていただく。

   語りかける色合い
   枠を超えた広がり
   今を切り取るだけではなく
   今までの時間
   これからの時間
   続いてきた想い
   続く想いを
   流れるように感じ
   思わず惹き込まれた。

   様々な想いは昇華し
   残った生き様は
   ふとしたたたずまいや
   視線、影から
   残像のように見え始めた。

   おぼろげだけど
   とても力強く確かにそこにあるもの
   動脈の音を聴いたかのように
   ドキドキした。

   見えないはずのものが
   いっぱい詰まっていて
   最高!!

    (by kanon)

これほどピッタリと言い表している彼女に脱帽。
彼女は北海道の丘にタンポポが一斉に咲く時期
車で毎日のように離れた街まで写真撮影に出かけた。
〈種の歌〉のビデオクリップには
その写真のひとつひとつを通して
彼女の優しい眼差しと、歌への愛情が表現されている。


フォトセッション
今度はコヤママサシとkanonさんが
二人で同時に小山卓治を撮るなんてどうだろう。

男の眼と女の眼で切り取られた
小山卓治のその瞬間の
表情や眼差し
同じようでちょっと違う視点や
二つのカメラに同時に撮られる戸惑いや
それぞれの物語や・・・。

フォトセッションという形での散文詩
今後の展開が楽しみになってきた。



最終電車/小山卓治

2011年12月29日 | 小山卓治
最終電車/小山卓治


私達いったいどこへ出発したんだろう?

何を頑張ってきたんだろう?

って何度も思った2011年の締めくくりは

やっぱりこの曲。

すべての人に幸せな朝が訪れますように。


   最終電車
  
   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   最終電車の閉まるドアを抜けて
   男は疲れた体を吊革にぶら下げる
   ひそひそ話してる恋人達をにらんで
   男は腰のカセットのボリュームを上げる
    学校を飛びだしてからはろくなことはない
    教室じゃ俺はいつだって人気者だった
    うまくいかないことがこんなにあるなんて
    若いっていうのは結局 未熟者のことだ
   男はポケットの中でこぶしを握った
   明日こそは幸せな朝を迎えたい
   明日こそは幸せな朝を迎えたい

   ドアに寄りそって女は腕を組み
   さっき改札で別れた彼のことを思ってる
   最終電車までつき合わせたくせに
   危険なセリフのひとつでもはけないものかしら
    女っていうのはいつでも待たされてばかり
    冒険と勇気はバッグにしまいこんだまま
    私の自由な時間も今度の春までで
    終わってしまうのに何も見つけてない
   女は窓に写った自分を見つめてる
   明日こそは幸せな朝を迎えたい
   明日こそは幸せな朝を迎えたい

   丸めた新聞 小脇に挟み
   飲み過ぎた男は頭痛に悩まされてる
   隣でうたた寝している女の
   ミニスカートの裾が気になってしかたない
    週に3日は終電に乗るようになった
    守るっていうのは最後の男の戦いだ
    つっ走るのがさまになった時代は終わったが
    ガキになめられるほど落ち着いちゃいないさ
   男は酒臭いため息をついた
   明日こそは幸せな朝を迎えたい
   明日こそは幸せな朝を迎えたい

   足を引きずって改札へ急ぐ
   世間の丸い背中を車掌は見届ける
   靴音が響くホームのはしっこで
   励ますように高く今夜も笛を吹く
    出発進行って毎日くり返してきた
    俺達いったいどこへ出発したんだろう
    夢っていうのは少しずつすり切れていくけど
    明日はせめて今日よりもましな1日を
   電車は闇の中 無言でつき進む
   明日こそは幸せな朝を迎えたい
   明日こそは幸せな朝を迎えたい




昭和の名曲

2011年12月26日 | 小山卓治
天地真理 涙から明日へ



SMILEY&小山卓治の
今年最後のライヴが12月30日にある。

「もう俺の誕生日とか別にいいんじゃないか? Special Live」
at 東京 高田馬場 Live Cafe mono

昭和の名曲をたくさん歌うらしいけれど・・・


〈 夜明けの停車場〉 石橋正次
〈想い出の赤いヤッケ〉 高石ともや
〈 フランシーヌの場合〉 新谷のり子
〈 涙から明日へ〉 堺正章

パッとみて
知っているのは〈フランシーヌの場合〉
思い出したのは〈涙から明日へ〉

あとは・・・・。

私の年齢でそうなんだから
平均的小山卓治ファンはきっと知らないだろうな~と。

そんなことを言いながら職場で相方と話をしてた。
昭和48年生まれの彼女に
「時間ですよ」って知ってる?と聞いたら
「・・・」の返事。
考えてみたら番組は昭和46年に放映されているので

知るわけないか・・・。

さて、私もYouTubeで予習しないと!!


12/18 小山卓治 New Days "020" at 東京 北参道 STROBE CAFE

2011年12月20日 | 小山卓治
東京では初めてとなる
小山卓治、磯部舞子、天神タケシ、Mercyの4人のセッション
どんな夜になるかすごく楽しみだった。

以前、小山卓治が言っていた。
「初めて聴いたベチコのバイオリンにアイリッシュを感じた。
一緒に演ってみたいと思った。」
そして、
初めて今年1月に四谷天窓.comfortで共演してから
ベチコのバイオリンは少しずつ変容しながら
時にアイリッシュだったり
時に雅楽のようだったり
小山卓治の楽曲にいろんな膨らみを加えて
驚かせてくれてきた。

今回、天神タケシのベースもたっぷり聴けた。
ウッドベースのあの低音は何ともたまらない。
心が落ち着く心地よさで
曲にぐっと深みが増した。

個人的な話だけれど
うちの夫は若い頃アフロヘアで
天神タケシのあの雰囲気とよーく似ている。
なんだか親近感を感じてしまうのが可笑しい。

Mercyは、いくぶんふくよかになったような
大人になったようないい表情だった。
声もよく出ていて
ギターもいい味を出していた。

4人のセッションの中で
〈汚れたバスケットシューズ〉が一番心に残った。
実は今まですごく好きではなかった曲だけど
アイリッシュなノリとリズムで
ダブリンの街角で聴いているような
そんな楽しさがあった。
思わず英訳して早口で歌ってみたくなった。

この4人、これからも
きっとどんどん成長して変容していくだろう。
その過程を見届けて行く新しい楽しみができた。


そうそう、22日はローリングビーンズで
ベチコがギタリストの大石善也とセッション。



フライヤーがなんとも素敵。
ベチコの雰囲気がよくでていていいね。

元アフロと行ってきます。
楽しみ♪♪









Seed Songの種を世界に飛ばそう

2011年12月15日 | 小山卓治


kanonさんのホームページに

Seed Songのページができた。

最新のPVの紹介だけでなく

小山卓治が〈種の歌〉を作ったきっかけを書いたエッセイやら

小学校や高校で歌ったときの

映像なども載っている。

翻訳ボタンで64カ国語に翻訳できるのもすごい。

自動翻訳だから完璧ではないけれど

意味は十分伝わるだろう。

このページへのアクセスが殺到するようになったらいいな。

せっかくのプロジェクト

いろんなかたちで

もっと広げていってほしい。

そして

いろんなところで

この歌が聴けるようになったら最高だ。









12/11 小山卓治 新潟砂丘館ライヴ

2011年12月12日 | 小山卓治


新潟はあいにくの雨模様。



海辺でゆっくりランチなんて考えていたが

風は強いし、寒いし5分と持たなかった。


気を取り直して早めに砂丘館へ。

砂丘館は旧日本銀行新潟支店長宅で

まあ、部屋数の多いこと。

数えたら大中合わせて14部屋+2階建ての蔵。



こんな部屋がたくさんで、迷子になりそう。



案内がないとどこが会場かわからない。

でもいたるところに花が生けられ

優しい気持ちになれる。




そして小山卓治のライヴは

ひょっとしたら今年一番のライヴだったかもしれないと

ついニヤッとしてしまったいいライヴだった。



砂丘館のギャラリー(蔵の1階)は決して大きくはないけれど

なかなか心地よい空間で音響もとてもよかった。

選曲は、久しぶりの新潟(1987年以来!?)ならではのものなのか

嬉しい曲ばかりで

その1曲、1曲に力が入っていてとても聴きごたえがあった。

お客さんは初めての人も多かったが

新潟や近県から来ている古くからのファンも結構いて

「久しぶりに参戦した!」という人もいて

かなり盛り上がっていた。


今夜のセットリストは・・・

1.夕陽に泣きたい
2.HEAT OF THE NIGHT
3.PARADISE ALLEY
4.1 WEST 72 STREET NY NY 10023
5.いつか河を越えて
6.オリオンのティアラ
7.Gallery
8.クリスタルレインドロップ
9.種の歌(生声)
10.ひまわり
11.天国のドアノブ
12.傷だらけの天使
13.Aspirin

E1.最終電車(w/小柳ようへい)
E2.Passing Bell-帰郷(ファンのリクエストに応えて)
E3.微熱夜(ファンのリクエストに応えて)

今夜のために奔走してくれた小柳さんとご家族、そしてスタッフに感謝!

小山卓治とセッションしたようへい君はまだ17歳!

なのに、堂々として頼もしい。


そして、スズキ食堂車の軽食は、一つ一つがとても美味しく感激した。



鈴木さんのブログに美味しそうなフォトでアップされている。



全部お一人で用意されているとのことで

熱いエールを送りたくなる。

温かいコーヒーもとても美味しく冷えた体をぽかぽかにしてくれた。



小山卓治の輝く顔は魅力的だけど

今夜の彼の顔はまた格別で

そんな顔はいつ見てもいいもんだと

つい見とれてしまった夜だった。



それから・・・

彼の禁煙はどうやら本物らしい。

どうか成功しますように!











Takuji Oyama / Seed Song  -たんぽぽの種は空を飛んだ-

2011年12月10日 | 小山卓治
Takuji Oyama / Seed Song


待ちに待った〈種の歌〉の

英語フランス語中国語スペイン語のPVが公開された。


同時に、iTunes StoreAmazonから

〈種の歌〉を含むアルバム全曲+ボーナストラック(全16曲)

もダウンロードできるようになった。


NYの同時多発テロ事件からすでに10年が経ったけれど

小山卓治があの事件にインスパイアされて

愛と平和への祈り、家族の絆への

切なる想いを込めて作った〈種の歌〉は

決して色あせてはいないし

それどころか

震災を経験した私たち日本人にとっても

安らぎの訪れない世界の人々にとっても

今だからこそ発信されたことに

大きな意味を持っていると思う。


世界の多くの人に聴いてほしい

心からそう思う。






たかまつなおき「ロングツーリング」~「帰る~心のふるさとへ」

2011年12月04日 | 小山卓治
たかまつなおき「ロングツーリング」~「帰る~心のふるさとへ」



若い頃憧れていたことの一つに

バイクのツーリングがある。

免許も持っていないくせに

バイクの雑誌をみて

あれこれ夢に描いたっけな・・・。

もうはるか昔のことで

親の反対にあって叶えられなかった。

最近娘が原付の免許取ったので

ちょっと羨ましくあったりもする。

この「ロングツーリング」を聴いていると

そんな昔のことも思い出したりして

想いは旅の空へ・・・。


「帰る~心のふるさとへ」は

この間の日記に書いた

彼の「夏の朝」と共に

ふるさとやふるさとの記憶を

鮮やかに思い起させてくれる。

若いときはわからなかった

今の自分を育ててくれたふるさとが

今は心から愛おしいと思う。

なくなってしまったもの

まだ残っているもの

大事にしていきたい。


この横須賀の「どんすぃんくとぅわいす」というライヴハウス

今年4月、浜田裕介さんもライヴをやっていたようで

たかまつなおきは浜田さんのライヴでオープニングアクトを務めている。

来年もきっとまたいいライヴが実現するといいなと

ちょっと期待していよう。




流星のターミナル / 浜田裕介

2011年12月01日 | 小山卓治
〈流星のターミナル〉浜田裕介


今回の高知、土佐清水行きで

小山卓治の音楽を堪能したのはもちろんだけど

浜田裕介の音楽を知ったことがとても嬉しかった。

高知での二人のライヴ終了後

四国在住のファンの方が「とてもいいよ!」と太鼓判を押した

アルバム「流星キネマ」。

レンタカーを運転しながらずっと聴き

本当にすごく良くて好きになった。


その中の1曲〈流星のターミナル〉に強く惹かれたので

浜田さんに許可を得て歌詞を掲載させていただくことにした。

   

   流星のターミナル


   詞:浜田裕介 曲:浜田裕介


   流星のターミナルで僕が見送ったのは 
   8才になったばかり あの子の背中だった
   二学期が始まり 教室に置かれた
   小さな白い花が 現在も胸にある
   流星のターミナルで次に見送ったのは
   銃弾に倒れたJohnの背中だった
   YOKOと書き上げた最後の手紙は
   ほんの数日前に僕にも届いてた

   僕らは同じ線路をそれぞれ違う速度で旅する旅人のようだ

   流星のターミナルで次に見送ったのは
   全てに疲れ果てた友の背中だった
   父親に電話で「がんばってみる」と
   そう話したばかりの夜のことだった
   流星のターミナルで次に見送ったのは
   仮面を脱ぎそびれたあいつの背中だった
   真夜中のファミレスで朝まで語り明かした
   92年の初夏(なつ)伝説になった

   僕らは同じ線路をそれぞれ違う速度で旅する旅人のようだ

   流星のターミナルで次に見送ったのは
   僕を一番愛した祖母の背中だった
   青春などと呼べる季節も訪れず
   彼女の星もまた静かに流れた
   流星のターミナルで次に見送るのは
   随分小さくなった両親の背中だろう
   二十歳を過ぎた頃から照れくささばかりで
   感謝もねぎらいも言えないままに

   僕らは同じ線路をそれぞれ違う速度で旅する旅人のようだ

   流星のターミナルで最後に待つのは
   年老いて旅立つ僕の背中だろう
   願わくはポケットは空っぽのままに
   願わくはアルバムはあふれんばかりに

   願わくは彼女はまだ 健やかなままに



日々の仕事の中で

ターミナルケアに関わることは少なくなく

見送り方、見送られ方で

厳しい現実と向き合うこともある。

流星のターミナルに

見送る人さえいない寂しい旅立ちもある。


自分自身について言えば

末期がんの母を家で看取ろうと準備を始めた矢先

あっけなく病院で一人で逝ってしまい

母に見送ってもらうつもりでいた寝たきりの父は

流星のターミナルでただ呆然と空を仰いだ。


人はそれぞれの持ち時間の中で

ターミナルに向かって歩いていく。

歩きながら

愛と絆を育んで

心を満たし

余分なものは脱ぎ捨てていけたら

どんなにいいだろうなと思う。


ターミナルで最後に待つ自分の背中を見いだすのも

そう遠い未来ではなくなった今

どうせ歩いていくなら

旅をしながら寄り道したり

何かを見つけたり

新しい出会いに心を弾ませたりしながら

歩いていけたらいいなと

〈流星のターミナル〉を聴きながら

そんな気持ちになった。