
旭川についてはあまり多くの情報を知らなかったが
人口はなんと35万1千人!
所沢市の34万3千人よりも多いのにはちょっと驚き。

旭川アーリータイムズは1996年に開店。
築100年のレンガ倉庫は一歩中に入ると
ここで演奏したミュージシャンの色紙、ポスターが天井、壁に所狭しと貼られ、
ライヴビデオで棚は埋まっている。
そして、ものすごい数のLPレコードには圧倒されたが
その中には小山卓治の全LPやシングルもちゃんとあった。

昨日に引き続き、まずはオーノキヨフミから始まったライヴ
今日はご両親とお姉さんが北見からいらしているとのことで
テンション上がり&緊張?のオーノ君だったが
私にとっては2日目でゆったり、じっくり楽しませてもらった。
〈新宿西口摩天楼〉はやっぱりいいなあ。
2006年にCDを買った時もよく聴いていたが
改めていい曲だと思いながら聴いた。
昨年亡くなった叔父さんを歌ったという〈大きな手〉がよかった。
大工だった叔父さんの大きな手を通して
彼の叔父さんへの思いが歌われている。
人の死は突然やって来て
長い間かけて紡がれた絆や
もつれ合いながらも繋がってきた1本の糸が
ある日突然プツンと切れてしまうのは
なんとも切なく悲しいものだけれど
時間をかけてやがては自分の方法で乗り越えていくしかない。
彼のようにこうやって歌にできることは
羨ましいことだと思ったりもする。
今晩の小山卓治は、
「マスターに前回から何曲かリクエストされているから。」と
期待させるMCから始まった。
久しぶりに聴く〈家族〉に聴き惚れた。
そして〈はるかな故郷〉、〈西からの便り〉、〈Passing Bell〉は
さらに、ふるさとや親を大事な人を思い出させてくれた。
家族は大事だとか、親に孝行するとか
ある程度歳をとらないと実感できないもので
大きな夢を抱く若者にとって
家族は足枷以外の何物でもなかったりするから
小山卓治が東へ向かうため
オーノキヨフミが南に向かうため
私自身は海を渡るため
後足で砂をかけるようなことをして故郷を捨てる。
そしてみんな後になって後悔するのだけれど
それはそれで誰もが辿る道だから
せめて気づいた時に精一杯親孝行しておかないとね。
オーノキヨフミがMCの中で
「オヤマさんをみていたら歳をとることが怖くなくなった。」
と言ったことがとても印象的だったが
まだまだこれからの33歳オーノキヨフミと
55歳になって30周年を迎えようとしても
まだまだこれからのオヤマタクジ。
どちらにもずっと輝き続けてほしいと強く思った。
そして
いつも思うことだけれど・・・
北海道のライヴを盛り上げてくれ
楽しませてくれる
北の国のスタッフに感謝!
徹夜でポスターを作ったり
渋滞の国道を爆走してくれるkanonさんや
手となり足となって動いてくれたMさん
必ずやってきて盛り上げてくれる北の地のファンの方たちに
ありがとう!
また素敵な思い出がひとつ増えました。
セットリスト
[オーノキヨフミ]
1. 宝島
2. 世界とディープキス
3. シュテラ
4. クロワッサン
5. ツバメグサ
6. HEY! BOY
7. 新宿西口摩天楼
8. あいつの春
9. 平凡
10. 大きな手
[オヤマタクジ]
1. 積乱雲(オーノキヨフミ曲 w/オーノキヨフミ)
2. 夕陽に泣きたい
3. いつか河を越えて
4. 家族
5. はるかな故郷(グランドピアノ)
6. クリスタルレインドロップ
7. 西からの便り
8. Passing Bell
E1. Soulmate
E2. 空にお月さま(オーノキヨフミ曲 w/オーノキヨフミ)
E3. 種の歌(生声 w/オーノキヨフミ)
E4. 思い出にもならなそうな日(オーノキヨフミ曲、オーノキヨフミソロ)
やっぱり北海道遠征行けば良かった・・・って、どのみち旭川は無理だったと無理やり納得させてます(>_<)
聴きましたね!遊びましたね!食べましたね!
オーノくんの歌を今回初めてじっくり聴きました。
独特な個性、きっと生まれた時から
手にもっていただろう才能に感激しました。
そして、魂をわしづかみにされた、小山卓治のライヴ
全てが、この一瞬一瞬に集約され
音楽の神様がおりて来ていた。
そんなふうに感じる
心に、深く刻まれる素晴らしいライヴでした。
まだ余韻にひたって楽しんでいます☆
海を渡って、はるばるライヴへ来てくれる
小山卓治の音楽を愛する皆様
本当にありがとう!
そして、海を渡って、はるばるライヴへ来てくれる
小山卓治様
本当にありがとうございました!
北海道は、きっとまたいいライヴが待ってますよ。
私にとっては今が行き時と思って
ちょっと無理して行っています。
地方遠征は、東京とはまた違ったよさがあるので
今度、ぜひ行きましょう!
北海道のライヴの成功の裏には
カノンさんやMさんのようなファンの方たちの
陰の力が大きいですね。
そして北のファンの温かい応援と
今のこのときを楽しもうという心意気が素敵です!
きっと小山さんたちにとっても
心地のいい場所なのだといつも思います。
3日間お疲れ様でした。
そしてありがとうございました!
次回は30周年で東京で会いましょうね!