goo blog サービス終了のお知らせ 

Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

7/22 小山卓治 New Days "029" 生声ライヴ 埼玉・入間市文化創造アトリエ AMIGO!

2012年07月26日 | 小山卓治


今年で3回目となった入間AMIGO!ライヴ
何せ、昨年「これから嵐を呼ぶ男と呼んでくれ」なんて宣言しただけに
天気が心配だったけれど、小雨にとどめてくれてホッとした。

昨年、入間は「遠い」だけでなく
「大雨で電車が止まる」レッテルまで張られてしまったけど
なんとか汚名は返上。
入間市の名誉のためにも
「それほど不便じゃないよ!」と言わせていただきたい。

会場前では2時頃からストリートライヴが始まり
小山卓治ファンの歌声がアトリエAMIGO! の広場に流れた。

そして、何もないスタジオに
前日摘んで来たたんぽぽや野の花や
友達の作ってくれた切り絵の数々
Kazuさんデザインのポスターなんかを
あちこちに貼りだすと
ライヴの空気感が出てきて
待ち焦がれていたその時が
もうすぐそこにあることを感じた。



今日の小山卓治は
顔良し!(特別にいい顔だったな)
髪型良し!(最近では一番よかったかも)
声良し!(よく出ていた。タバコを止めてよかったね)
体型良し!(今ぐらいでちょうど良いと思う)
シャツのチョイス良し!(黒のシャツ似合ってた♪)
Mercy良し!(メインボーカルも務めたし!)
で、言うことないじゃん!の
ベストコンディションだった。

ライヴ全体を通して
小山卓治の柔らかな表情
力強い意思
天井を突き抜ける唄いっぷり
お客さんとの程よい距離
いい意味での両者の緊張感があふれていた。

それをコヤママサシはどんな風に
切り取ったのだろう。
妥協や繰り返しを許さない彼のことだから
きっと面白いアングルで
凄い瞬間を見逃さなかっただろうと
期待している。

今回で3年目
Mercyとは2年目
何を唄うかを予想するのも楽しかったが
やっぱりいい意味で裏切ってくれ嬉しかった。

アカペラの〈夏の終わりに〉が、何といってもよかった。
余分な音の一切ない裸の声
ひとつひとつのことばが発せられるたびに
それが金のかけらとなって
天井に舞い上がっていくようだった。

母が逝き父が逝ってしまったあと
心のひだの奥にしまい込んでいた
さみしさや恋しさが
一挙に沸き起こってくるようだった。

〈夏の終わりに〉の家族は
私自身の幼い頃の記憶そのもので
あの幸せに満ちた夕暮れの散歩道が
今の私を支えてくれているし
これからを導いてくれる
そう思う。

そして続く〈祈り〉。
今日は何としても祈りが聴きたかった。
切り絵を作ってくれた友達の一番聴きたかった曲でもあった。



選曲もアレンジも素晴らしかったけれど
さて、もし次回があるなら
今度はどう挑むだろう?

スタジオの音の良さを生かして
ファンも参加での生声レコーディングとか
AMIGO!を1日全館貸し切りでイベントとか
何かできたらいいなあ・・・と妄想してみる。

でも同時に
AMIGO!のような公共の施設とかちょっと素敵な場所は
きっとあちこちにあるはずだから
誰か見つけて欲しいなって思う。
新しい街の新しい場所や新しい音
考えるだけでエキサイティングだ。

セットリストは

1.夕陽に泣きたい [w/Mercy]
2.ジオラマ  [w/Mercy]
3.Show Time  [w/Mercy]
4.Night After Night  [w/Mercy]
5.Kiss  [w/Mercy]

6.Once(piano)
7.Dogs
8.Blind Love
9.青空とダイヤモンド
10.Fool On The Build'(piano)

11.光のオルガン [w/Mercy]
12.種の歌 [w/Mercy]
13.吠えろ [w/Mercy]
14.最終電車  [w/Mercy]

E1. 失われた週末 [w/Mercy]
E2.ダイナマイトが百五十屯 [カバー曲  w/Mercy (Main vocal) ]

E3.夏の終わりに (a capella)
E4.祈り

E5.成長

最後に
Kazuさん、素敵なポスターありがとう!
オッシー、心のこもった切り絵ありがとう!
みんな、ありがとう!
心から感謝します。


6/30 小山卓治&MIKIO ROCKS -Only One "More" Night- 町田 The Play House

2012年07月01日 | 小山卓治
初めて米子で小山卓治&MIKIO ROCKSを聴いたのが昨年9月。
あの時も、期待をはるかに越える
熱くエキサイティングなステージを見せてくれたが

今回のOnly One "More" Nightのステージでは
小山卓治との再演の約束を果たした彼らのバンド魂に
100人を越える観客は魅せられた。
大人の音楽を楽しむメンバーひとりひとりの演奏に
しっかり心を預けた小山卓治の顔は
輝きに満ちていた。

〈欲望〉は前奏から痺れた。
昨年の米子からさらにカッコよく
さらにうっとりさせられた。

小山卓治がギターを持たずに歌う
〈1 WEST 72 STREET NY NY 10023〉
それだけでも何だか感極まるものがあって
涙が出そうになった。
彼らとは、もうこれっきりと小山卓治は言い切ったけれど
もう一度聴きたいと心から思った。

そして〈Passing Bell〉
ステージという最高の時間を共有し
酒を酌み交わし
夜が明けて
それぞれが荷物をまとめて
それぞれの街へ帰って行く。
そしてまた明日が始まる。

サックスの宮本美香の魅力にはまいった。
SMILEYとのバトルもさることながら
あの爽やかなお色気と
堂々たる演奏ぶり
本当に楽しませてもらった。


1. 夢の島 (w/MIKIO ROCKS)
2. PARADISE ALLEY (w/MIKIO ROCKS)
3. 欲望 (w/MIKIO ROCKS)
4. 裏窓 (w/MIKIO ROCKS)
5. Soulmate (w/MIKIO ROCKS)

6. 種の歌 (Solo)
7. はるかな故郷(Piano,Solo)
8. Shadow Land (Piano w/Sax by Mika)

9. 1 WEST 72 STREET NY NY 10023 (w/MIKIO ROCKS)
10. ひまわり (w/MIKIO ROCKS)
11. FILM GIRL (w/MIKIO ROCKS)
12. Hustler (w/MIKIO ROCKS)
13. Escape (w/MIKIO ROCKS)
14. 朝まで待てない (w/MIKIO ROCKS)
15. Aspirin (w/MIKIO ROCKS)

E1. 傷だらけの天使(w/MIKIO ROCKS,Sax by SMILEY & Mika)
E2. カーニバル (w/MIKIO ROCKS)

E3. Passing Bell (w/MIKIO ROCKS)

E4. 最初の奇跡 (Solo)

本当に素晴らしい夜でした。
MIKIO POCKSに大きな拍手を!
そして縁の下の力持ちの渡辺末美さんに大きな感謝を!