・13林班で新たなアカエゾマツ小集団が見つかったというお話を頂いたので、とにもかくにも、現地を見せてもらいにいく。今年の生産現場はこの付近ということで、前山方面はかなり奥地まで車で行くことができる。アカエゾ調査隊にはラッキーな話である。それにしても、ほぼ孤立無援(?)と思っていた湿地林の近くから、アカエゾマツの集団が出てくるとは思わなかった。

・今回は測量中にアカエゾマツの集団が発見されたとのことである。この付近は、トドマツ、ミズナラなどが多く、場所によっては更新も良さそうで小径木もそれなりに見られる。もしかすると、27林班のように砂礫質なのかもしれないが、もちろん、この雪の下なのでは今は分からない(普段はササがすごいらしいけど)。少し林道から入ると、なるほどアカエゾマツがぽつぽつと現れる。30-40cmくらいのサイズが多いが、小さいものも、また60cmを超えるような大きいものもある。全体として、優占することはないが、あるところには5-6本が固まって出てくる感じで、測量線上はずっと途切れることがない。

・それにしてもいい天気である(明日は荒れるらしいが・・・)。こうした天気の中で、雪のかぶった針葉樹を見ると、実にカッコいいなあと思う。林業的な実際の”取り扱い”という観点では難しそうな山だが、こうして見て歩く分には楽しい山である。一通り見せてもらったところで車に戻り、13林班の湿地林も見に行く。雪の時期のこの湿地林を見るのは、今回がはじめてである。相変わらず、不思議な雰囲気をかもし出している。

・問題の発見された新集団だが、せっかく道が開いているので、とりあえず遺伝解析用のサンプリングだけはしておくか、という気になってきた。サンプリングさえしてしまえば、後はいつでも分析はできるわけだし・・・。さらに13林班のアカエゾ調査個体の樹高と樹冠長の測定についても、前倒ししてやりたい、ということで後で相談することに・・・。
・帰り道、後100mでゲートというところで、ちょっと”ぼやっ”としているうちに、路肩にタイヤを落としてしまい、いきなりのスタック。焦ってバックしようとしたところで、昨日のモービル講習の残像が頭をよぎる。そう、雪の時には慌ててふかすと深みにはまるので、まずはタイヤの周りの雪を掘るのであった。こんな場面でも有意義なモービル講習!幸い、アルミスコップがあったので、雪をえっちらと掘ってみるが、思っていた以上にはまっている。

・見かけ上は平らなのだが、実は沢に近い部分の林道は下が固まっておらず、いったんタイヤがはまると、後は制御不能のまま突っ込んでいってしまった、というわけだ。などと冷静に分析している場合ではなく、どうにかしないと・・・。ジープは体重が重いので、もはや一人では無理(というか、ますます沢の方に落ちそう)だと判断して、恥も外聞もなく、「どなたか無線を拾える方、応答願います(意訳:誰でもいいから助けてー)」という無線を送る。幸い、スタック時間(?)がよかったのか、近いチームが無線に応答してくれて一安心。

・助っ人3名が到着し、ロープを使って引っ張り挙げてもらい、無事、スタックからの脱出に成功。いやあ、助かりました(というか、ご迷惑をおかけしました!)。幸い、人も車も無事であったが、こんなところでスタックするとは・・・。やはり今年の運勢”平”は伊達ではなかったようで・・・。しかし、林道をなめてはいけませんね。心して運転しないと。皆さんも雪道運転にはお気をつけて。

・今回は測量中にアカエゾマツの集団が発見されたとのことである。この付近は、トドマツ、ミズナラなどが多く、場所によっては更新も良さそうで小径木もそれなりに見られる。もしかすると、27林班のように砂礫質なのかもしれないが、もちろん、この雪の下なのでは今は分からない(普段はササがすごいらしいけど)。少し林道から入ると、なるほどアカエゾマツがぽつぽつと現れる。30-40cmくらいのサイズが多いが、小さいものも、また60cmを超えるような大きいものもある。全体として、優占することはないが、あるところには5-6本が固まって出てくる感じで、測量線上はずっと途切れることがない。

・それにしてもいい天気である(明日は荒れるらしいが・・・)。こうした天気の中で、雪のかぶった針葉樹を見ると、実にカッコいいなあと思う。林業的な実際の”取り扱い”という観点では難しそうな山だが、こうして見て歩く分には楽しい山である。一通り見せてもらったところで車に戻り、13林班の湿地林も見に行く。雪の時期のこの湿地林を見るのは、今回がはじめてである。相変わらず、不思議な雰囲気をかもし出している。

・問題の発見された新集団だが、せっかく道が開いているので、とりあえず遺伝解析用のサンプリングだけはしておくか、という気になってきた。サンプリングさえしてしまえば、後はいつでも分析はできるわけだし・・・。さらに13林班のアカエゾ調査個体の樹高と樹冠長の測定についても、前倒ししてやりたい、ということで後で相談することに・・・。
・帰り道、後100mでゲートというところで、ちょっと”ぼやっ”としているうちに、路肩にタイヤを落としてしまい、いきなりのスタック。焦ってバックしようとしたところで、昨日のモービル講習の残像が頭をよぎる。そう、雪の時には慌ててふかすと深みにはまるので、まずはタイヤの周りの雪を掘るのであった。こんな場面でも有意義なモービル講習!幸い、アルミスコップがあったので、雪をえっちらと掘ってみるが、思っていた以上にはまっている。

・見かけ上は平らなのだが、実は沢に近い部分の林道は下が固まっておらず、いったんタイヤがはまると、後は制御不能のまま突っ込んでいってしまった、というわけだ。などと冷静に分析している場合ではなく、どうにかしないと・・・。ジープは体重が重いので、もはや一人では無理(というか、ますます沢の方に落ちそう)だと判断して、恥も外聞もなく、「どなたか無線を拾える方、応答願います(意訳:誰でもいいから助けてー)」という無線を送る。幸い、スタック時間(?)がよかったのか、近いチームが無線に応答してくれて一安心。

・助っ人3名が到着し、ロープを使って引っ張り挙げてもらい、無事、スタックからの脱出に成功。いやあ、助かりました(というか、ご迷惑をおかけしました!)。幸い、人も車も無事であったが、こんなところでスタックするとは・・・。やはり今年の運勢”平”は伊達ではなかったようで・・・。しかし、林道をなめてはいけませんね。心して運転しないと。皆さんも雪道運転にはお気をつけて。