健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

マグネシウム電池

2014-06-21 08:30:14 | 日記
名刺よりも一回りほど小さなマグネシウムのシートを差し込むと電気が発生する小型電池が開発されたそうです(47 NEWS)。シート1枚でスマートフォン約1日分の充電が可能だそうです。この小型電池は厚さ5ミリ、縦7センチ、横4センチで重さ約15グラム。米企業が開発した薄い炭素素材の電極の間に厚さ0・5ミリ、重さ約2グラムのマグネシウムのシートを入れ、隙間を塩水で満たした構造だそうです。シートを交換すれば、繰り返し使えるとも。スマートフォンの充電は大きな社会問題とも言えるので注目されるでしょうか。あとは価格ですか。
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ポリフェノールがコレステロールの吸収を抑える仕組み

2014-06-20 08:30:34 | 研究
腸管からコレステロールを吸収するタンパク質の吸収特性と、その働きを阻害するポリフェノールが明らかになったそうです(財経新聞)。高コレステロール血症は、動脈硬化をはじめとする様々な疾患を引き起こすため、その予防は多くの先進国にとって重要な課題となっているのは言うまでもありません。しかし、これまで腸管からコレステロールが吸収される仕組みについてはほとんど明らかになっていませんでした。今回の研究では、ヒトの腸管上皮のモデル細胞を用いて、コレステロールを吸収する際の時間依存性や濃度依存的な輸送活性などを解明し、ポリフェノールの一種でリンゴ、玉ねぎ、シソなどに含まれるルテオリンとケルセチンが、コレステロール吸収やコレステロール輸送を阻害することを発見したというもの。高コレステロール血症の予防に繋がると期待されるものだそうです。
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発明百選

2014-06-19 08:30:42 | 日記
公益社団法人発明協会が昨日、産業や経済の発展に大きく貢献した「戦後日本のイノベーション100選」の第1弾として、新幹線やウォークマン、インスタントラーメンなど38件を選んだと発表したそうです(MSN産経ニュース)。インターネットなどのアンケートの得票数で10件を選び、ほかに時期を高度経済成長までと限定し、発明や事業から28件を選定したそうです。

【アンケートで選ばれた10件】内視鏡▽インスタントラーメン▽マンガ・アニメ▽新幹線▽トヨタ生産方式▽ウォークマン▽ウォシュレット▽家庭用ゲーム機・ゲームソフト▽発光ダイオード▽ハイブリッド車

【高度経済成長期までの28件】魚群探知機▽溶接工法ブロック建造方式▽フェライト▽ファスナー▽鉄鋼一貫臨海製鉄所▽自動式電気炊飯器▽トランジスタラジオ▽コシヒカリ▽回転ずし▽公文式教育法▽小型(軽)自動車▽スーパーカブ▽ヤマハ音楽教室▽リンゴ「ふじ」▽人工皮革▽電子式卓上計算機▽自脱型コンバインと田植機▽カラオケ▽自動改札システム▽柔構造建築▽郵便物自動処理装置▽LNGの導入▽クオーツ腕時計▽ブラウン管テレビ▽脱硫・脱硝・集じん装置▽電界放出型電子顕微鏡▽CVCCエンジン▽コンビニエンスストア
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個人向け遺伝子検査サービス

2014-06-18 08:30:59 | 研究
先日、あのソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)が、個人向けの遺伝子検査サービスを7月下旬に始めると発表したという報道がありました(YOMIURI ONLINE)。経営多角化の一環で、健康事業参入の第1弾となるそうです。利用者は自宅に検査キットを取り寄せ、唾液を採取して送り返せば、数週間で生活習慣病やがんのかかりやすさを示した検査結果が届けられるそうです。検査項目数が異なる複数のサービスを用意し、料金は1万円前後~数万円を想定しているとも。さて・・・・・。どうでしょう。
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大腸がん抑える生理物質

2014-06-17 08:30:38 | 研究
大腸がんの患者が増えているというのはよく聞きますね。先日、大腸がんの治療や予防の新しい手がかりになる成果が発見されたと報道がありました(サイエンスポータル)。炎症が起きた時に、大腸組織に浸潤してくる免疫細胞の一種(マスト細胞)が生理活性物質のプロスタグランジンD2(PGD2)をつくり、このPGD2が腸炎の重症化やそれに続く大腸がんの発症を強く抑えることをマウスで発見したというもの。薬の投与でPGD2の働きを刺激すれば、大腸炎の症状が改善されて、大腸がんの発症が抑えられることもマウス実験で確認されたそうです。早く薬が開発されることを期待したいですね。
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DNAメチル化の可視化

2014-06-16 08:30:45 | 研究
生きたマウスの全身の細胞で、DNAのメチル化を可視化することに成功したというニュースが先日報道されていました(日刊工業新聞)。DNAメチル化のin vivoイメージングが可能となったということですね。DNAのメチル化は「エピジェネティクス」の1つで、メチル化の制御異常はがんなどの疾患にも関与することが明らかにされていますが、これまでメチル化の状況は静止z画像でしか捉えることができませんでした。これに限らず、多くの生体現象は、静止画像でしか捉えることができません。そこで、メチル化DNAを認識する遺伝子、MBD1に赤色蛍光たんぱく質を融合した蛍光プローブを作製し、この遺伝子を全身で発現することが知られている遺伝子ROSA26にノックインして、全身がプローブ発現するマウスを開発したというもの。ライブセルイメージング技術を取り入れると可視化できたというのです。このマウスは「メチロー」と名付けられたそうです。
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アルツハイマー病を抑制するたんぱく質

2014-06-15 08:30:45 | 研究
先日、「ILEI」と呼ばれるたんぱく質にアルツハイマー病の発症を抑制する効果があることが発見されたそうです(毎日新聞)。アルツハイマー病患者の脳は、たんぱく質「アミロイドベータ(Aβ)」が蓄積し、記憶障害などを引き起こすとされる。このため、Aβが作られる原因となる酵素の働きを阻害する治療法が研究されていたそうです。しかし、この治療法では皮膚がんの発症など重い副作用が出ることが課題だったそうです。そこで、Aβの生成に関係する複数のたんぱく質を調査し、アルツハイマー病の人は健康な人に比べ、脳内のILEIが半減していることを発見したそうです。また、アルツハイマー病になりやすいよう遺伝子操作したマウスの脳内でILEIの量を強制的に増やし、迷路を走らせて実験したところ、記憶障害をほとんど起こさず、正常なマウスと同じ約60%の正答率となることが判明したというもの。副作用も起きなかったそうです。これまで治療薬を開発する際は副作用が最大の壁だったそうです。副作用のない新たな治療薬の開発につながる研究成果だそうです。
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生活保護世帯が・・・・・

2014-06-14 08:30:28 | 日記
考えさせられるニュースが先日報道されていました。3月の生活保護の受給世帯は過去最多の160万2163世帯となり、前月より3345世帯増え、初めて160万世帯を超えた(朝日新聞DIGITAL)というものです。65歳以上の「高齢者世帯」が2万世帯以上増え、全体の数を押し上げた形だそうです。受給者は前月より4758人多い217万1139人で、こちらも過去最多を更新。受給世帯の内訳をみると、「母子世帯」や「傷病・障害者世帯」、働ける世代を含む「その他世帯」はいずれも前月より減ったそうです。高齢者世帯の増加が目立っており、全体に占める割合でも高齢者世帯が47%を占めているそうです。大きな社会問題ですね。
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遠隔授業

2014-06-13 08:30:31 | 宇宙
最近、テレビ会議システムを利用したリアルタイム双方向会議や授業が様々な分野に導入されています。豊橋創造大学大学院健康科学研究科でも、次年度より一部授業に遠隔授業を導入します。自宅や職場など遠隔地にいながら、大学の講義室で行われている授業に参加できるようになります。学生さんに用意してもらうのは、インターネットに接続する端末(ブラウザが利用可能なもの:PC、タブレット、スマートフォン)とネット回線だけです。ただし、遠隔授業のみで単位の修得はできませんので、何回かは大学に来る必要はあります。でも、通学時間や仕事の関係で入学をあきらめていた方には朗報ですね。詳細は、豊橋創造大学入試広報センターまでお問い合わせください(050-2017-2100)。
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サッカーワールドカップ開幕

2014-06-13 06:54:58 | 日記
サッカーワールドカップブラジル大会が開幕。テレビなどマスコミはこの話題がメインに。開幕戦は開催国ブラジル対クロアチア。ブラジルの多彩な攻撃に対してクロアチアの守備とカウンターの対決。前半早々、クロアチアが持ち前のカウンターからブラジルのオウンゴールで先制。しかし、徐々にブラジルがペースをつかみ、ネイマールのゴールで同点。後半もブラジルがボールを支配。微妙な判定でのPKでネイマールが決めて2点目。その後、クロアチアが猛攻を開始。両チームのあたりも激しく。しかし、後半ロスタイム、ブラジルがカウンターからオスカルの技ありトウキックでダメ押しの3点目。開催国ブラジルが開幕戦を勝利。見ごたえのある試合でした。
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