健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

糖質摂取の目安

2014-03-14 08:30:53 | 研究
先日、世界保健機関(World Health Organization、WHO)が、1日の糖分摂取量を現行推奨量の半分にするべきだとの新指針案を示したそうです(AFPBB NEWS)。肥満や虫歯などの健康問題対策を強化する取り組みとのこと。WHOによると、2002年に発表した指針で定めた「1日の総エネルギー摂取量の10%未満」という糖分摂取量の目安は今後も維持するそうですが、新指針案ではさらに、この摂取量を半減し5%未満とすることを推奨するというもの。これは、平均的なBMI(肥満指数)値の成人で、1日あたりティースプーン6杯に相当するそうです。WHOは、ハチミツ、シロップ、フルーツジュースなどに入っている天然糖の他に、多くの食品や飲料には糖分が添加されていることを指摘し、例として炭酸飲料1缶の中にはティースプーン10杯分に相当する量が含まれていることを挙げています。そして、現代人が摂取する糖分の多くが、通常は『甘い食べ物』と考えられていない加工食品の中に隠れていると警告したそうです。気をつけたいですね。
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