健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

パラボリックフライト

2012-02-21 08:30:57 | 研究
先週(2012年2月17日(金)~2月18日(土))に、パラボリックフライト実験に参加しました。パラボリックフライト実験とは、航空機が放物線飛行した際に発生する短時間の無重量環境を利用した実験です。宇宙飛行士が実際に宇宙に行く前に無重量環境を体験する等の訓練や今回のような実験、そして様々な疑問などに応えるテレビ番組などに利用されています。この実験が可能なのは、日本国内では愛知県営名古屋空港に隣接するダイアモンドエアサービス(DAS http://www.das.co.jp/new_html/index-static.html)です。DASは様々なサービスを提供していますが、その中の1つに微小重力(μG)実験というものがあり、今回の実験はこのサービスを利用したものです。実験に利用できる航空機は2機ありますが、今回利用したのはガルフストリー
ムII(G-II)という航空機で、約20~25秒間の無重量環境が得られます。1日1回のフライトで、1回のフライト中に10回程度の放物線飛行が行われます。回数は、その日
の様々な条件によって変わります。今回は通算2度目の参加で、前回はもう数年前になります。今回参加した実験は大阪大学大学院が主体となって行われたもので、共同研究という形で参加しました。他に、国士舘大学からの参加もありました。
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